2019年07月30日

2019 深大寺献蕎麦式

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今年の開催は2019年7月19 日。平日の金曜日で、更に深大寺鬼燈市が先 週すでに終わっていることもあり、ひっそりとした雰囲気の文字通り古刹深大寺の佇まいであった。





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11:00 当日早朝に発生した京王線の変電所火災の影響で交通機関に遅れが発生したが、皆さん遅れを配慮し早めの出宅などで無事11時までに庫裡に集合、打ち場を設営し直ちに蕎麦打ちに取り掛かった。





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11:20 蕎麦打ちスタート今年の蕎麦は、鹿児島県産の志布志夏そばとタスマニ ア産秋新そばの2種類で、 鹿児島県産の志布志夏そばは「深大寺蕎麦打ち倶楽部」が、タスマニア産秋新そばを我々が担当した。我々の 打ち手は N 氏、S 氏、K 氏 (初参加) の男性3名で、1kgに200gの割を加えた外二を、そば守観音様への お供え用と献蕎麦用を含め 3発打つこと。

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ひやかけ用細麺(厚さ 1.2mm×切り 幅 1.2mm)とのことで、3名が同じような厚さに揃えるように、延し幅と長さを相談しながら丁寧に延しと切りを進めた。




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当日の天候は曇りだったが湿度が高く蒸し暑く、打っている蕎麦に汗が落ちないように、タオルで拭いつつ打った。

苦労の甲斐もあり、お客様に大変好評だったとのこと。







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12:10 打ち上げ

昼食に用意頂いた、おにぎりときゅうりの浅漬け、冷たいそば茶を いただき一息ついた。




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13:00 献蕎麦式の打合せ

林田堯瞬師と献蕎麦式の打合せを行った。初めて参加するメンバー もいたので念入りに説明して頂き動線や作法など確認した。




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14:00 全員身支度を整えて「ホットひと息」

献蕎麦式の作法などについて江戸ソバリエ協会ほしひかるさんと歓談

14:40「そば守観音」への献俱お練りへ出発する庫裡前で整列





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14:45 献俱お練りの様子    14:50 そば守観音様の前でご焼香



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15:00 本堂での献蕎麦式     15:10 ご住職の講話

ご住職から、今年の「夏そばを味わう会」は9回目で「九:ここのつ」は最高の数で半端な数ではないこと、今年のタスマニア産蕎 麦と鹿児島県志布志産蕎麦に関連するエピソード、江戸ソバリエの 打った蕎麦は延命の蕎麦など楽しく講話頂いた。




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15:45 庫裡の釜場で釜前や盛り付けをしている様子

門前さんの若旦那の蕎麦の盛り付けの素早さと正確さ、無駄のない 動きに一同驚いた。やはり、本職は違うと感心した。




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18:00 門前さんで恒例の「反省会兼打ち上げ」

各会(深大寺一味会、深大寺蕎麦打ち倶楽部)メンバー、深大寺担当 僧侶(林田堯瞬師、新人僧侶)、ほしひかるさん、ご住職の奥様たち が参加、親睦を深めることができた。

今日1日、稀な催しに参加させて頂き、これまでの各会との連携とお互いに切磋琢磨する仲間の歴史を感じた。私もその繋がりへ参 加させて頂き、改めて深大寺と蕎麦、石臼の会とご縁を繋げてきて良かったと感じた。

来年は記念すべき 10 回目に当たります。来年も是非参加させて頂き、他会の諸先輩方とより深く親睦を深めたいと思います。




今回は「石臼の会」の筆頭世話人である T 氏が腰痛 で欠席されたことをご報告いたします。関係者の方々へ欠席のお話 をすると深大寺担当僧侶の林田堯瞬師を始め多くの方々から、お会 いできず残念ですとのお話とお見舞いのお言葉を頂きました。

早く ご回復されることをご祈念いたします。



〜 藤幸〜


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2019年07月29日

第9回深大寺夏そばを味わう集い

令和元年7月19日 石臼の会による献蕎麦式の後、2階で深大寺夏蕎麦を味わう会が開催されました。

それぞれのテーブルごとに和やかな雰囲気で会食が始まります。

メニューは写真の通り。

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今年は、深大寺そばが江戸東京野菜に認定されたとのことで、江戸野菜をふんだんに使ったメニューが並びます。

江戸ソバリエ仲間の高田さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)の協力のもと、素材の良さを生かした献立です。特に江戸かぼちゃをいれた釜焼き卵がふんわりしていてとてもおいしく人気がありました。


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さて、毎年この催事のそば打ちは、我らが石臼の会メンバーと深大寺そば打ち倶楽部のメンバーが担当しています。今年は志布志のもり蕎麦を深大寺そば打ち倶楽部の方が打ち、石臼の会はタスマニア産蕎麦のひやかけを担当しました。

ひやかけには、江戸東京野菜を乗せていただきます。どちらもとても美しく打たれていて大変美味しく、感激しました。いつかは私もこの催事で蕎麦を打てる様に腕を上げたいという野望がありますが、それは遠い夢の様です。。。



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江戸東京野菜を乗せて

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ご住職のお話は軽妙で面白くいつものように笑い声が絶えません。調布にゆかりがある方々のお話や出し物も楽しみ、会はあっという間におひらきになりました。


今年は前日に届いたという志布志のそば粉をお土産にいただきました。深大寺様が用意してくださったそばがきの作り方が添えられており、こころのこもったプレゼントに感謝しつつそれぞれ家路につきました。


(J)


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2018年07月29日

2018深大寺『夏そばを味わう集い』… 蕎麦打ち&献蕎麦式


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毎年暑い時期の開催だが、今年は特に暑い。

そして例年は土曜日だが今年は金曜日、境内で開催している「鬼灯市」も平日だからなのか、連日の暑さの所為なのか、イマイチ盛り上がっていない。








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我々は11時に庫裡に集合、打ち場を設営し直ちに蕎麦打ちに取り掛かった。


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我々の担当は、鹿児島県志布志市産の蕎麦粉1Kgに200gの割を加えた外二を4発と献蕎麦用の蕎麦を600g打つこと。




12時過ぎには打ち上げ、「深大寺蕎麦打ち倶楽部」にバトンタッチ。彼らは、深大寺産の昨年秋の「名残りそば」と今年の「夏新」の2種。


14時から献蕎麦式の打ち合わせ。献蕎麦式出演の3名と共に本堂での動線や細かい作業などを確認した。今年は林田堯瞬師が所用で欠席され、張堂芳俊師(張堂住職の御次男)がご担当であった。


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14時半、『そば守観音』への献倶お練りが客殿玄関を出発した。表参道起点にあるバス停横に立つ『そば守観音』に蕎麦1把をお供えし、参列者の焼香を終え寺内客殿に戻る。


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引き続き本堂での『献蕎麦式』だ。

今年の出演はM女史、T女史、C氏だ。過日この会への参加を募った際、いの一番に手を挙げて頂いた3氏にお願いした次第。


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この時、張堂住職も欠席されていたことを知った。連日の暑さの所為か、○○の攪乱とかでご静養との事であった。

そうかそれで馴れない芳俊師に大役が回って来ていたのだ。

打合せの時は、「あれは如何するんだ、これは如何するんだ、あぁ忘れそう、、、」等と言っていた3氏も本番では、粛々と作業をこなし何事も無くやって退けた。流石!!

この後は、庫裡の釜場で釜前や盛り付けの手伝いをして、我々は無罪放免となった。


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18時過ぎには『門前』に集まった今日のスタッフと恒例の「反省会兼打ち上げ」で各会(深大寺一味会、深大寺蕎麦打ち倶楽部)のメンバーや深大寺の担当僧侶(張堂芳俊師、田中昌道師)、ご住職奥様たちと歓談、懇親を深めた1日であった。

また、蕎麦粉をご提供いただいた志布志市役所から参加された、2人のお嬢さん(企画政策課地方創生推進室の曲瀬川智恵係長と橋本悠主事)も最後までお付き合い頂いた。


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by:(玄)



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2018年07月27日

2018深大寺「夏蕎麦を味わう集い」


深大寺の夏蕎麦を楽しむ会は、本堂での石臼の会メンバーによる献蕎麦式が終わってから、2階 客殿で始まりました。


最初に深大寺住職のご子息が代理で開会の挨拶をされた後、志布志からの夏新、深大寺の夏新と昨年の秋蕎麦の三種を楽しみました。


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おしながきにあるとおり、深大寺蕎麦は、二種もりのざるそばで、志布志の夏新はぶっかけで出されましたが、それぞれ美味しくいただきました。
















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料理の途中には、江戸ソバリエ協会のほしさんの挨拶や、深大寺に関係のある調布市副市長、消防署長、警察署長、神代植物公園の方や、志布志からの観光振興担当の女性、お二人も挨拶され、深大寺と志布志の夏新の話などをされました。


皆さんのお話を聞いていると、深大寺が大きな広がりの中心にあること、この会が多くの方々の協力でなりたっていることを実感しました。


美味しいお蕎麦のほかにも美味しい料理やお酒もあり、楽しいひとときでした。


〜 ながはた 〜

 前菜 夏蕎麦2種盛り 甘味の写真は、
14期ソバリエ高野美子さんにご提供いただきました。
有難うございます。






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2018年01月01日

第31回「深大寺そばを味わう集い」

新年、明けましておめでとうございます。
遅くなりましたが、参加者の責任を果たすべく、ご報告いたします。
IMG_20171224_105306_resized_20180101_041936319.jpg12日(火)にI氏より電話を頂き、みんな用事があっていけない、あなたはどうか、と聞かれ、特に用事がない、と答え、急遽参加することになります。この集い、いつもはウイークデーなことが多く、土日だった時に何度か出席した記憶があります。11時の受付開始から逆算して家を出ますが、予想以上に早く到着、お参りをして、
IMG_20171224_105345_resized_20180101_041934873.jpg蕎麦打ち場を見て、偶然すれ違った手配の確認をされていた門前さんのA氏にご挨拶をして、受付開始の11時前に入場、3番の札をもらい、記帳をして、1Fのホールで待機します。IMG_20171224_110745_resized_20180101_041934516.jpg手渡されたしおりには本日のそばの出所由来、そして、おしながきには、一献として新酒「浮岳」、漬物は野沢菜、先付は蕎麦寿司・鰯のゴマ漬・玉子焼き・ふろふき大根、新そばとし深大寺一味会産のせいろ、佐野市仙波産のけんちんそば、長野木島平産のそば汁粉、お土産として十二支土鈴、年越しそばとあります。11時半前に本堂に案内され、待つことしばし、先導の鳴らすお鈴に続き8名の僧侶、住職、紙にくるまれ熨斗を掛け三宝に載せたそばを頂く一味会の2名の方が続いて入場。声明、読経に続き、献そば式が始まります。夏そばの時とやり方を変えたのか、仏前でそばを切る所作は省略されています。夏そばの献そば式ももう3年は出ていないので同じように変わっているのかもしれません。
IMG_20171224_113217_resized_20180101_041935784.jpg式が終わり、住職のお話、今年はやはり白鳳仏が国宝に指定されたのが一番のニュース、今だから話せるオフレコ話で笑わせて頂きます。
IMG_20171224_115101_resized_20180101_041934695.jpgお焼香をし、蓮の華を模した国宝指定のお札を頂き、2階の座敷に移動、受付でもらった3番のテーブルの指定された席に座ります。このテーブルは江戸ソバリエ協会に割り当てられた席のようで、理事長のH氏を囲むように江戸ソバリエ5人が同席します。斜め中央が市長らが座るビップ席ですから準ビップ対応です。
IMG_20171224_115341_resized_20180101_041935454.jpgテーブルには既にお盆の上に、先付、漬物、蕎麦猪口、薬味が配膳済みで、中央には一味会謹製の「浮岳」4合瓶と徳利が1つ置いてあります。その徳利には既に酒が満たされており、1人1合近くはあるようです。12時となり、副住職の司会で会がスタートします。お酒を注ぎ始めて6名のうち1名は下戸であることが分かり、配分が増えます。漬物には野沢菜以外にたくわんがあり、どなたかが持参されたものが追加されています。つまみ、蕎麦前を頂くうちに、今回の深大寺一味以外のそばとして参加されている栃木県出流の「さとや」さんと「いずるや」さんが紹介され、ご挨拶をされます。我々が昨年秋の栃木蕎麦紀行でお邪魔したり「さとや」さんは、今年の一味会の研修で立ち寄られたお店だそうで、出流山満願寺への参拝の後に寄られたようで、ご縁があります。先付に書かれていたふろふき大根は深大寺地場産のもので、熱々のものが別皿で出されます。
IMG_20171224_121627_resized_20180101_041936126.jpg先付、ふろふき大根を食べ終えたタイミングで、深大寺一味会が育てたそばがせいろで出されます。今年は天候不順でしたが、皆さんに出せる量は確保出来た、とのことで有難いことです。
IMG_20171224_121854_resized_20180101_041935972.jpg続いてのご挨拶は江戸ソバリエ協会の理事長H氏でさとやさんの「白そば」の由来のお話、続いて江戸ソバリエにして調布在住のお茶の先生Uさんがご挨拶、何故だか「しまだや」さんの女性が続き、次が市長です。このタイミングで出てきたのがおしながきにないぶっかけそば。続いてのご挨拶は天台宗総本山の宗務総長、調布警察署長、元調布消防署長にして元消防総監、天文台長、元天皇の料理番、1人挟んで、
IMG_20171224_131424_resized_20180101_041934318.jpgみなみらんぼう氏と続き、
IMG_20171224_131955_resized_20180101_041935085.jpg佐野市仙波産のけんちんそばが出て、天文カレンダー屋さん、テノール歌手が1節&アンコール、汁入りの蕎麦猪口とそば湯、長野木島平産のそば汁粉、煎茶が出て、
IMG_20171224_140207_resized_20180101_041935278.jpgトリの挨拶は住職、で散会となります。階段を降りて、しまだやさんの開運祈願「深大寺生蕎麦」のお土産を受け取り、玄関を出て、本堂にお参りをすると、忘れ物を思い出します。会場に戻り、H氏から言われていたさとやさん謹製の蕎麦麹味噌を受け取ります。蕎麦麹味噌とは珍しい、さとやさんがいろんな苦労を乗り越えて完成させた1品、蕎麦打ち会の時に焼き味噌にしてみんなに味わって頂きましょう。お参りすると、すぐご利益がある、浮岳山深大寺さんって、素晴らしいお寺です。

☆ほしさまのレポート




☆大竹先生のレポート


クリックしますと、皆様のお顔を見られます。
posted by highland at 16:35| 東京 ☀| Comment(2) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

2017深大寺「夏蕎麦を味わう集い」「献蕎麦式」

「夏ソバを味わう集い」「献蕎麦式」が平成29年7月21日調布市の深大寺で行われた。当日は鬼灯市とも重なって参道は祭りに因んで鬼灯屋さん、特製団扇屋さん、篆刻屋さん、地方の物産店等が参道の蕎麦屋さんの前や深大寺境内奥の方にも沢山出店していた。



今年は白鳳仏国宝指定の年とあって例年にない賑わいを見せていた。 その様な雰囲気の中で「石臼の会」の手打ちそば打ち有志6名は11時に集合深大寺庫裏で32度を超える猛暑の中、汗を流しながら「夏そばを味わう集い」にご参加のお客様への振る舞い用と本堂仏様への献納ソバとバス停脇のそば守観音様への献具ソバを1時頃までに打ち終えた。「石臼の会」が打ったそば粉は鹿児島県志布志産の夏そば粉であった。色、香ともに好く、美味しいソバであった。




2時40分に庫裏前より深大寺僧侶2名の先導で「石臼の会」のそば打ち腕自慢達が白装束で参道をそば守観音様へ向けてお練り、献具参拝をした。参道に居合わせた多くの人からは両手を合わせて軽く頭を下げて見送って貰った。




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3時から本堂で献そば式が行われ、今年はT氏I氏C氏が仏前でそば切りを実演して、三方に乗せ、深大寺の僧侶によって仏前に供えられた。



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良く見ると三方には石臼の会という色紙が貼られていた。 今年、深大寺入山50年を迎えられた張堂ご住職のお経、講話を拝聴して式は終了した。 相変わらずの名セリフには感動した。





打ち手連はすぐ「そば打ち倶楽部(深大寺で20年の伝統を持つそば打ち会)と協働して釜前、盛り付け等の作業に入った。



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一方3時から客殿2階では「夏そばを味わう集い」が始まり、志布志市の市長を始め蕎麦粉を志布志から軽自動車、オートバイで運んで来た苦労話などに続いて調布市の観光協会、警察、消防署の署長、等の挨拶に続いて「江戸ソバリエ協会のほしひかる氏」の挨拶が有り、続いて司会の深大寺林田執事さんから突如今日、志布志の粉で打たれた江戸ソバリエ「石臼の会」の山田さんから挨拶を頂きますと言われて、何を話そうか迷った揚げ句、



@    白鳳仏国宝指定、張堂ご住職様深大寺入山50年の節目でお目出度い事

A    その目出度い年の『夏そばを味わう集い』に参加出来た事は二度とない幸運で記念に残るであろう事

B    「石臼の会」が深大寺「夏蕎麦を味わう集い」に結びついた理由

C    この会の裏方(蕎麦打ち等)のお手伝いと仏さまへの蕎麦奉納をさせて頂いて居る事

D    深大寺ソバ学院と江戸ソバリエとの交流が深まって深大寺との関係が益々深い関係になって来ている事

E    住職様、深大寺入山50年の道は決して楽な道程ではなく、お人柄とご尽力が有ったからこそ国宝指定もあったのだと思う事

F    健康に気を付けられて、深大寺の発展と地域社会の活性化に貢献される事を祈念する事

G    今後共「石臼の会」を末長く宜しくお願い申し上げる事




等を、ご挨拶の言葉とさせて頂いだきました。


志布志の名産のおつまみ、宮内庁献上のお酒、「石臼の会」が打ったそば、深大寺そば打ち倶楽部が打ったそばを賞味しながら楽しく談笑ができた今年の会は定刻により終了した。


6時から門前さんの店で反省会が催された。


龍成




posted by 笑門来福 at 16:33| 東京 ☀| Comment(0) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

2016 深大寺 献蕎麦式

今回で5回目となる深大寺での献蕎麦式を7月16日(土)に挙行した。


天気は例年と違い、曇天。雨も降らず暑くもないという、我々にとっての上天気だ。

恒例の「鬼燈まつり」も開催中で、参道や境内を散策する浴衣姿の女性も見掛けられた。






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今回のメンバーは、M女史、T女史、I氏、N氏、Ch氏と私()の6人、11時に集合し準備開始、そして蕎麦打ち、13時半迄には福井産夏新を外二で1.2Kgづつを6発打ち終えた。

これでぶっかけ蕎麦凡そ100人前となる。

「夏そばを味わう集い」に参加される方々にお出しする蕎麦だ。





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昼食は、これも例年通りご住職奥様の手作りカレーライスを頂いた。

献蕎麦用の蕎麦を用意し、14時40分客殿玄関前を、蕎麦守り観音様への蕎麦切り献倶お練りがスタート。





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バス停横の「蕎麦守り観音」様迄お練り、蕎麦切りを献倶し参会者一同、夫々お焼香。 そして来た道を戻り直ちに本堂へ入場。



本堂では多数の参会者や「阿弥陀三尊」様が見守る中、そして深大寺全山の僧侶の読経の中、蕎麦切り披露。


切り終えた蕎麦は奉書紙に包み水引で結んで三方に盛り、本尊の御前に献じられました。




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今年もつつがなく献蕎麦式を終え、関係者一同一息をついた処です。


夜は深大寺様と「門前」様のご厚意で、今回スタッフ(裏方)への慰労会を催して頂き、こちらも大変盛り上がったことを付記しておきます。


( 玄 )




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2016 深大寺「夏蕎麦を味わう集い」


平成28716日、恒例の「深大寺夏そばを味わう集い」が行われ、客殿2階では関係者による夏そばを味わう集い」が開催されました。


第6回目の集いになりますが、江戸ソバリエ協会の「石臼の会」が蕎麦守観音様へのお練りと、ご本尊様の宝前において献蕎麦式を執り行う様になってから5回目とります。

当日は江戸ソバリエの関係者10名を含めて6〜70の関係者が参集されました。市長、警察署長、消防署長などが揃って参列する行事はめったにない大きな行事だそうです。


ご住職の挨拶に続いて芋焼酎と日本酒で乾杯になり座が一挙に和みました、志布志特産の料理は(添付写真の如く)、彩も豊かで趣向を凝らした品々でした。





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お膳

献立表に掲載された料理が1つの膳に彩も豊かに配膳されている。






続いて2種類の粉で打った蕎麦が時間差で運ばれて来ました、1番目は鹿児島県志布志の「日本一早い夏そば」で打った蕎麦が運ばれました。市役所のチームが打ったものです。写真は、盛り蕎麦ですが少し口に入った後のものです。済みません・・・・。





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次に福井県の越前おろしそばを深大寺流にアレンジした蕎麦でした。この「ぶっかけ」は、私ども「石臼の会」が打った蕎麦です。





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何方も細切り蕎麦で好評でしたが、越前そばの方は若干色白で、やや柔らか目の感じでした。喉越しは何方も上々でしたが、柔らか目が好き、硬い目の蕎麦が好きと人それぞれの好みがあることを痛切に感じた一時でした。


最後に甘味と、志布志産の緑茶が振る舞われ終了となりましたが、寛いだ一時を過ごさせて頂きました。





〜 龍成 〜

posted by 石臼の会会員 at 07:28| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月30日

第4回深大寺献蕎麦式


7月18日()の深大寺の境内は、恒例の鬼燈市に加え今年は手作り市も催され賑っていました。



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今日は第5回「深大寺夏そばを味わう集い」が開催されます。

「石臼の会」は、招待客に振舞う蕎麦を打つことと、もう一つ大事な仕事があります。

このお寺にある「そば守り観音」様と本堂のご本尊の「阿弥陀如来」様への蕎麦の奉納を執り行う事です。


午前11時過ぎ、庫裡では蕎麦打ちを始めています。

「石臼の会」随一の巨漢 I氏、今回初登場のM女史、そしてリーダーのGさん事私()の少数にして精鋭()3名です。



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「石臼の会」が担当するのは、鹿児島県志布志市産の蕎麦です。地元のケーブルテレビ局のカメラマンが精力的に取材していました。



 

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お昼は、ご住職奥様の手作りカレーライスをご馳走になりまし

た。









「そば守り観音」様へ奉納蕎麦の献倶お練りです。

14時45分、客殿玄関前を出発し山門を出てバス停横に御座します「そば守り観音」様の許へとお練り行列は進みます。そして一同、焼香参拝を済ませ本堂へ戻ります。




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15時からは本堂のご本尊様へそば切り奉納です。

招待客などが見守る中、そして深大寺一山の僧侶による読経/声明の中、蕎麦を切り奉書に包み水引で結び三方に盛ります。それをお坊さんに託し仏前に供えて頂くのです。



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深大寺玄さん6-2.jpg



深大寺玄さん6-3.jpg



「石臼の会」による蕎麦切りの奉納は、今回で4回目です。

この行事を「石臼の会」の、また深大寺にとっての主要行事の一つとして、今後もさらに回数を重ねていきたいと願うところです。

厳かな雰囲気の中での献蕎麦式、多くの会員に経験して貰いたいと思っています。




)このブログに使用した写真のいくつかは、江戸伝統野菜研究家・大竹道茂先生のブログ「江戸東京野菜通信」より転載させて頂きました。使用のご快諾、感謝いたします。


< 玄 >










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2015年07月20日

2015年 深大寺夏そばを味わう集い

平成27年度 「深大寺夏蕎麦を味わう集い」が7月18日16時より客殿2階の広間で行われた。



2015年夏蕎麦を味わう集いおしながき2.jpg



出席者58名、内13名は鹿児島県志布志市の市長初め関係者、深大寺の檀家、調布市の関係者、江戸ソバリエ協会の関係者10名で占められた。






料理はお品書きの通りですが。


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もりそば.JPG


今年の蕎麦粉は埼玉県三芳産、(もりそばで振る舞われ)1〜0,8mm位の細い、のど越しが良い腰のある、麺で出席者の間から絶賛の声が聞こえて来た、深大寺蕎麦打ち倶楽部が蕎麦打ちを担当した。




ぶっかけそば2.JPG

 



志布志産「春のいぶき」(ぶっかけで振る舞われ)麺の上におろし大根、其の上に志布志海の幸ちりめんが載っていてぶっかけ全体の味の調和が絶妙であった。蕎麦打ちは「石臼の会」が担当した。


 志布志は日本一早い収穫の地、夏そばとして売り出し中との事、日本には古くから12月31日に年越しそばを食べて健やかな歳を迎える風習がある様に、


志布志では6月30日に【夏越(なつこし→なこし)そば】を食べて健康を祈願するという新しい文化に取り組んでいるとの事。


甘味として豊後高田市提供の夏そば粉で作られた蕎麦掻きを形よく成形したすあまの様な感じの物が出されたが甘すぎず志布志産の緑茶にぴったりのコラボレーションであった。



そば菓子.JPG



お話し上手な張堂住職、関係者、そして三遊亭園歌師匠の落語等会場は和やかに時間が経つのが早かった。


〜 龍成 〜




)このブログに使用した写真のいくつかは、江戸伝統野菜研究家・大竹道茂先生のブログ「江戸東京野菜通信」より転載させて頂きました。使用のご快諾、感謝いたします。






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2014年12月25日

「第28回、深大寺そばを味わう集い」に初めて参加して

先代の住職が真正深大寺そばの伝統を守るべく始めた「深大寺そばを味わう集い」、今年で28回を迎え、約80名の招待者によって12月24日午前11時より深大寺に於いて、盛大に行われました。



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はじめは本堂での献そばの奉納と蕎麦供養の法話があり、その中で、境内にあった蕎麦守観音様が、バス停前に移され、益々のご加護があるように願ったこと。また、年3000人の人々に深大寺そばを食べてもらう試みをやっているとの事でした。



その後、会食会場に移り、会食となりました。



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新酒「ふがく」(深大寺一味会の特注の酒)で献杯、10種類に及ぶ料理、新蕎麦(深大寺一味会産の新蕎麦)の香りと喉越しのすばらしさ、改めて蕎麦の味覚を覚える思いであった。



お料理.JPG蕎麦掻きしるこ.JPG




温めたつけ汁(室鯵つみれ、明日葉、ねぎの汁)に新蕎麦(八つ岳西麓新蕎麦)をつけて味わうことは、寒さ厳しい折でもある中での一品であった。




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各界の著名人が挨拶される中で、住職が数年前、深大寺に泊まられた名僧の話に及び「忘己利他」と書かれた掛け軸を指され、「これからの世の中での指針とすべき」と説かれた。




〜 渡部正昭 〜



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2014年10月28日

深大寺そば打ち倶楽部「創立20周年記念感謝の集い」

平成14年10月24日 (金曜日)調布市文化会館たづくり大会議場において調布市職員共済会 深大寺そば打ち倶楽部「創立20周年記念感謝の集い」が開催された。



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調布市長、市議会議長、深大寺八十八世住職 張堂完俊さまからのお祝辞が有り。関係者多数の出席の下、盛大に開催された。


当倶楽部は平成5年に三多摩区域の東京移管100周年を祝うイベントとして開催された[TAMAらいふ21」の「調布の日」(10月10日)のアトラクションとして調布の名物である深大寺そばを来客者に提供しようという事から、職員有志が集まってそば打ちの練習を始めた事が倶楽部誕生のきっかけとなり、翌年の平成6年に調布市職員共済会のサークルとして発足した。


発足後は小学校、公民館、児童館等のそば打ち体験や、文化会館たづくりに於ける市民カレッジ、新撰組まちおこし事業及び深大寺そばの学校などに参加しながら20年間が経過したとの事である。中でも深大寺で行はれる多くの催し、特に年末12月24日恒例の「深大寺そばを味わう集い」、除夜の晩、年越しそばの振る舞い等深大寺でしかできない究極のおもてなし行事にも率先して参加し、深大寺のみならず地域振興にも貢献している。


最近では「石臼の会」恒例行事の1つである「夏蕎麦を味わう集い」&「蕎麦守観音様への奉納そば打ち」を挙行するに当たって心温まるご支援を頂いている事を本席をお借りして御礼させて頂いた。


調布そば打ち倶楽部が創立20年、「石臼の会」が創立11年目とその年数差約10年と歴史の浅い会ですが、そば打ち技術の向上に励み、薀蓄を深めなければならないと感じた。


                                      

〜 龍成 〜



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2014年07月24日

深大寺「夏蕎麦を味わう集い」「献そば式」報告


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719日 土曜日は深大寺の「夏蕎麦を味わう集い」、年末には秋蕎麦で何度も開催されていますが、夏蕎麦では3年目。ご本尊の前で行う「献そば式」がメインイベント。蕎麦を切り、和紙でくるみ、水引を掛けて、三方に乗せて、献上します。1年目は水引掛け、2年目は道具運び、3年目は遂に切りを担当します。



切りをやりたくて手順を踏んだ訳ではありませんが、毎年同じ役ではつまらないし、3つの役の最後が切りだった訳で、今年の10月で還暦を迎えるのでその記念になりますし。そんな話をすると、還暦とは羨ましい、と言われます。確かに回りにいる仲間はみなさんその年齢以上、そんな年回り、役回りです。



 

今年の蕎麦粉は、大分豊後高田産と福井産の2種類。我々は福井産を担当、大分豊後高田産は調布蕎麦打ちクラブ、調布市の職員で構成され、年末も担当されており、調布市民会館に常備されている蕎麦打ち道具を買い揃えられた方、いつもお世話になっております。Mさんはそのメンバーですが今日は我がチーム。



他に毎年開催要領を打合せしてくれていて初回に切りを担当したT氏、昨年切りを担当したI氏の4人が蕎麦打ちをします。本日の参加者52名+賄い含め90人分の蕎麦を打ちます。福井産の蕎麦粉が使われるのは初めてで、県の職員2名もお越しになっており、汁、大根、ネギ、花かつおも持ち込まれています。



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「石臼の会」蕎麦打ち担当四人衆



そう、本格的な「越前そば(おろしそば)」を提供しようという力の入れよう。
事前打合せでは、蕎麦の太さも指定され、メールで送られて来た写真を見せてもらいます。更には、大根のおろし方、汁の提供の仕方、微に入り際に入りご指示があったそうです。じゃあご自分で、と言いたくなるくらい。


 

集合時間12時前に深大寺庫裏に集合した蕎麦打ち担当4名は、門前さんに蕎麦粉を取りに行き、指示に従うべく蕎麦打ちを開始。蕎麦打ち道具は深大寺で開催されている「そばの学校」で使われているもの。土間が平らではなく、でこぼこしているので、それを調整する木片まで揃っています。



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1年目はその道具がなく、調布市民会館で打って、車で運んだ記憶があります。その時の参加者はもっと多く、200人前近くは打ったはず。今回は90人分、蕎麦粉にして5K、外二でとなり6K、1.2Kで5回を4人で打つのですから大した量ではありません。与えられた伸し台は3台、先ずT氏以外の3人が打ちます。



久々の1.2K、腕が悲鳴を上げますが、そんな素振りを見せないように伸して、切ります。打ち終えて、賄いのカレーライスを頂いて、打ち場に帰るとT氏が4つ目を伸しています。5つ目をI氏が伸して、我々の蕎麦打ちは終了。Mさんが切り落としを集めて切ったのが蕎麦守観音用になり、T氏が水引掛け。



残すは献そば式用の蕎麦打ちのみ。今までは蕎麦会用の蕎麦ばかりだったので、待つ必要はありませんが、ご本尊の前で切るのに乾いた蕎麦では始まりません。バス通りに引っ越した蕎麦守観音を確認し、鬼灯祭りを見て、時間を潰します。蕎麦守観音へのお練りに出発予定から逆算して1時間前に蕎麦打ちを開始。



今度は福井産の蕎麦粉400gにつなぎを100gの二八、適度の大きさに伸し、半紙の巾に合わせて端を切り、乾燥防止用のビニル袋を被せて、準備は終了。上着を着て正装になり、紙製のマスクをして準備万端、蕎麦守観音へのお練りがスタート。この紙製のマスク、視野を遮り、下の方が見えません。



私は三方を頂き、先導の僧侶2名続き、お鈴の音の中、深大寺本堂玄関を出発。以前は山門内の境内にあった蕎麦守観音さま、春に境内外のバス通り端にご遷座されています。本堂前で一礼、山門の階段を注意して下り、左が門前さん、右が嶋田屋さんという参道を抜け、バス通り手前を右折して、左手のソバ畑の奥。



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その沿道には、写真を撮る方、ただ何事かと見守る方、手を合わせ拝む方、何かを食べながら行列前を横切る方、といろんな方がいます。もちろんその行列に続く方がいるからお練りです。蕎麦守観音さまにお参りをされている方が2名、お鈴に気付いて、脇に避けてくれ、隊列が到着となります。





蕎麦守観音前にはさっきはなかった白い布でくるんだ台が設えてあり、二番目の僧侶が焼香台を置き、私が捧げてきた三方の蕎麦を受け取り、供え、読経の続く中、お焼香です。1年目はお供えはそのまま置いて帰ったのですが、2年目からは持ち帰ることとなり、受け取りの為、柵外で待機し、列を見守ります。



帰りも僧侶2名を先頭にお練りをして、本堂に一礼、本堂玄関で下げてきた三方を渡し、さあ「献そば式」本番です。Mさんからまな板に乗せた蕎麦を受け取り、6名の僧侶、住職に続き、参列者が待つ本堂に入ります。僧侶、住職が定位置に着座、白い布にくるまれた作業台が正面に据えられます。



去年は2台だったのが今年は1台、まな板を出来るだけ右に置き、半紙を置けるスペースを確保して、庖丁の鞘をまな板の左側に置いて、切りの作業開始。読経の声が大きくて切っている音はさほど響きません。30本位切って、庖丁を置くスペースが見当たらず、小間板の下の蕎麦のない部分置くしかありません。



切った蕎麦の打ち粉を落として、T氏が置いた半紙に乗せるのですが、水切りを掛ける様子がありません。2年前、T氏が切った蕎麦に水引を掛けた時もそんなことだったように思います。そうか、足りないんだ、と気付き、もう30本、切り足します。おー、水引掛け作業に入ってくれてほっとします。



30本を2回切り、脇の焼香台で水引掛けを終たT氏から半紙が来るのを待ちます。もう30本を2回切って、切りの作業は終了。切り屑があるので小間板で押さえて、庖丁を乗せて、待機席に引き上げます。後で聞いたのですが、この時I氏が道具を取りに来てくれたらしいのですがまったく気付きません。




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この作業台が少し高いのと、前後に揺れるのが曲者、切れなくはないのですが、心の乱れもあるのでしょう、切り幅は乱れ気味です。そして、下には蕎麦の切り屑と打ち粉が落ちています。去年は気の利くお坊さんが拭いてくれたそうで、今年はそのまま、拭きに行こうかとも思いましたが、それもままならず。



T氏が三方に乗せた3束の蕎麦を僧侶に渡し、ご本尊にお供えして、僧侶6名が退出して、それに続いて退出すれば「献そば式」は滞りなく終了。と思いきや、住職のお話、これが長いんです。私が話好きという訳ではなく、会場の準備が整うまで調整しているんです、とのことですのでお役目ご苦労さまです。



住職のお話が済んで、ここでもお焼香ですが、その前に住職に続いてようやく退席。庫裏に戻って、切り屑の始末をして、衣装を脱いで、ほっと一息つきます。考えているのとやってみるの、随分と違うものです。これで三役全て担当させて頂いたことになり、今年還暦を迎えるいい記念になりました。



後はお客さまに、蕎麦を食べてもらい、後片付けをし、門前さんで打ち上げをして終了となるのですが、それを待つ間が手持ち無沙汰な時間です。お茶を頂き、待つこと小一時間、ようやく厨房に蕎麦の注文が入ります。茹でるのは夏も冬も調布蕎麦打ちクラブのお仕事。先ずは、大分豊後高田産の「もり」から。



 
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火力充分な大釜、I氏が欲しいとおっしゃいますが、置く場所も無ければ、ガス代すら払えそうにありません。1度に茹でるのが麺の状態で600g、これが6人前になります。瞬く間に9回茹でて、残り2枚が賄いに回って来ます。色は微かに青い程度ですが旨い。



 


次がいよいよ我々が打った福井産で、「越前そば(おろしそば)」になるのですが、上からの注文が来ません。生舟が5段、舟の中を覗いて見ますが、私の打った太いであろう蕎麦が見当たりません。そんな太くなかった、ということなのでしょう。


 

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「もり」はざるでしたが、「越前そば(おろしそば)」は椀。




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お膳も黒塗りです。これに6椀が乗り、8膳と4つ。ここでは門前さんのご主人が盛りを担当、こんな様子は初めて見ます。釜から上がった蕎麦を冷水に投入、粗熱を取り、流水で洗って、氷で〆め、上げざるに開け、広げ、水切り。これも指先を横に動かすのではなく、上下に動かし、広げるのです。



そうすれば麺が切れない、とのこと。ここから別の上げざるに6等分して置きます。ここからがご主人の出番。6等分された蕎麦を空気を含ませるように上からのパラパラという感じで椀に盛ります。この作業の美しいこと、なるほどね、こういうことだったんだ、新しい発見に出会えます。





途中で、茹でが甘かったようで上げざるに上げた段階で硬い、ということに気付き、その釜1回分跳ねられます。打ったのが粉で6K、麺にして9Kですから、量にしては充分です。8膳と4つが出て、残りが賄いに回ります。心なしかこっちの方が旨いと思うのは、自分たちが関与しているせいなのか。



蕎麦の試食に満足したI氏が明日に備えて打上げ前にお帰りになる途中、ミス須賀川と遭遇、浴衣美人にツーショット写真を撮ってもらっている所を遠目から写真に納め、来賓のお客さまの車が出た所で、一足お先に打上げ会場の門前さんに移動します。と、住職も集いの出席者も既に始めています。




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ビールではなく、何故かW氏から託された「上善如水」で乾杯となります。2本のうち1本は住職のテーブルに。集いで出されたつまみも出てきます。「そばの実のやまかけ」、茹でた丸抜きにとろろが掛かっているのですが、これもどこかで使えそうです。福井産「へしこ」の大根挟みも美味しかったなぁ。



調布蕎麦打ちクラブが少し遅れて着いて乾杯。最後に配膳をメインで手伝っていた一味会が着いて、また乾杯。いろんなつまみを食べ、お酒のお代わりも随分としましたが、写真を撮れる雰囲気でなく、記録には残りません。時刻が来て、お開きに、外は雨が降り始めています。今年もいい会になりました。



〜 highland


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深大寺夏蕎麦を味わう集い


昨日719日、行われた2014年度の「夏蕎麦を味わう集い」は、天候が荒れ模様で何時豪雨が降っても可笑しくない状態の中で空模様を気にしながらの開催となった。



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15:30分 受付開始



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15:40分


本堂脇の会館から、深大寺バス停脇の蕎麦守観音様への蕎麦献納御練り出発。



道中の参道では偶々鬼灯祭りの日と重なって大勢の参拝客が手を合わせて恭しく僧侶2名を合わせ14人の行列を見守ってくれ良い経験となりました。







その後

本堂に戻って御本尊さまの前でそば切りの披露、献納式が大勢の方々の前で執り行われた。



2階の広間には当日招かれた客80名ばかりが、指定のテーブル席に付いて「夏蕎麦を味わう集い」が開始された。

 

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司会は深大寺の林田さん、始めに深大寺住職の張堂完俊様のご挨拶が有り、続いて調布市長、角川映画の社長、今回福井産の夏蕎麦収穫解禁早々の1番粉を提供してくれた福井県農林水産部の中村さんから福井の越前そばについて説明があり、江戸ソバリエ協会のほしさん、南らんぽーさん他地元の著名人、関係省庁の署長、観光協会会長の挨拶が行われた。




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料理メニューは添付写真の通り


暫くして大分産で打ったそば、続いて福井の辛味そばが出されたが、待ちに待った期待のそばは酒の勢でつい口の方が先に出てしまい写真を撮るのを忘れて仕舞った、唯、美味しかったことだけが記憶に残っている。



〜 龍成 〜


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2014年07月09日

宵待庵 閑日記。
「深大寺そばの学校」開講記念特別講座

  「昭和天皇の最後の料理番」このキャッチコピーに脳が虜になった。参った。参った。降参。この料理番の講義が深大寺で開講される。ということで、奥久慈の山中から東京、お江戸へ行くことになった。しかし、現実は厳しく、大子から高速バスで東京駅まで3,5時間。さらに、東京~新宿~調布~深大寺まで1時間余り。往復9時間の見込み。


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 6月28日 14時、東京国立博物館経由で深大寺に到着。

定刻が過ぎ講義が始まる。「深大寺そばの学校」開講記念特別講座、講師は谷部金次郎先生。某大学で講座を受け持つという紹介があった「昭和天皇の最後の料理番」である。丁寧な話し方、想像を掻き立てられる内容、であった。



 天皇の食事は料理番6人が輪番制で作り、女官に渡し、お出しする。5人分を作る。天皇皇后2人分と予備3人分。一日三食、間食は周りの者に手間をかける。三食以外はものを口にしない。

主食は麦御飯。麦20%。蕎麦など他の一般的な食材もメニューに入れて召し上がっていただく。主菜、副菜も一般的なもので、映像に出てくるような豪華な内容ではない。酒は体に合わず召し上がらない。量は腹八分目、好き嫌いのない食生活。調理は一物全体食。一つのものを感謝して無駄にせず、生で、煮て、焼いて、揚げて、蒸して全ていただく。



 料理番の身分は国家公務員で年功序列制。メニューは一週間分を作るそうだ。天皇から好き嫌いや料理に対する希望、美味い不味い、のコメントはない。

従って、食事中の両陛下の会話や食べ残しがあるかなどで、お二人の好みや体調などを推察する。



 料理を作る、モノを作ることはボケ防止の秘訣。

モノ作りは心を込めて丁寧に、気持ちが入っていないと良い料理ができない。料理は感情が味になる。同じ人に毎日食事を作ることは非常に難しい。五感を磨き挑戦する心を持ち続けることが大切。等々をメモに取った。




聴講後蕎麦が振舞われた。石臼の会の面々が優先して回してくれた豊後産のぶっ掛け蕎麦。その蕎麦は色、形が美しく十分満たされた。感謝。



 朝9時30分。行列の末入場した台北国立故宮博物院展の翆玉白菜は3時間待ちでパス。

他の故宮博物院の名品神品は堪能した。一日で一年分の人混みを見た。一日で数千年の歴史と技を見た。そして人がつなげてきた蕎麦と料理番の話。余韻のある一日だった。




〜 宵待庵 〜
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2013年12月19日

深大寺蕎麦守観音様 遷座式

2013年12月18日(水)に深大寺の蕎麦守観世音菩薩(観音様)の遷座式が挙行されました。

これまで境内にあった観音様が敷地内ではありますがバス停の傍に移転されたという事です。
当蕎麦観音様は昭和38年に建造され半世紀の節目でもあり、広く皆様に拝観して頂くために広場に移転することになったという事でもあります。


 

深大寺1..jpg



張堂住職様始めお寺のお偉方多数、地元のそば組合員、麺協・西部麺業、城西十八会、観光協会、等の関係者が参列され10時から遷座式が行われました。



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非常に寒い日でしたが寒さを吹き飛ばす様な熱烈な住職様の挨拶の中で、お蕎麦屋さんの繁栄を祈って地元のお蕎麦屋さんが当番を決めて、今後蕎麦守観音様をお守りして欲しい、観音様の前の空地には蕎麦の種を蒔いて参詣に来られたお子さん達に、そばという植物を良く知ってもらう様に管理してもらいたい、夜には目立つ様にライトアップをして貰いたい、との抱負を述べておられたのが印象的でした。


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「夏蕎麦を味わう集い」の献蕎麦で関係深い蕎麦守観音様の遷座式に参列せて頂けた事は滅多には経験出来ない事の様に思えました。



〜 龍成 〜



posted by 石臼の会会員 at 21:53| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

「深大寺夏蕎麦を味わう集い」と「蕎麦切り奉納式」

平成25年7月20日AM9:30、ここ深大寺境内は鬼灯市で賑わい始めていました。


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<賑わいを見せる鬼灯市>


でも今日は、張堂住職が飛び切り力を入れる催しが開催されるのです。
そうです、第3回「深大寺夏蕎麦を味わう集い」です。
この会の始まりは、あの2011.03.11の東日本大震災の被災者への鎮魂と募金を目指した会として始まりました。

そして、この会の発起人の一人である、「門前」店主浅田修平氏の夏蕎麦の消費の後押しをすることで国産蕎麦の振興を願う気持ちが一体となって始まったのでした。

そして昨年より、我々江戸ソバリエ「石臼の会」による境内の「そば守観音」と本堂のご本尊への蕎麦切り奉納式も行われる事となったのです。

年ごとに、招待客数や蕎麦接待の方式を試行錯誤しつつ、今年は2回に分け60名ずつの招待となりました。

「石臼の会」は、12時からの第1回目の裏方(蕎麦打ちと釜前)を担当しました。もちろん昨年に続く蕎麦切り奉納は欠かせぬ行事となっています。



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<庫裡土間での蕎麦打ち>




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<境内そば守観音への蕎麦切り奉納>







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<本堂での蕎麦切り奉納>





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<客殿二階での蕎麦接待>




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<蕎麦接待の進行に合わせ、裏方はフル回転>

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<今回活躍の「石臼の会」四人衆 と ?>





今年の会も、深大寺一味会、深大寺そば打ち俱楽部、深耕会そば打ち俱楽部、豊後高田市富貴寺、院内僧侶各位との共同作業で無事終了しました。

今後もこの会が永く続き、我々「石臼の会」による蕎麦切り奉納が深大寺に欠かせぬ行事となる様、そば守観音並びにご本尊様に祈念致します。

今後とも皆さんのご協力をお願いします。

                                                         (玄)



posted by 石臼の会会員 at 11:23| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月16日

2012夏蕎麦祭 献蕎麦式@深大寺

暑い夏を冷たく美味しい蕎麦で乗り切りたいと、蕎麦伝説で有名な深大寺様(住職:張堂完俊)で、「深大寺そば守観音『献そば式』」を716日に行った。



 

  

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境内のそば守観音様に「夏蕎麦」献納





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ご本尊の阿弥陀如来様に「夏蕎麦」を献納



その後にご招待客に夏蕎麦を味わっていただくべく、江戸ソバリエ石臼の会も蕎麦打ちボランティアとしてお手伝いをさせて頂いた。


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心を込めて用意した当日の蕎麦は

大分県豊後高田産と埼玉県三芳産



posted by 笑門来福 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月20日

深大寺で蕎麦打ちボランティアを行いました

深大寺 「夏そばを味わう集い」
      蕎麦打ちボランティア
 7月18日(月)に調布市深大寺で開催された「夏そばを味わう集い」に蕎麦打ちボランティアとして石臼の会が参加しました。
201120深大寺夏蕎麦の集い 深大寺本堂1.jpg深大寺本堂

「夏そばを味わう集い」とは
今年初めて開催される深大寺地区のイベントで、鬼灯市の最終日に深大寺境内にて催されました。この催しは、一味会」(代表張堂完俊住職)の主催で、深大寺地区の夏を盛り上げるイベントとして企画され、当日は約230名のお客様が日本の夏蕎麦(春播き蕎麦)2種、タスマニアの秋蕎麦(南半球の秋ですので新蕎麦です)1種の食べ比べを楽しみました。
また、日頃入ることの少ない本堂で盆粉ボーロやそば餅でお茶を楽しんだり、旧庫裏でそばデモ打ちを見学することもできました。

蕎麦粉三種と打ち手

  大分豊後高田産 夏蕎麦 豊後高田手打ち蕎麦認定店の方
  ・タスマニア産 秋蕎麦(サンルチン) 深大寺そば打ち倶楽部
  ・埼玉三芳産 夏蕎麦 石臼の会 

振る舞い蕎麦打ち
 
深大寺そば打ち倶楽部と石臼の会は、朝から調布市文化会館「たづくり」でそれぞれ18kgの蕎麦粉を外二で振る舞い用蕎麦に打ちました。
深大寺そば打ち倶楽部の方々は、3.6kgの大玉を二人がかりで水回しをして、それを2〜3個の玉に小分けし、分業で練り、切りを行っていました。

石臼の会は、1.2Kgの蕎麦打ちを2回/人で打ちました。
201120深大寺夏蕎麦の集い 担当した蕎麦粉1.jpg担当した三郷産夏蕎麦
201120深大寺夏蕎麦の集い 江戸ソバリエ-1 ぼかし1.jpg201120深大寺夏蕎麦の集い 伸し1.jpg
201120深大寺夏蕎麦の集い 打ち上がり1.jpg打ち上がり


他の会との交流


調布市役所の職員倶楽部「深大寺そば打ち倶楽部」の方々や、「深大寺そばの学校」卒業生、「豊後高田手打ち蕎麦認定店」の方、もちろん主催の「一味会」の方々など多数の方と交流を図ることができました。
201120深大寺夏蕎麦の集い 昼食風景1.jpg
 

デモ打ち

旧庫裏には、上野谷中五重塔の1/10模型があり、その前の土間でデモ打ちが行われました。
大分豊後高田産 夏蕎麦デモ打ち2回、タスマニア産 秋蕎麦1回、埼玉三芳産 夏蕎麦2回の合計5回のデモ打ちが行われ、蕎麦好きの方々が熱心に見学されていました。
201120深大寺デモ打ち.jpg
 
盆踊り
 
ちょうど蕎麦振る舞いがされている時間に、地元の方々が盆踊り(西馬音内盆踊り)を踊られました。顔を隠す盆踊りは古い形態のもののようですが、この盆踊りも女性は菅笠を深くかぶり、男性は黒い布で顔を隠していました。

深大寺盆踊り.jpg
posted by Mic at 11:57| 東京 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) |  深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする