2008年07月08日

志村坂上「よし田」

20080627よし田 (5).jpg店の名刺や中山道に出ている看板には、“季節料理”の次に“手打ち蕎麦”とある 志村坂上「よし田」に、梅雨寒の昼に伺う。玄関に辿り着くと、「おっ!?いい感じっ」と抑えていた期待が爆発した。ガラガラと引き戸を開ける。

 
一軒家を改装した店内は、広々と風通し良く、これぞ日本家屋の美点と思われる設え。落ち着く。更に嬉しいのは、3卓×4席ある座敷席も全て掘りごたつ式になっていて、足のしびれ知らずで楽ちんだ。厨房内が見渡せるカウンターには7席。麺打ち台は奥まって見えないが、蕎麦職人がきびきびと働く姿が、余すことなく見て取れる。13時半に近いこの昼は、厨房2人、花番1人陣営。お客は全員かぶり付き席であるカウンターに。広々とした座敷を「どうぞ、どちらでも」と勧められたが、ここは絶対カウンターっ!と、絶好のロケーションを確保。 

舐めるように、品書きをチェック。
続きを読む
posted by 笑門来福 at 06:08| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒板橋・練馬区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

稲荷台「純粋蕎 野島」

野島暖簾1月になっても暖かく穏やかな日が続いていたが、訪れた日は冬一番の冷え込みとなり吐く息が白くなった。駅から「野島」への道々、気持ちは湯気の上がる「かけ蕎麦」に決まる。


お昼の時間を少し過ぎた頃暖簾をくぐると、暖められた店内には先客もおらず、静まり返ってもぬけの殻。少し気後れしつつも「こんにちは〜」と小さく声を掛けてみる。厨房からでてきた店主は、私を認めるとソバリエ仲間が昨日お店を訪問していたことを教えてくれた。

席に座るなり「温かいお蕎麦をいただいたことがないので、今日は十割そばをかけでお願いします。」と告げるが、店主は直ぐに厨房に入る気配はまったくなく、例によって蕎麦談義が展開されることに。

 続きを読む
posted by 笑門来福 at 16:39| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | ⇒板橋・練馬区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

稲荷台「純粋蕎 野島」

住所板橋区稲荷台2-2■電話03-3961-5197■営業時間11:30〜14:30、17:30〜21:00■定休日火曜■アクセスJR赤羽線・埼京線十条駅下車 徒歩10分/都営三田線板橋本町下車 徒歩11分 野島暖簾


ずずっと入った路地の奥。生成りの暖簾が掛かっていなければ、蕎麦屋とわからず通り過ぎるにちがいない。「あっ。蕎麦でも食べよう」と、通りがかりに思い立っての客は、まずいない。いや、絶対にない。客全員が全員、「野島」をめざしてわざわざ商店街を抜け、住宅ひしめく路地に分け入った物好きである。何が嬉しくってこんなのころまで・・・と、自分の性質をぼやきつつ暖簾をめざす。それでもまだ桜の季節には楽しみがある。「野島」の先には、たったの200m程だが、太く立派な桜の並木。また近くを曲がりくねって流れる石神井川の両岸は、ちょっとした花見の名所で、川面に映る桜は、なかなかのものだから。

しかし訪れたのは、夏の終わり。蕎麦にとっても厳しい条件の季節で、新蕎麦の頃を指折り数えるときである。 店主は、そのことを十二分に承知していて、はるばる来た客が同好の物好きとみるや、蕎麦への熱い気持ちを惜しげもなくぶつけてくる。昼どきを外して何度か伺ったが、そのたびたびにお声掛けいただき、この日ももり一枚注文の私一人を相手に、昼休憩を潰してたっぷり1時間半の蕎麦談義を展開してくれた。
続きを読む
posted by 笑門来福 at 06:00| 東京 ????| Comment(7) | TrackBack(0) | ⇒板橋・練馬区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする