■五月晴れに恵まれた連休の初日、予てより家内を連れて行きたかった西立川の「萱草庵」を訪ねながら、爽やかな風に誘われて立川の「国営昭和記念公園」に出かけました。先ずは、公園に行きボートの浮かぶ池と新緑の木々に囲まれた「ハーブ園」で、幾種類ものハーブを眺め、その香りに魅せられました。

ハーブ園から望む池周辺の新緑
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■萱草庵では、家内に馳走するのが目的でしたので、JR西立川駅を横切って急ぎ、2時30分の中休み前に入店しました。中休み直前なのにほぼ満員客で多忙にも関わらず、師岡店主がニコニコ顔で迎えてくれました。
師岡店主の勇姿
挨拶もそこそこに、やっと席に座り店内の雰囲気にひたりました。柔かく温かい照明の色、店主お好みの萱草の花の色の暖簾、そして木肌を生かし、ふんだんに使った木材の壁と天井、これらがゆったりした雰囲気を醸し出しホッと気持ちを和ませてくれます。「いつまでも居たくなるような店」とは、初めて来店した家内が感激してつぶやいた一言です。
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■先ずの、
そば前は、
純米吟醸・惣邑(山形・長沼合名会社)と特別純米原酒 白瀑(しらたき/秋田・白神山地)が店主推奨の逸品でしたが、時間も迫っていますので、十四代と同じ酒米を使用していると言う惣邑(一合)だけを選び戴きました。
ほんのりと穏やかなバニラに似た甘い香りのする旨い酒でした。
店主おすすめのそば前
うまかった!
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■天せいろのそばは細く腰があり、皮が幾分入っているようで少し黒味(見)がかっていて、その分、香りがよかったです。美味しかったことは云うまでもありません。
中休みに入ってお客が帰ったあと暫く店主と話ができました。今後の計画として、夏期は蕎麦粉の質が低下するので自家製粉にしたい。気仙沼工房製のコンパクトな製粉機を8月ごろ導入して、この店で製粉できるよう計画している。また、毎日の仕事は、朝4〜5時起きなので今は福生に転居して通っている。日によっては夜11時ごろまで飲み客が残るので睡眠時間が十分取れないで辛いこともある。などなど近況について、いつものニコニコ顔で話を聞かせてくれました。
帰り際、くれぐれも健康に気をつけて頑張ってくださいと声援のエールを送って帰路につきました。おいしく戴き、ほんわかいい気持ちの40回目のいい結婚記念日となりました。一言付け加えますが、そば前は、店長が是非にとのお祝いの気持ちを下さり、ご馳走になってしまいました。
今後とも、益々「萱草庵」が繁盛しますよう、また師岡さんが今後共ご健勝でありますよう祈りつつこの稿を終わらせて頂きます。お読みいただき有難うございました。

最近発刊された「萱草庵」掲載の書籍がお店にありましたので、表紙だけですが、写真で紹介させて頂きます。
■住所立川市富士見町1-15 メゾン ル・パルク1F ■電話(042)528-2424 ■営業時間11:30〜14:00/18:00〜21:00■定休日 火曜日。水曜日は、夜のみ営業。 ■アクセスJR青梅線 西立川駅下車 南口より徒歩5分
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