2008年02月20日

秋田のそば


新横浜プリンスホテルで「北東北フェア」が2月中開催されており、そのうち9−11日は秋田のそばの実演がある、という情報を見て、11日行ってみました。



会場はプリンスホテル内の🍴レストランで11時―15時「鮨、蟹、ステーキ食べ放題」(2,300円)というビュッフェランチがあり、その中の一つとしてソバ打ちの実演がありました。

目当ては秋田そばでしたがとりあえず滅多に食べられない蟹をたらふく食べ、鮨、ステーキで元を取りました(何と浅ましいとお笑いあるな)。やおら実演コーナーに行き、わんこそばのように盛ってあるのを一つ、つゆ、薬味でいただきました。



しかし、特にこれといった特徴も感じられませんでした。お仕事中を悪いと思いましたがいろいろと話しかけてみました。それによると。

フェアの案内にも有るとおり実演している蕎麦屋さんは秋田角館の「そばきり長助」の主人でなんと小生と同じ名字の鈴木さんでした。鈴木さんの話によると自分はもともと農家だが、6年前に会津のそばに出合い、惚れ込んでしまい、種を自分の畠に蒔いて栽培を始めたそうです。現在では東京ドーム5,6個の広さの畠にそばを蒔いて収穫しているとのこと。種は最初は北海道で栽培していたものを会津に持ってきて栽培した種類。種は小粒で作業がやりにくいが香りがあり、味も良いとのこと。



あらためて実演台の前に積まれている椀をとり、そのまま食べてみたら確かに香りがして甘みがありました(「長助」さんの口上に影響されたせいかもしれませんが)。播種は手伝ってもらっているそうですがそれ以降は粉にするまで全部自分の手で行っているとのこと。



粉はキロ1,000円+送料とのこと。ヤフーでも「そばきり長助」で検索出来ますが住所は下記の通りです。近くに行かれたときは寄ってみて下さい。そして小生の感覚が合っているかどうかブログに書いて下さい。


    「そばきり長助」  秋田県仙北市角館小人町28−5

                     電話:0187−55−1722

posted by 笑門来福 at 11:34| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | ⇒青森・秋田・岩手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
酔爺さま

ちょうど、下のような記事をよんでいたところです。「そばきり長助」は、武家屋敷のすぐ隣らしいですね。「たそがれ清兵衛」とか「隠し剣鬼の爪」とか見ましたもの。そこへ行って食べるのも格別なことと思いますが、でもそれが横浜で食べられるなら超お得ですね。蟹といい!羨ましい。

〜2月20日6時11分配信 河北新報より抜粋〜
武家屋敷と桜の名所を守ろうと、秋田県仙北市は角館町の伝統的建造物群保存地区(伝建群)の保存基金を創設する方針を固めた。基金は武家屋敷の補修や樹木の維持管理に充てたり、市が建造物を買い取ったりする場合に取り崩す。26日開会する市議会2月定例会に条例案を提出する。

伝建群には藩制時代の武家屋敷や板塀、生け垣など歴史的建造物が60ほどある。国の天然記念物に指定されたシダレザクラなど、樹齢を重ねた樹木も少なくない。
Posted by 笑門来福 at 2008年02月20日 21:17
 「そばきり長助」さんの蕎麦は,秋田蕎麦といっても,北海道で生まれ,福島会津で育ち,秋田角館で花開いた蕎麦なんですね。
 どんな蕎麦粉なのか,一度打ってみたいと思います。
Posted by たけじん at 2008年02月20日 22:10
笑門来福さん

コメントを有り難うございます。
私も現場に行くまでは角館だとは知りませんでした。
櫻を見ながら地元産のそばを食べるなんて、いいなあと思っています。いつか行ってみたい。
Posted by 酔爺 at 2008年02月22日 12:57
たけじんさん

コメントを有り難うございます。

「そばきり長助」さんの話によると同じ種でも土地が違うと少し、味が違ってくるんだそうです。酒造好適米の代表である山田錦も神戸のごく限られた土地の産が最高で他の土地で育った山田錦は追いつけないそうです。今手持ちの粉がなくなったら一度打ってみたいと思っていますので、結果をお知らせします。
Posted by 酔爺 at 2008年02月22日 13:05
tannteさんお久し振りです、お元気のことと拝察いたします。「石臼の会」の同志も元気に活躍しておられます。

王監督の二女理恵さんと、ご相手の本田医師との結婚延期問題で端を発した蕎麦を手繰る時の音の件で世間に論議を投げかけていますが、
 私は皆さんが仰ることは全部正しく思えてきました
お蕎麦好きな人はお蕎麦の本を買って来て、読んでみると其処には音を発ってて美味しそうに食べるとか、音はこういう根拠で発ツすると言っつている。
 それはお蕎麦が好きな人の側から見たり、言ったりしている事で、蕎麦にあまり関心がない人から見れば、そんなことは如何でも良いことであると思えるのです。

要は場所と、雰囲気と、相手にも関係する事なので、それさえわきまえていれば良い事ではないでしょうか。
 
 我々江戸ソバリエはお蕎麦屋さんで一人で、または
蕎麦仲間と、此れまで通り堂々と音を発て[女性は男性より若干小さめの方が上品で、可愛げが有るかな?)て手繰りましょう。
 美味しく食べるのが一番ですから、
蕎麦繋がりで今後とも宜しくお願いします。
 

Posted by 龍成 at 2008年02月23日 17:11
酔爺さん
 横浜でその様のフェアーが有りましたとは知りませんでした。残念です。
 一度そばきり長助産「畑」のそば粉で打ったお蕎麦を手繰ってみたいです。

 宜しくお願いします。
Posted by 龍成 at 2008年02月23日 17:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック