2014年03月30日

石臼の会「冬の食べ歩き」〜小平「吟」

やっと家のインターネット環境が整ったので遅れて書き込み開始。
途中、笑○○福姐さんから催促のスパムメールがじゃんじゃか届き、メールソフトが悲鳴を上げてました。

さて、時は2月22日土曜日。晴天に恵まれ西武新宿線は花小金井駅に集合。


会長待合せ1.jpg


時間きっかりに会長と事務局長と改札口で待ち合わせを行い、いざ小平らふるさと村へ!
残念なことに小平ふるさと村からの参加者は3名で寂しいスタートとなりました。

ふるさとむら1.jpg

「小平ふるさと村」の入り口からみた古民家。昔の田舎を思い起こす茅葺屋根です。
ここの小平ふるさと村は小平に昔からあった農家や古い建築物を文化遺産として残すために作られた施設のようです。

囲炉裏1.jpg

古民家では囲炉裏があり、薪がくべられてました。3人が燻されて一日中煙臭い匂いが
残りました。薪とか匂いってそう簡単に消えませんね。

糧うどん1.jpg

一つ目の目的「小平糧うどん」
糧とはうどん以外についている野菜の事で、貧しい時代にうどんだけでは量がたりない
ので野菜で量を増やしたそうです。

小麦粉は地元産農林61号(だったと思います。)出汁はかつをと椎茸で優しい味わいの汁でした。
野菜はホウレン草、大根、ねぎなど地域によって変わるらしいですが、ここ、小平ふるさと村
ではこの3品だそうです。

会長うどん1.jpg
事務局うどん1.jpg

美味しそうに頂く会長と事務局長。うどん結構長いんです。

お腹も一杯になった所で「小金井公園」へ梅を見に移動します。

やえとうじ1.jpg
梅1.jpg

今年は関東でも大雪が振り、2月の末でもまだ寒く、梅の開花も遅れているようでした。
比較咲いている株の写真をぱちり。種類は「やえとうじ」と言うらしいです。
このあと時間一杯まで江戸東京たてもの園を見学。三井家など有名な家を見学して
いざ、小平へ。

小平吟1.jpg

小平「吟」
落ち着いた佇まいでここにも店主の拘りが伺えます。(これは後ほど思い知る)

店主1.jpg

店主の渡邊 草さん。
ご実家も蕎麦屋で茨木県の「村屋東停」と言うお蕎麦さんで故片倉氏より蕎麦を学んだそうでうす。
しかし、店主の渡邊さんは実家では一切蕎麦を学べず別の店で修業をしたそうです。

独露身1.jpg
藤原定家1.jpg

店主の拘り。
お店には和歌など飾ってあり、先人から多くの事を学んでいると話していました。
しかし皆さん博学で和歌など良く知っておりました。ソバリエたるもの蕎麦だけでは
ダメなのでしょうね。

お酒1.jpg
おつまみ12.jpg
おつまみ21.jpg
香り高い微粉の蕎麦.jpg

上からお酒の「参酒」。店主が選び抜いた拘りのお酒です。
おつまみは写真など載せないでみたいな事をおっしゃてたようですので
2品ほど。
これ以外に出汁まき卵や天ぷらなど種類が豊富なラインナップでした。

肝心の蕎麦ですが、ご主人が思う「はかなさ」を表現されているようです。
この辺の話は
に詳しく書いてあるので興味のある方は一読をお勧めします。

勝訴1.jpg

勝訴!

集合写真1.jpg

最後ご主人を囲んで集合写真。

一言。いやはや、ご主人の拘りが半端なく一つの蕎麦道を拝見しました。
時間も経って忘れてる部分もありますが、私の文章力では伝えきれないと
判断したため、ぜひ自分の目で、舌で体験していただきたいです。
遠路はるばる足を運ぶ価値はあると思います。

では。

笑○○福姐さんごめんよー




小平「吟」情報

■住所小平市美園町2-9-7■電話042-344-7732■営業時間平日12:0014:30/18:0021:00 *土日祝日11:3015:00/18:0021:00■定休日月曜不定休■アクセス西武新宿線「小平駅北口より徒歩5

posted by とよ at 17:23| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 国分寺・国立・小平・小金井市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする