2009年04月18日

「蕎麦、そば、ソバ」の楽しき人生

「蕎麦、そば、ソバ」の楽しき人生












永山寛康著

小学館101新書
税込み777円

09年4月6日発行











私たち「石臼の会」ブログからもリンクをはらせていただき、ブログ内記事でも度々ご紹介している永山寛康さんのブログ

いつでもBON VIVANT ボンビバン
「ロマンは蕎麦にあり〜スロウェイジング蕎麦〜」

このブログの昨年12月までの記事の中から抜粋し、再構成したものに加筆修正した本が、この度、気軽に読めるポケットサイズで発刊された。

永山さんと言えば、友蕎子・片倉康雄の最後の直弟子であり、また数々の名店に関わりを持つ、「築地そばアカデミー」の学長を務められていたそば料理の第一人者である。そば料理人として超一流ということは、その経歴でも一目瞭然。うっとりするほどの美しい蕎麦打ち、完成度の高い蕎麦料理は、誰もが認めるところである。そんな人が書いた本は、我々蕎麦打ちを楽しむ者にとって面白くなかろうはずはない。

パラリと目次をめくると…

 第一章   そば料理七変化
 第二章   「抜き」で一杯、種ものの愉しみ
 第三章   蕎麦屋のポリシーは薬味にでる
         ※ここには、永山さんのお汁の割がでてますよっ!
           節の説明も必見!です。
 第四章   蕎麦を食べよう、打ってみよう


掲載の写真がカラーでないことが、私にとっては残念でたまらない。作品と呼びたいようなキリリと美しい料理や、汁の説明に添えられた写真がモノクロでは・・・、情報量が断然ちがうではないかぁ。もったいない。


しかし、しかし、今回私は、別の面からもこの本をお勧めしたい。ひょっとするともしかして…永山さんは蕎麦職人としての修行の傍ら、落語の修行も行ったんじゃないだろうかぁ?と思っていたくらい、永山さんの文章は軽妙洒脱で気が利いている。つまり、この本は濃い内容であるにもかかわらず、軽ぅ〜く楽しく読めてしまい、ところどころで、クフフと笑える。思わず「座布団一枚」と声を掛けたい文章なのだ。

前述べのブログ今年の1月の「蜀山人が食べた蕎麦・白髪のような細切り」記事で、この洒落た文章の謎が少し解けたような気がした。
>私の唯一の趣味は狂歌や黄表紙を読むことと落語を聞くこと。
とあったのだ。噺家の修行はせずとも、楽しい物を随分と読みこんでいたのですねぇ。
ということで、興味のある方はご一読を。

           posted by 笑門来福
タグ: 蕎麦
posted by 会員の投稿から at 13:07| 東京 曇り| Comment(4) | TrackBack(1) | 「脳学」レポート&著作物など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

生粉打ちそば 梧桐(あおぎり)

 4月,茨城県牛久市での単身赴任生活が始まった。
牛久といえば河童で有名であるが,ほかにも,日本初のワイン製造工場だった「牛久シャトー神谷」があり,そこは浅草の「神谷バー」の「電気ブラン」の製造元でもある。

 また,町のはずれには浄土真宗東本願寺が造営した世界最大の「牛久大仏」がそそり立っている。

 さらに,近くの高速道圏央道の阿見東インターチェンジ周辺に,この7月に関東最大のアウトレットモールが開業されるらしい。車の方は東京からでも短時間であり,観光的には魅力的な町である。
 しかし,「ちゃりんこ」を交通手段とする私にとっては,どこへ行くのにも優に小一時間ほどかかる田舎である。毎朝,自然のホーホケキョの声を目覚まし代わりとしているのが,それを裏付けている。

 さて,牛久の紹介はこれくらいにして,江戸ソバリエのO氏から教えられた「生粉打ちそば 梧桐」へ小一時間ほどかかって,ちゃりんこで行ってきた。

牛久シャトー神谷.jpg
牛久大仏梧桐の構え

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posted by たけじん at 22:57| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

桜切り蕎麦に挑戦

この度事務局長をやることになりましたので、恥ずかしながら自分も投稿活動をしようと思いまして・・。
続けばいいのですが。


去年もやったのですが、今年も「桜切り蕎麦」に挑戦しました。

始めて挑戦した去年、その後いろいろ聞いてみると、桜切り蕎麦を打つ人は、桜パウダーというものを使うらしいです。
桜パウダーとは花ではなく葉のエキスで作られたものだそう。
あの味や香りは桜餅と同様葉っぱが持つものなんですね。

    余談ですが、私は桜餅は大好物。葉っぱを残す人がいますが、そんなときは迷わず葉っぱだけでももらって食べます。

さて、ただそのパウダーだけでは色が付かないので、つける場合は食紅などを使う場合もあるらしいです。これは要は気分の問題。色が付いていた方がそれらしいですから。桜を使ってることにウソはないですからね〜。

そこで、今日は以下のようなレシピで再挑戦。

桜切り蕎麦4人前

更科粉・・・・・・・・・・・・280g
小麦粉(カメリア)・・・・70g
桃屋の「桜花漬」・・・花7〜8個分
食紅

桜花漬は軽く水に晒して、水気を拭いて、刻んですり鉢ですっておきました。花の軸も一緒くたです。

更科粉はまず湯ごねしました。
その後小麦粉を加え、粒が大きくなってきたところで擂った桜を投入。水回しの段階では、桜も水分を含んでいるのでかたまってしまいます。練ればその内どうにかなるでしょう。
水回しの最後の段階で食紅を瓶から振り入れ投入(大胆!)。
食紅の量が判らなかったので一振り、二振り、んんん、もう一振りかな。

後はこねこね・・。

で出来上がったのがこれ。

さまりす桜切り2.jpg


で、茹でたらこれ!


さまりす桜ぎり1.jpg


ピンクです。むしろ紫か!
これでは演出もしすぎ。
でも、桜の風味は十分あり、つゆもつけずにいけました。
我ながら美味しかったです。

やっぱり桜は「ほのかさ」に日本的美があるのですね。
ピンクでは情緒というものがありません。

食紅は一振りでよかったです。


・・・写真の貼り方がよく解らない〜。
posted by さまりす at 22:57| 東京 晴れ| Comment(3) | TrackBack(0) | 「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

亀有「吟八亭やざ和」

桜の開花宣言もそろそろか?と思われる宵、誰もが知っている亀有「吟八亭やざ和」に伺った。これまた誰もが知っている柏「竹やぶ」からの流れを感じさせる1階入口を突進し、2階へ駆け上がって石臼の前を通り抜け、店内4つのテーブルと小上がり2卓の混雑状況を素早くチェック。しめしめ、手前のテーブルが一つ空いている。らっき〜っ!とばかりに重い重い木製の戸を、20cmばかりスライドさせて体を滑り込ませニッコリ笑って花番さんに入店を知らせる。席が確保できれば、あとはホッと一息のんびりモードにギアチェンジ。



 
蕎麦前
        まずは、えびす麦酒¥700.-&お通しの蕎麦チップ。直にお燗(鴨鶴¥750-)にすすむと、お通しにコロンコロンと抜き実の入った柔らかめの蕎麦味噌と野沢菜がついた。名物?のめふん(鮭の心臓の塩辛)¥400.-と、鴨の燻製¥1300.-を肴に、ゆったりチビチビとやる。

 吟八亭やざ和お通し.JPGやざ和鴨 日本酒お通し.jpg
  
ビール\700.-と蕎麦チップ  
鴨燻製¥1300 と日本酒のお通し


やざ和 めふん.jpg
   めふん(鮭の心臓)\400.- 
 


       モバQ              モバQ             モバQ

ここらで〆に入るつもりでいる私の心づもりを、あっさりと無視する飲兵衛の連れを、流石ソバリエの連れ?と有難いと思うべきなのか…自制心を乱し誘惑する悪魔ぁ〜っと呪うべきなのかぁ、心が揺れるぅ。
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タグ:蕎麦 亀有
posted by 笑門来福 at 12:21| 東京 不明| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒江戸川・葛飾・江東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

茅場町 長寿庵

しばしば「長寿庵系」という言葉で言い表される日本最大の蕎麦屋ののれん会「長寿庵」の団結力は強い。関東6県を中心に340軒余りある「長寿庵」の4つの流れの中の一つ「十日会」の代表が 茅場町「長寿庵」だ。その辺りの歴史に興味のある方は、社)日本麺類業団体連合会のHPそばの散歩道「にっぽん蕎麦紀行」、長寿庵300年の歴史が詳しい。




 

さて、明治40年創業の木鉢会会員の店 茅場町「長寿庵」は、平成2年、茅場町の駅のすぐ上に9階建ての長寿ビルを建て、地下1階に60席を構えた。四代目店主 吉田博明さんは、江戸そばの老舗を継ぐ若手の頼れる存在で、086月8日に開催された江戸ソバリエシンポジュームでは「江戸蕎麦の 暖簾ひきつぐ 心意気」として座談会にご登板された。その折り「うちは、夜は居酒屋兼蕎麦屋だよぉ」「旨い肴をたくさん用意しているから、是非来て下さいよ」と気さくで豪快に話されていたのが印象的であった。続きを読む
posted by 笑門来福 at 16:00| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒千代田・中央・港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

季刊 新そば No.133

季刊新そば.jpg蕎麦屋で手に入る小冊子北白川書房の季刊「新そば」No.133に、江戸ソバリエ認定委員ほしひかるさんのミレー「種を播く人」(そばをまくちち…とルビあり)という文章が掲載されていた。農夫画家ミレーの名画に着想を得て、あれこれ思いめぐらした蕎麦好きの文章だ。もとよりこの小冊子は、隅から隅まで蕎麦好きの関連記事でぎっしりと埋まっており、蕎麦屋へ行っては意識せず手に取り「日本全国つつうらうら、同じような蕎麦好きがいるんだなぁ〜」とムフフと笑ってしまい、蕎麦写真を見て涎が…なものであぁ〜る。創刊1960年ですから、いつの間にやら知らず知らず皆さん読んでいると思います。

事務局北白川書房によれば「東西の有名そば老舗店の会「新そば会」。季刊誌「新そば」は、「新そば会」によって発行され、全国のそば通から絶大な支持を受ける
そばの文化誌です。だそうで。道理で毎号、江戸ソバリエゆかりのお店や文章が載ってるわけですわねぇ。 

目   ちなみにNo.133のもくじ  

 世界最高所の蕎麦  …  三浦雄一郎
 フランス人とおそばの美  …  フランス・ドルヌ
 ちょっとおそばにシリーズ(94)  …  児玉清
 そば通になりそこねた話  …  木田元
 一筆にかける重さ  …  松任谷正隆
 そばはおいしい  …  有吉玉青
 ミレー「種を播く人」  … ぴかぴか(新しい)ほしひかるぴかぴか(新しい)
 シリーズ・橋33  …  作美善男
 父の年越しそば   …  林英哲
 ぼくの藪そば物語 …  稲葉八朗
 そばの旅兵庫・出石の皿そば  …  種村桂介
 拝啓ご麺
posted by 笑門来福 at 11:18| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 「脳学」レポート&著作物など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月15日

第22回八王子そば打ち会の結果報告

CIMG0531a.jpgCIMG0525a.jpgCIMG0558a.jpg







11名の参加を得て、台風並みの暴風雨の中、遅刻者はあったものの参加予定者は全員到着、「第22回八王子そば打ち会」を開催することができました。

今回のテーマは「温そば」、結論は「いかに玉子が固まろうとも温そばは熱いに限る」でした。

ルシック対策で1Kを打つ方もいらっしゃり、江戸ソバリエ第6期の高瀬礼文賞受賞者のIさんも見学参加といいながら、見事に1Kを打たれ(なんと全麺協3段、お車でお越しのため飲酒不可、次回は是非電車でお越しください)、大いに盛り上がりました。
CIMG0601a.jpg
帰る頃には暴風雨も収まり、富士山も顔を覗かせていました。

1 開催日 3月14日(土)

2 時 間 12時00分〜そば打ち 
       14時30分〜17時半ころまで 懇親会
3 場 所 高尾の里「手打ちそば道場」

4 参加者 会員10人+会員予定1人 計11人

5 酒の提供

@ビール
  アサヒスーパードライ350ml×6本
  サンクトガーレン スィートバニラスタウト330mlx1本
  サンクトガーレン ブラウンポーター330mlx1本  

A日本酒(四号瓶)
  吉田蔵(石川県、純米)
  鏡山(埼玉県、純米)
  作州(岡山県、純米)
  北秋田(秋田県、大吟醸)
  澤乃井大辛口(東京都、本醸造、青梅マラソン5295記念)
  雑賀蔵心(和歌山県、純米大吟醸)飲み残し

B焼酎
  赤土(茨城県、常陸秋蕎麦使用)飲み残し

Cソフトドリンク
  買い忘れました。申し訳ありませんでした。

6 肴の提供
  筑前煮、ダッタン蕎麦クッキー、ダッタン蕎麦、山椒の伽羅ぶき、ボンレスハム、いかすみたくあん、〆鯖、鴨ロースの燻製、岡くらげ、イチゴ、あたりめ、ピーナッツ、カシューナッツ他
posted by highland at 17:37| 東京 晴れ| Comment(3) | TrackBack(0) | 「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月10日

第18回調布そば打ち会の結果報告


 2月8日()
調布市文化会館たづくり(10階調理室)において,今年最初の調布でのそば打ち会「第18回調布そば打ち会」を開催しました。

 
今回は,前回と異なり参加者が低迷し,一度は中止しようかなぁと思っていましたが,最終的に会員8人と会員の友人2人の計10人の参加があり,ようやく開催することができました。参加者の皆さん,有難うございました。

 
今回は,いつものようにそば打ちと肴の調理でしたが,調理には三人が別々のそば掻きを作っていただき,いつもとは違った懇親・試食会になりました。

 
1 そば打ち平成21.2.8 18回調布そば打ち会 024.jpg
 
皆さん,いつものように,黙々とそば打ちに専念しておりました。この会場等で,何回となくそば打ちの修行を行ってきたせいか,皆さん,水回し,練り・括り,延し,たたみ,切りの一連の手順を淡々と行っておりました。また,ベテランのOさんに疑問点を質問する方もおり,この会も素人集団から中堅の打ち手集団になってきたようです。

 
2 懇親・試食会
 
今回は,Y副会長の発声により,懇親会が始まりました。いつものように,ビールで乾杯した後,まずは,手作りの「そば掻き」を賞味しました。その後は,皆で持ち寄った日本酒と手作りの肴を食べながら,皆さん,それぞれの今年の予定等を語るなどして,懇親を深めました。 

○ 酒等の提供
平成21.2.8 18回調布そば打ち会 021.jpg 
乾杯用ビールにビルキリン一番絞り350ml×6本,日本酒は,渓流どむろく(長野県),滓引(おりひき)(青森県),逢莱新酒一番にごり(岐阜県),自然酒五人娘(千葉県),ほかに烏龍茶,日本茶 が提供されました。

 
平成21.2.8 18回調布そば打ち会 017.jpg○ 肴の提供
 
切干大根サラダ,イカの明太子和え,自家製色とりどりの燻製,海苔の佃煮,ねぎのバター炒め,しめじのバター炒め,自家製にわとりの燻製など 




○ そば掻き

@ レンコンそば掻き
CIMG3103.jpg 
レンコンの食感はそれほどありませんでしたが,新鮮味がありました。(M子さん手製)



    


A 打ち粉のそば掻き平成21.2.8 18回調布そば打ち会 014.jpg
 
打ち粉のそば掻きです。フライパンで必至に掻いている姿か印象的でした。非常にやわらかいそば掻きでした。(M男さん手製)





B
    
自家製粉粗引きそば掻き
 
緑色の丸抜きをすりこぎとミールでつぶした粉のそば掻きです。甘皮部分などが残っていて,よい食感でした,(Oさん手製)

(・・・残念ながら,写真を撮るのを忘れました。)

 いずれも,それぞれ一緒懸命に作っていただいて,最高に美味しいそば掻きでした

※ 有難うございました。
 
今回の報告で,私(たけじん)による「そば打ち会の結果報告」は終了とさせていただきます。
 次回からは,新たな方が,新たな視点で,この「そば打ち会報告」を継続していただくことを願っております。

つたない文章ではありましたが,これまで,ご覧いただいて有難うございました。

以上

posted by たけじん at 23:45| 東京 晴れ| Comment(4) | TrackBack(0) | 「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手軽に楽しむ乾麺

頂き物乾麺のセット
乾麺の蕎麦セットを頂いた。自分ではなかなか買う機会がなかったが、乾麺を手にしたら、やってみたい実験があったことを思い出す。大好きなブログ「ロマンは蕎麦にあり 永山寛康」で「そばを食べよう,打ってみよう」第10回/乾麺で気軽にそばを楽しもう という記事で読んだものだ。


 

この記事の調理法は、東京12チャンネル「レディース4」で「築地田村」の三代目田村隆さんに、美味しい蕎麦屋ということで永山寛康さんが紹介され、手軽に楽しめる蕎麦として番組中でも実演した昔から知っている人は知っている(当たり前?)調理法らしい。 

理屈としては……
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posted by 笑門来福 at 06:58| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 「雑記帳」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

「萱草庵へ押しかける会」の結果報告

 我が石臼の会々員Mさんが,昨年12月に西立川に「手打ち蕎麦 萱平成21.1.24 萱草庵へ押しかける会 プログ用 024.jpg平成21.1.24 萱草庵へ押しかける会 プログ用 002.jpg草庵」を開店されたと聞き及び,1月24日(),会員11人で同店に押しかけ,お祝いを兼ねた飲み会を実施した。
 午前11時半,JR青梅線西立川駅に集合,店主から,お昼の部は我々のために貸切りにする旨伝えられていたのに,既にお客さん二人がテーブルについていた。
 何でも,ここで食べた天ぷらが美味しかったので,再び訪れたということらしく,平成21.1.24 萱草庵へ押しかける会 プログ用 001.jpg優しい店主は断りきれず,入店を許したようである。


 12時ころから2時間の予定であったが,日本酒も肴も大変美味しく,話も弾み,ついつい1時間も超過し,午後3時過ぎに辞去した。

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posted by たけじん at 17:57| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒清瀬・東村山・東大和・立川市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

王子「無識庵 越後屋」

越後屋店構え

1
15日(木)19時、節目の150回目を迎えた“蕎麦屋で落語”「越後屋寄席」に行って来た。それはそれは賑やかで楽しいお正月特別バージョン。いつもの柳家さん生、柳家甚語楼、柳家わさびに加え、お蕎麦の時間を挟んでゲストに松旭斎すみえ、仲八郎も出演し、恒例のじゃんけん大会で豪華?賞品もゲットできるのに、木戸銭はいつもの通りの2500円。年の初めの初笑いを大いに楽しんで、今年も春から縁起がいいわい。百年に一度の大不況も笑って吹きとばせぇぃっ!という気分に。

 
 落語
   
柳家わさび
■つる
wikipediaによれば元は「絵根間」という古典落語の最後の部分だったそうで、若手落語家の前座噺として扱われることの多い短い噺らしい。続きを読む
posted by 笑門来福 at 11:13| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒荒川・足立・北区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

「寺方蕎麦 長浦」がアドマチに

蕎麦関連番組のご紹介。

平成21
221日(土)21時〜21時54分、東京12チャンネル「アドマチック天国」698回 東向島特集で、「寺方蕎麦 長浦」が取り上げられた。
 


御存じの通り、「長浦」はいわゆる“町方”の蕎麦とは違う、“寺方”を標榜している。禅林で麺類が開発される点心料理を現代流にアレンジして御賞味頂きます。日本人の食卓の原点 と。 単品メニューに加えて、饅頭、麺、菜、菓子、抹茶からなる室町期の点心を現代風にアレンジし、うどんは、室町期に食べられていた、葛を打ち込んだ葛粉麺、日本で1店長浦だけの1 とも。
 


私はこの汁作りの紹介というふれこみに期待し注目していた。番組では何分間の時間を割いてくれているのだろう?辛汁の紹介だろうか?うぅ〜〜ん、多分、何と言っても代表的な品書きの一つ「妙興寺そば」の味噌ダレの紹介ではないかと、そうだといいなぁ〜と、期待が膨らみワクワクどきどき、TVの前で今か今かと待ち構えていたら…ほんの1〜2分で終わってしまった。
 

寺方蕎麦という説明と。出汁をとる大鍋に、大豆と昆布の映像がちらりと映り…おしまい。 東向島で8位とのことですぅ。うぅ〜がっくり。



 かわいい参考かわいい
妙興寺そば”は、細切りダイコンと透明感がありコシのある麺を和えた、尾張一宮にある妙興寺で食べられていた幻の味を再現したものだ。海苔と胡麻がたっぷ入り、味噌タレを加えた汁でいただく。薬味に葱、おろし大根、生姜。大根でさっぱりとするせいか、食欲のない時でもぺろり頂けるが、紅い塗り鉢で供される麺は、ちょっと見た目以上の量がある。


 

「長浦」の女将は、過去に我々江戸ソバリエのシンポジウムにご登板され、ご主人はこの2月に始まる江戸ソバリエ ルシック講座の講師。
そしてその筋の方々?にも有名なのが、蕎麦に纏わるあれこれの膨大な研究&資料だ。極々一部が、 「つるつる文献集」としてHPに紹介されている。 


タグ:蕎麦 テレビ
posted by 笑門来福 at 11:13| 東京 雨| Comment(4) | TrackBack(0) | 「耳学」いろいろと薀蓄を・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

第1回八王子そば試食会の結果報告


 今年最初の石臼の会例会は,1月17(),八王子の「高尾の里手打ち蕎麦道場」において,江戸ソバリエ認定委員で当会の顧問であるHHさんの紹介で,蕎麦の香気成分分析を研究されている日本獣医生命科学大学のO先生も飛び入りで参加され,総勢18人で「第1回八王子そば試食会」を開催しました。
 試食用のそば粉は,石臼の会のブログをご覧になられていた福島県南会津のSHさんから提供いただいた在来種のそぱ粉とM先生が選んでいただいた「キタワセ」の粉でした。

 
1 蕎麦打ちの見学
 まずは,M先生のそば打ちを見学しました。立て板に水のような説明とともに,華麗な腕裁きを見学している参加者は,物も言わず,その方法を会得しようと真剣に作業を注目していました。

 福島在来種とキタワセとともに,二八で750グラムが打たれました。福島在来種の方が,若干加水量が必要だったようです。
平成21.1.17 第一回八王子試食会 031.jpg 平成21.1.17 第一回八王子試食会 014.jpg


2 そば粉の検証・試食
 そば粉は,先に打っていただいた福島在来種とキタワセのほかに,三種類の国内産のそば粉もあり,それぞれサンプル1〜5として,品種は分からないようにしています。アンケートの対象は,サンプル1とサンプル2で,それぞれの粉の感触,香り,色などを確認した後,アンケートに記入します。その後,M先生が打っていただいた二種類のそばを試食し,アンケートに記入します。いざアンケートに記入しようとしても,比較するとそれぞれに異なっていることは分かりますが,その表現が難しく感じました。また,試食したそぱの味は,私としては甲乙つけ難く,いずれも美味しいそばでありました。(これでは,調査にならないかも・・・)(アンケートの結果は,後日公表されるかも知れません。)
 平成21.1.17 第一回八王子試食会 027.jpg 平成21.1.17 第一回八王子試食会 012.jpg 

3 懇親会
 アンケート調査も終了し,懇親会に突入ですが,今回も日本酒が四号平成21.1.17 第一回八王子試食会 004.jpg7本,一升1本,ビール四種類,焼酎四号1本と大量でしたが,日本酒はすべて飲み干しましたが,焼酎までには辿り着きませんでした。(次回まで,冷蔵庫入りです。)
 また,肴も盛りだくさんでしたが,今回は,初参加のあんころりんさんが,有名な和菓子屋の甘いモノを携えていただき,美味しくいただきました。
 石臼の会の例会では,蕎麦に関する知識やそば打ちの技術を学べ,色々なそばを食すことができ,日本酒も全国各地のものを飲め,いろいろな肴に舌鼓を打ち,さらには甘いモノをも食べられ,参加者の話題も豊富で,非の打ちどころがない会と自我自讃したい気持ちです。これも,ひとえに参加される方々の協力や献身があっての賜物だと思います。
 今後とも,皆で石臼の会を盛り上げましよう。

○ お酒の提供
 乾杯用ビール(プレミアム500ml6),「いづみ橋」(神奈川県),「花の舞い」(一升)(静岡県),「朝しぼり」(長野県),「渓流」(長野県)平成21.1.17 第一回八王子試食会 008.jpg「吉祥吉田」(新潟県),「生一本 浦霞」(宮城県),「西之門」(長野県),そぱ焼酎「吉兆雲海」,「山車」(料理酒)(岐阜県)ビール「エ ディアブロ バレリー ワイン」,「インペリアル チョコレート スタウト」,「オレンジ チョコレート スタウト」,「ヴァイツェン」,「ゴールデンエール」
○ 肴の提供等
 
うかいの「くみあげ豆腐」(小2個),湯葉の炒めもの,豚白菜鍋,焼き豚・大葉添え,牛タンのペッパーサラダ,イカのいろり焼き,十割キタワセそば,タコわさび,茹でピーナッツ,かまぼこ。厚焼き玉子,イカのマリネ,大根の漬物,ナッツ,デザートとして,長野産りんご,虎屋の羊羹「祝牛」,うさぎ屋のドラ焼き,喜作の最中,尾張屋の「そば板」,イチゴ
 以上

  
   
posted by たけじん at 19:26| 東京 曇り| Comment(6) | TrackBack(0) | 「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

松江「ふる川」

ご近所に住む江戸ソバリエ仲間に、「なかなか良い店ですよ。」とお教えいただいたのがきっかけで場所を調べるうちに、あちこちに掲載されている蕎麦の写真を見て「美味しそうだなぁ〜」と伺う機会を狙っていた。上手な写真に写った蕎麦ならば、喉ごしや粉の様子が、ある程度は想像できる。

 
そして「ふる川」のブログ蕎麦屋の戯言を見つけ時々読むようになると、ご主人のホンワリと温かなお人柄が滲み出る文章が魅力的で、これは是が非とも今年中に伺わねばと。続きを読む
タグ:蕎麦
posted by 笑門来福 at 23:04| 東京 晴れ| Comment(4) | TrackBack(0) | ⇒江戸川・葛飾・江東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

第17回調布そば打ち会の結果報告

 12月23日(火・祝日),調布市文化会館たづくり(10階調理室)において,これまでで最高の20人の参加による今年最後の例会「第17回調布そば打ち会」を開催しました。

 1 そば打ち
 
今回は,そば打ちに専念しすぎて,皆さんのそば打ちの風景や打ったそばを写真に収めることが出来ませんでした。が,皆さん,北海道の粉や持ち込んだ山形の粉などをそれぞれ思い思いに打たれて,満足気でした。
 なお,私の方は,当初水回しが美味く行ったつもりでしたが,結局水の量が少なかったようで,祖谷そばを意識したわけではないのですが,少々太めになってしまいました。今回も,水の量に問題あり,不満足な結果でした。

 
2 懇親会・試食会
 いつもは,会長のあいさつの後乾杯・懇親会に突入ですが,今回は乾杯ビールの後,特別ゲストのMさんから,民謡「祖谷の粉ひき唄」を披露していただきました。
 Mさんは,50年近く民謡を謡っておられるそうで,会場は知らず知らずのうちに手拍子が響き,その心に響く美声とこぶしに酔いしれました。この「祖谷の粉ひき唄」の歌詞は,次のとおりですが,地方によって若干内容が異なるそうです。

 祖谷のかずら橋ゃ 蜘蛛の巣()の如く平成20.12.23 17回調布そば打ち会 003.jpg
 
風も吹かんのに ゆらゆらと
 
吹かんのに 吹かんのに 風も      
 風も吹かんのに ゆらゆらと 

 祖
谷のかずら橋ゃ ゆらゆらゆれど
 主(ぬし)と手を引きゃ こわくない
 手を引きゃ 手を引きゃ 主(ぬし)
 主(ぬし)と手を引きゃ こわくない平成20.12.23 17回調布そば打ち会 013.jpg 
 
 粉引け粉引けと ひかせておいて
 粗(あら)い細(こま)いと なしょたてる
 細(こま)いの 細(こま)いの 粗(あら)
 粗(あら)い 細(こま)いと なしょたてる 
 
 粉ひき婆さん お年はいくつ
 わたしゃひき木と 同(おな)い年平成20.12.23 17回調布そば打ち会 007.jpg
 ひき木と ひき木と わたしゃ
 
わたしゃ ひき木と 同(おな)い年 

 この民謡は,徳島県祖谷地方に伝わる粉引き唄で,のびやかだが物悲しい曲で,同地方の女性達が,夜なべ仕事で粉をひくとき,眠さを紛らわせる為に唄った唄だそうです。
 Mさんは,この唄に出会って,石臼を挽くスピードが分かったそうです。

  さて,今回は,持ち込まれた酒も乾杯用ビール,日本酒四号瓶8本,一升瓶1本,焼酎四号瓶1本と今までにない量で,持ち帰り必至と思われていましたが,すべて飲み干しました。
 やはり,石臼の会の参加者は酒豪揃いでありました。
 
 
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酒の提供
 アサヒスーパードライ500ml(6本),どぶろく「平井城の隠し酒」(群馬県),にごり酒「渓流 どむろく」(長野県),「獺祭」(山口県),「瀧自慢」(三重県),大吟醸「名城」(兵庫県),「美寿寿」(長野県),「白鹿しぼりたて」(兵庫県),「浦霞」(宮城県)以上四号瓶,一升瓶「浦霞」(宮城県),焼酎「豊後高田 六郷」(大分県)

A 肴の提供
 大根のサラダ,ちりめん山椒・えび花山椒,漬物三種,いぶりがっこ,生ハム蕎麦の芽そえ,うに椎茸,刺身盛合わせ,白菜の塩もみ漬け,焼豚,ごぼう天,はんぺん,鴨ロースト,おみ漬けの賄いそば,皆の端っこの揚げそばでした。
 腕によりをかけて皆で作った肴も色とりどり,皆で打ったそばも色とりどり,いずれもすばらしい味でした。特に,Mさんのおみ漬けの賄いそばは,塩味が効いていて好評でした。

 今回も,楽しいそば打ち会でした。来年もよろしく,お願いいたします。
以上

posted by たけじん at 19:56| 東京 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする