2012年11月25日

奥久慈紀行・企画実施報告


 石臼の会では毎年秋に信州戸隠・菅平方面に美味いそばを求めて旅する「そば紀行」を実施して参りました。しかし今年からは、これまでお世話を頂いてきた中川さんのご事情もあり宿泊施設を変更せざるを得なくなりました。


 

そこで新たな「そば紀行」先として、次の訪問をメインテーマとして北茨城・奥久慈を企画いたしました。


@   まず、是非にと決めたのが奥久慈にある粗挽きの「色蕎茶遊荘・慈久庵」

A   予てから憧れの金砂郷そばと、「常陸秋そばフェスティバル」

B   町田から奥久慈に移住された石臼の会仲間「奥久慈山荘・宵待庵」を訪ねること。


      


 

昨年秋のこと、かねてから家内の希望だった奥久慈「袋田の瀧」を訪ねた折、途上にある「慈久庵」に立ち寄って食した、焼畑、石臼、粗挽きの美味いそばに出会って感動したものです。奇しくもそのそばは東京・荻窪「本むら庵」のものと透明感、口当たり、その香りといい、そっくりに思えました。後で知った事ですが、それもその筈、庵主の小川さまは「本むら庵」で修行されて世に出られたとの事、今もそのまま石臼、粗挽きそばを踏襲されていることを知った時、ご指導頂いたこともある往時の「本むら庵」小張庵主を彷彿し、懐かしさと嬉しさが込み上げてきたものです。


慈久庵2.JPG

地ネギ天せいろ8.jpg

小川店主と4.jpg


その時の宿は小川庵主にご紹介いただき、「竜神吊大橋」の傍の「竜っちゃんの湯」でゆっくり温泉に浸かったものです。この記事を後に石臼の会・ブログに掲載したところ是非との訪問希望もあり、いつかご案内したいと思っていた所でした。今回実現した「そば紀行」の第一の目玉とし企画しました。






 

次はかの有名な金砂郷から地名が変わった常陸太田市の「常陸秋そばフェスティバル」を訪問することです。昨年は3万人の人出もあって大賑わい、当日には日ごろ交流のある鵜の会も出店し寺西名人も打たれていました。かの達磨の高橋氏の出店ではせいろを戴きました。茨城県北振興室、宮崎氏に挨拶。



寺西名人.jpg

鵜の会 寺西名人





達磨高橋名人.jpg

達磨 高橋名人



達磨の蕎麦.JPG

達磨 せいろ




「奥久慈山荘・宵待庵」を訪ねました。素晴らしい自然環境の中に自分で基本設計したという立派なお屋敷で庵主と再会し、行程上タイトな時間、篤い接待を戴きました。感謝・・・・。



宵待庵玄関前.jpg



 

その他、奥久慈往復の途中、酒蔵を見学し歴史的建築に触れ訊ね、知識を深め、試飲して楽しみました。

根本酒造.jpg

根本酒造20蔵主 根本朗裕氏





木内酒造.jpg

木内酒造・会長 木内造酒夫


代暦にも名前にも感激です!



ただ、残念だったのは「慈久庵」で思いがけず3時間半も時間を要し「袋田の瀧」にご案内出来なかったこと。でもあの「慈久庵」に浸かったのだからいいか!とも!


 

今回、有志10人で車3台(興味津々さま、Kさま、Micさま車提供)に分乗し実施いたしました。お三方、運転もありがとうございました。




 

(シリウス記)





  次項有2011年11月 常陸太田市「記事



次項有2012奥久慈紀行訪問た「慈久庵記事









posted by 石臼の会会員 at 07:07| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

常陸太田市「慈久庵」

昨年のちょうどこの頃、石臼の会siriusuさまが訪れたこちらのお店。訪問記事を読み、土産話を聞くにつれ、行ってみたいと願うようになっていた。更に今年3月、東十条「一東庵」で(一東庵は、常陸太田「慈久庵」の焼畑作業を手伝う事も有るという何軒かの蕎麦屋さんの中の一つ「小松庵」系)手繰った「慈久庵焼畑水府在来 十割蕎麦」の力強くしっかりとした風味が、素晴らしいなぁ〜と思ったこともあり…、益々もって思いを募らせた。故郷に戻った「慈久庵」の蕎麦は、どんなだろう?という興味を強く抱くようにも。

そんなところへ好機が巡り、siriusuさまが「奥久慈蕎麦紀行」として、こちらのお店もご案内くださることに。ということで、石臼の会一行10名の団体での訪問である。


 

時が
ここだけゆっくり流れている?

遠路遥々車を駆って泊がけいい気分(温泉)で来たのだから、売り切れ御免で蕎麦を食べ逃すことは、絶対に避けたいと、朝一番のりして軒先で開店時間を待つ。深く色づいた木々を濡らすしっとり細かな雨の所為なのか、人の気配をあまり感じさせないどっしりとした建物の所為なのか、時々通る車の他は音が無く、とても静かで時がゆっくりゆっくりと流れているよう。

慈久庵興味津々さんカメラ.jpg

やがて定刻になり、入り口が開く。一番奥の席に招き入れられた後、折角だからアレもコレも食べたいと、物凄〜〜く真剣に品書きと睨めっこ。蕎麦仲間と、書いてあることを長く長くかかって想像したり吟味するのも、また楽し。とは言うものの、相当に時間が経った後も一向に注文を取りに来ない。

それもそのはず、こちらのお店は、ご主人一人で厨房の中も外も、どこもかしこも全て一人で運営しているのだ。並んだ順に、客を奥の席へと誘導し、並んでいた順に端から端に席が埋まったところで、今度は順に注文を取りに来る。というか、小さなメモ用紙に食べたい物を各自が書いてご主人に渡し、注文を通す方式だ。広く大きな建物の中を、ご主人が小走りにくるくると動き回る姿に、我々はメモ方式を個人別にせず、siriusuさまが段取り良くまとめて、一括して注文することにした。

そう…我々の居た時間、なんと3時間半以上! 並ぶ列は絶えなかったし、テーブルもずっと塞がっていた。だから、注文までの間、それぞれの料理が運ばれるまでの間。どちらにも、たっぷりと時間がかかるので、気の短い人には向かない店かもしれない。竜宮城にいた浦島太郎さんのように、アッという間に感じた楽しい時間のあと、歳をとってしまうことは無かったけれど、慈久庵で流れていた時間と、他の場所の時間の流れが違ってしまっていたようで、その日の後の予定がドンドン押してしまったのは、本当のこと。

ともあれ
我々はその間それぞれ思い思いに、店を隅々まで堪能しようと、展示?してある雑誌類や、丁度品の数々、茶製造に使う機材類、テラスから眼下に広がる景色までも見て回った。ヨーロッパの田舎家風?建物の外見も素敵だったけれど、建物内部も壁といい柱といい床といい、使われている扉やドアノブに至るまで、どっしりとした本物の質感を持っており、ゆったりと贅沢。この存在感は、実際に見てみないことには、分からなかった。蕎麦や料理を食べる前から、いいなぁ〜るんるんと感動してしまう。連れて来てもらって、よかったっ!

それにしても、あぁ〜ほんとに静か。



蕎麦前


さて、その順番が回ってきたら、料理もトントンと運ばれて来た。



慈久庵岩魚うるか.jpg 

超珍味・岩魚のうるか¥700.-


もぅ〜〜っ物凄く美味しいっ!濃厚で複雑な発酵食品の旨みと、酒のあてにちょうど良い塩加減。これはで、当然日本酒が飲みたくなってしまぅ…と申し訳ないことに、我々は、日本酒南部美人本醸造¥650.-を。ドライバー三銃士には、ノンアルコールビール¥400.-を。 ごめんなさい。






慈久庵蕎麦粉のポタージュトリュフ添え.jpg 

そば粉とトリュフのポタージュ¥1300.-


トリュフは全部で3片ありましたぁ…ドライバー三銃士に食べて貰うべきだったなぁ…すみません、私1/2片ほど食べちゃいました。まっ当然そこはトリュフの味、なんだかお洒落な品書きでしたぁ。




 

慈久庵おひしょ岩魚卵添え.jpg

超珍味・おひしょ岩魚の卵添¥600.-


おひしょとは、大豆と小麦、それに食塩水を混ぜて麹で発酵させたものだ。原料も共通する味噌に風味が似ている…恐らく、「
醬(ひしお)から来ている名前だろうから、“醤油のもろみ”のようなというのが表現として適切か。そこへイクラより2回りほど小粒な岩魚の卵を添えて。ほろほろと崩れる食感が楽しく、プチっと噛めば魚卵の旨みが広がる。我が家で真似るなら、せいぜいイクラの醤油漬けで…誤魔化しておくところでしょう。ともあれ、これも日本酒のあてに素晴らしい。あと2合は欲しくなった…。



慈久庵こんにゃく.jpg

自家製刺身こんにゃく¥450.-


仲間内とはいえ隣のテーブルのオーダー品ゆえ、写真だけ撮らせてもらった。プリップリッの食感だったとか。この地域の名産品ゆえ、道の駅などでも、こんにゃく関連のお土産をたくさん見た。ちなみに、
凍みこんにゃくは、全国で唯一、常陸太田旧水府の特産品らしい。







慈久庵岩魚一夜干し.jpg

岩魚の一夜干し¥800.-


これも隣のテーブルのオーダー品ゆえ、同じく写真だけ撮らせてもらった。美味しそう。日本酒に合いそう〜ぅ。






 

慈久庵そばがき.jpg

そばがき¥1500.-


掻きっぱなしのスタイルは、美味しいソバ粉の味が、そのまま味わえる食べ方だ。やや緩めに掻いた粗挽きの粉のざらつき感と香ばしい穀物の味わい。魅力的なソバ粉だと、よく分かった。薬味には、ねぎと味噌。




蕎麦





慈久庵葱天せいろ.JPG 

葱天ぜいろ¥1700.-


長ネギの白いところも緑のところも、5センチほどの長さにザクザクと切り、それを更に薄く切って、サッと揚げてある。甘みの増した葱天に、塩も添えられている。葱だけの天ぷらとは、注文時は少し寂しいのかしらとも思ったけれど、食べてみればいやいや全然!十分に満足できるし、とても美味しい。蕎麦の薬味に、ねぎと山葵。






慈久庵山芋ぶっかけ.jpg 

山芋ぶっかけ¥1500.-


仲間内今回の一番人気。おろした粘りの強い自然薯に、葱、鰹節、海苔、生玉子の黄身が入って、ぶっかけ風に冷たい蕎麦汁をかけて頂く。とてもとても美味しい。今回の旅の「常陸秋そば蕎麦祭り」で自然薯をゲットした私は、家に帰ってからもこの組み合わせを真似ようと、ニンマリ。






 

慈久庵鴨せいろ.jpg

鴨せいろ(温かい鴨汁のせいろ)¥1800.-


鴨と葱は、言わずと知れたベストコンビだ。熱々の鴨の油が蕎麦汁に溶け込んで、奥行のあるしっかりとした旨みが味わえる。あぁ〜美味しい。






慈久庵せいろそば.jpg 

せいろそば¥1100.-


手繰った全ての蕎麦に共通しているのは、粗挽きに製粉してあるスペシャル特級ランク常陸秋ソバのソバ粉の力強さ。味わい深く、穀物の香りが濃い。そして透明感のある細打ちに仕立ててあるので、のど越しも申し分ない。バランスの良い汁との相性も良く、一つの完成形。


「慈久庵」店主小川宣夫さんは、石臼の会にも縁のある荻窪「本むら庵」で8年間修行した後、90年から南阿佐ヶ谷で「慈久庵」を営んでいた。「本むら庵」譲りの石臼挽き自家製粉・粗挽きの粉でみごとに透明感のある細打ちの蕎麦を打つ。その後02年になって生まれ育った常陸太田市・旧水府地域に戻る。荒れてゆく故郷の里山を再生したいという思いから、ソバで繋がる仲間たちと旧水府地域の農家が皆で協力しあって、焼畑でソバを育てる。1年目20アール、2年目40アール、3年目は60アールという具合に、毎年耕地を広げてきたらしい。だから「慈久庵」が東京阿佐ヶ谷に居たときは、水府在来というかぁ、常陸秋ソバの特級品とも言うべきこの特別な在来農法の焼畑で作った玄ソバは、使っていなかったことになる。

東京に居た時の蕎麦と、両方を食べてみたかったなぁ。(実際、今回「奥久慈蕎麦紀行」同行の諸先輩の中には、めでたく両方を食べ比べた方々が何人もおり「当時も蕎麦は旨かった」と、感想を漏らしていらした。)何故私は、「慈久庵」が阿佐ヶ谷にある時に行かなかったのだろう。残念。





今は、石臼の会ともご縁のある荻窪「本むら庵」や、日頃私たちも時々お邪魔する都内のいくつかのお店でも、この焼畑で作った旧水府地域の常陸秋ソバを手繰ることができる。だからそんな事も楽しみに今後もまた、蕎麦屋を回ることになるだろう。



 

蕎麦後




 

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本日のデザート「柿のうんてろ」¥550.-


皿が運ばれてくるまで、「柿」の何なのか???さっぱり分からなかった。一口食べてみたら、シャーベット状に半分凍ったように、よぉ〜〜く冷えた柿であった。うぅ〜〜ん…「うんてろ」って何だろう?凍みこんにゃくを作る地域であるし…「凍み」凍らせるということか?


帰り際、ご主人に伺ってみると、とても親切に「この地方では、よく熟れて、てろてろにトロケルようになったものの事を、う・ん・て・ろ、と言います」と教えてくれた。なるほど。柿に限らず、熟れて柔らかくなったものに使う言葉なんだ。へぇ〜。へぇ〜。へぇ〜。の3へぇ〜。

品書きに使う言葉にも、ご主人の郷土愛を感じる。



どうして、この力強い旨みのあるソバができあがるのか。焼畑の灰がもたらす栄養分(窒素など含有量が増えるらしい。それに、殺菌効果も)が最大の理由なのか。宮崎椎葉村(やっぱり焼畑でソバを育てている)や、他の地域のそれとは、どんな違いがあるのか。水はけの良い小石交じりの赤い土に、昼夜の気温の差に、或いは、過去は続けていたタバコの後作に…秘密があるという人もあるけれど…どうなんだろう…。ご主人が、店の前に並び続ける多くの客に一人で対応し続ける限り、蕎麦談義に時間を割いてくださるような機会は、巡ってこないだろう。漏れ聞こえていた寡黙で…とうい評判よりも、ずっと優しげなご主人と、お話できる日はあるか。いくつもの謎は解けず仕舞いだけれど、袋田の滝の訪問とともに、また次に訪れる為の口実に残しておこう。

ご案内くださったsiriusuさま、長時間の運転をご快諾くださったドライバー三銃士の 興味津々さま Kさま Micさま、会計を取り仕切ってくださったhighlandさま ご参加の皆さま 有難うございました。




 

慈久庵:

■住所茨城県常陸太田市天下野町2162 ■電話0294-70-6290 FAX0294-70-6291■定休日水・木曜日(祝日の場合営業・翌日休み)■営業時間11301430■アクセス車・常磐自動車道日立南太田I.Cより30分竜神大吊橋を目指し、その1Km手前/電車・JR水郡線 常陸太田駅より バス40分 もしくはタクシー20



  次項有お店のHP


 

  次項有2011年11月 常陸太田市「慈久庵」記事へ

  次項有2012年11月 「奥久慈紀行・企画実施報告」記事へ







るんるん
posted by 笑門来福 at 07:00| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月30日

宵待庵 閑日記 2011・11・12

  鶴首して待った秋の一日。

混雑は覚悟の上、10時に発てば11時着、遅くなっても12時着と高をくくっていた。晩秋の常陸路は、晴れて、秋の風情を色濃く残して鮮やか爽やか。弾む気持ちで、『常陸秋そばフェスティバル2011』の会場近くの交差点まで行ったが、長い車列で渋滞。時刻は11時。内心は予定通りと思った。しかし、ここから長かった。会場まで約2kmを2時間30分要した。


  駐車場に着き、車から駆け下り、テント前の行列に並んだ時は14時。目的の「達磨 雪花山房」である。13軒のテント張り蕎麦店の最奥に位置する。ところが、男が一人現れて、列の人数を数え始めた。そして、我われの前まで来て、本日はここでお仕舞いです。売り切れです、と言った。信じられない、チョット待ってくれと言っても後の祭りである。


 

  落胆で力の抜けた体を支えなおし、また列に並ぶ。並んでは蕎麦を食い、並んでは食い。5軒を梯子。会津産、北海道産、栃木産、常陸産などの蕎麦粉を会津山都蕎邑、湯島天神工房、うまい蕎麦を食べる会、常陸喜蕎の会、金砂庵、遊蕎塾などが打っていた。

美味いと思った蕎麦は一軒のみ。鴨汁のぬるいのには辟易。また、蕎麦に風味が無い。器が弁当の型押しポリ容器の形態で、窪みに汁や薬味を入れている。この容器では蕎麦湯が垂れて飲めない。薬味をきらしている店、使用しないけれど・・・。


  憤懣やるかたないところへ、見覚えのある顔。人懐っこい笑顔、丸まった背格好。とっさに駆け出し「こんにちは」と声かけた。誰あろう、翁 達磨で知られる高橋名人である。ミーハー的で軽々しくあったが、言葉を交わし、握手してもらった。自分にとって神様も同然の人である。一瞬にして心は爽である。来年、達磨の蕎麦を食べに来よう。目的ができた、と帰路に着く。



posted by 奥久慈山荘 宵待庵 〜




宵待庵 閑日記は、ブログ内に以下の記事もあります。

   次項有高嶺ルビー栽培の記 その1 を読む
       次項有高嶺ルビー栽培の記 その2 を読む
       次項有高嶺ルビー栽培の記 その3 を読む
   次項有高嶺ルビー栽培の記 その4 を読む
   次項有高嶺ルビー栽培の記 完結編 を読む
   次項有宵待庵 閑日記 2011.11.29 を読む
  

posted by 石臼の会会員 at 18:44| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月25日

常陸秋そばイベント訪問記

11/23当日の朝、「常陸秋そば」を新そばの時期に合わせPRするイベントが都内にて開催されるとの情報をゲット。物見高いは何とやらで、殆ど何も考えずに家を出、参加してきた。




はじめに向かったのは浅草にある東京都産業貿易センター。ここはときどき釣り関連のイベントがあり、このブログにコメントを頂戴しているiwana氏も出没する場所。本日は「JOIN移住・交流イベント2011」という、地方移住を主眼とした催し物。11時より「常陸秋そばの里の紹介」タイムで「常陸秋そば」のPRがされた。

宮崎さん・ハッスル黄門.jpg



紹介をしたのは、茨城県県北振興室の宮崎さんという方。常陸秋そば販売店ののぼりを持ったゆるキャラ「ハッスル黄門」とともに登場。





冷やかけ蕎麦.jpg



全般的なトークの後、参加者全員に常陸秋そば・新そばの冷やかけが振舞われた。









次いで東京タワー下に移動。こちらでは、かの金砂郷を擁する常陸太田市が常陸秋蕎麦のPRのため、そば祭りと銘打って「けんちん蕎麦」1杯500円、500食限定で地元市民の手作りによる即売会が開催された。



 

けんちんそば.jpg

「けんちん蕎麦」には野菜が沢山載せられ、初冬の時期にはこれで素晴らしかったのだが、出来れば「けんちんつけ(・・)蕎麦」が提供され、洗ったままの蕎麦とけんちん汁が供されれば素晴らしかったと思うのは私だけだろうか。







会場には、常陸秋そばPRマン、水戸黄門に扮したヨネスケ氏も登場。常陸秋そばの素晴らしさを常陸太田市長とのスペシャルトークで伝え「長生き音頭」披露も行った。なお、後ほど知ったのだが、ヨネスケ師匠は水戸黄門の衣装で、立川談志師匠逝去についてのテレビ取材を受けた由。

市長・ヨネスケ.jpg

ヨネスケ師匠.jpg


話中、都内で本物の「常陸秋そば」扱い店として、両国の「ほそかわ」、浅草の「大黒屋」の2店が紹介されていた。興味のある方は、覗いてみてはいかが。また、常陸太田市では「SOBA DO(蕎麦道と読む)」というお蕎麦屋さんガイドを作成しているので、この本を片手に常陸太田市のお蕎麦屋さん巡りもまた一興かしら。



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posted by 石臼の会会員 at 07:38| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

常陸太田市「慈久庵」

1120日(日)・21日(月)、秋深い紅葉の美しい茨城・奥久慈の里山の高台に立つ「慈久庵」を訪ねて参りました。

 

建物は「慈久庵」と言っても「庵」の雰囲気ではなく一見、洋風の趣深いお屋敷を思わせるような堂々と落ち着いた佇まいで迎えてくれました。

「慈久庵」の営業時間は1130分から1430分なので、常磐道をつかっての約200km余を4時間かかって14時に到着、店に駆け込むと日曜のせいか15人程の入店待ちの行列。店主から順番からすると、そばが売り切れ今日はダメとのこと。 

すごすごと退陣、近くの「竜神大吊橋」を見学して、宿にさがり翌日に備えました。

翌日は11時に訪ね一番客でした。以下、写真と共にコメントを加えさせていただきます。



慈久庵1.JPG



慈久庵2.JPG
堂々とした、たたずまいの「慈久庵」 




竜神大吊橋3.jpg
「慈久庵」から約500mの「竜神大吊橋」。
歩道橋としては、日本一(375m
 




小川店主と4.jpg
お人の良さそうな働き者の小川店主との記念の2ショット 



モダンな店内5.jpg
洋風レストランかと思わせるモダンな店内




薪ストーブ6.jpg
薪ストーブ 



焼畑自家栽培の刈ったままのそばが7.jpg
焼畑自家栽培の刈ったままのそばが措いてあった 





蕎麦


地ネギ天せいろ8.jpg

地ネギ天せいろ・玄蕎麦は、焼畑農法で自家栽培し、石臼で粗挽きに自家製粉したものなので、独特の透明感を生み、口当たりやさしく腰がある香り高いそば、と謳っているとおり、裏切られない素晴らしく美味いそばでした。また、ネギの天ぷらも美味しく、子供のころ覚えたネギの香りを彷彿させてくれる程でした。(1,700円) 





鴨せいろ9.jpg

「鴨せいろ」・肉が柔らかで美味しく、あの鴨肉とネギの香りのハーモニーが上品な旨味に加わっています。(1,800円) 





袋田の瀧



袋田の瀧10.JPG
「袋田の瀧」・「慈久庵」から約20km北にある三段の大滝。


袋田の瀧11.JPG

西行法師曰く、「この瀧は四季を通して四度展望しないと全体像が判らない。」から別名「四度の瀧」とも呼ばれているそうです。
常陸太田市大子町の「袋田の瀧」に行くのも、数年前からの家内の希望でしたので、とても良い旅になりました。



■住所茨城県常陸太田市天下野町2162 ■電話0294-70-6290 FAX0294-70-6291■定休日水・木曜日(祝日の場合営業・翌日休み)■営業時間11301430■アクセス車・常磐自動車道日立南太田I.Cより30分竜神大吊橋を目指し、その1Km手前/電車・JR水郡線 常陸太田駅より バス40分 もしくはタクシー20 


      次項有HP  

(シリウス記)
  
posted by 石臼の会会員 at 08:34| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

生粉打ちそば 梧桐(あおぎり)

 4月,茨城県牛久市での単身赴任生活が始まった。
牛久といえば河童で有名であるが,ほかにも,日本初のワイン製造工場だった「牛久シャトー神谷」があり,そこは浅草の「神谷バー」の「電気ブラン」の製造元でもある。

 また,町のはずれには浄土真宗東本願寺が造営した世界最大の「牛久大仏」がそそり立っている。

 さらに,近くの高速道圏央道の阿見東インターチェンジ周辺に,この7月に関東最大のアウトレットモールが開業されるらしい。車の方は東京からでも短時間であり,観光的には魅力的な町である。
 しかし,「ちゃりんこ」を交通手段とする私にとっては,どこへ行くのにも優に小一時間ほどかかる田舎である。毎朝,自然のホーホケキョの声を目覚まし代わりとしているのが,それを裏付けている。

 さて,牛久の紹介はこれくらいにして,江戸ソバリエのO氏から教えられた「生粉打ちそば 梧桐」へ小一時間ほどかかって,ちゃりんこで行ってきた。

牛久シャトー神谷.jpg
牛久大仏梧桐の構え

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posted by たけじん at 22:57| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする