著者:ほしひかる
+ 江戸ソバリエ
価格:1500円+税
出版社:高陵社書店
2016年5月11日発行
常日頃大変お世話になっている石臼の会会員のMさまが、忙しそうに埼玉中を飛び回って取材をしていたのは、この本の為だったのかっ!と知ったのはつい先日。ははぁ〜ん そうだったのかぁ。
そば・うどん店の数は、東京が約5000店で、全国のトップだということは都市の大きさからして当然だと思っていたけれども、埼玉を知らな過ぎる私は、2位は埼玉(約2300店)だということをこの本で知った。更に、ソバの収穫高においては首都圏トップだそうだ。
またまた埼玉の蕎麦を知らない私は、片倉康雄さんの愛弟子 小池重雄さんが、あの秩父「こいけ」を閉めてしまったら「埼玉の蕎麦は、もぅ寂しくなっちゃうんじゃ?」と思っていたけれども、この本を読んで次の世代の蕎麦職人が埼玉で新たな個性をもってドンドン育っていることも知った。
ということで、「蕎麦王国 埼玉」が私の目を開かせてくれたと言っていいと思う。いままで知らな過ぎ私が楽しめたのは勿論の事、埼玉の蕎麦に詳しい方々も、紹介されている53軒の蕎麦店の記事と並んで、「地産地消」蕎麦職人の記事も存分に楽しめると思う。
オススメです。