ソバの白い可憐な花から、鉄分を多く含む暗褐色のハチミツは少し意外で、貧血にも良いとされるその滋味に富んだ風味を朝食のパンに添えて食べると、平凡なパンがワンランク上のものに感じられ大いに楽しんだ。しかし一瓶を空にしてしまうと、その後はなかなか入手が難しく、やはりソバハチミツは貴重品だなぁ〜と思っていた。
そんな折、本日の朝刊に気になる記事が。
2008年1月14日(月)朝日新聞 朝刊より
〜せき止め薬よりハチミツ〜
寝付けぬ子どもに効果? 米・大学チーム研究発表
ひどいせきで寝付けない子どもには、せき止め薬よりもハチミツが効くかも―。そんな研究結果を、米ペンシルベニア州立大チームが専門誌に発表した。
研究チームによると、ハチミツには抗菌作用があり、呼吸器疾患の一部の民間療法で使われている。そこで今回、ソバハチミツを使い、代表的なせき止め市販薬の成分デキストロメトルファン(DM)と効き目を比べてみた。
せきの症状がある105人(2〜18歳)を対象に実験。就寝30分前にハチミツを飲んだ子どもは、ハチミツ味をつけたDMを飲んだ子どもや、何も飲まなかった子どもに比べ、明らかにせきが軽くなり、寝付きも良くなる傾向があった。
チームのイアン・ポール医師は「効果に疑問があり、副作用も心配されるDMより、ハチミツによる治療の可能性を知ってほしい」という。
ただ、乳児の場合、ハチミツにボツリヌス菌が混入していると中毒を起こす恐れがある。旧厚生省は87年、1歳未満の子どもにハチミツを与えないように通知を出した。(ワシントン=勝田敏彦)
ラベンダーのハチミツは花の香りも残り、寝る前に温かい湯で溶いて飲むと沈静作用でよく眠れると聞いている。そのラベンダーハチミツを差し置いて?実験にはソバハチミツを使ったとある。せき止め効果は、きっとどのハチミツにもあるのだろうが、実験では何故ソバハチミツだったのか。ソバハチミツの収穫量は、当然その国のソバ畑の面積と比例しているであろう。(まぁ〜確かに、世界の中で日本はソバの生産量が非常に少ない。)アメリカにはソバハチミツが豊富に流通しているのだなぁ〜きっと。羨ましい。
しかしそれにしても、実験では何故ソバハチミツだったのか。ソバリエの私としては、気になって…眠れなくなりそうだ。
※ソバにアレルギーのあるかたは、ソバハチミツにもアレルギーを起こす可能性があります。
私、去年の夏、松本城に行ったときにソバハチミツを買いました。
レンゲや百花蜜に比べて黒っぽくて、プルーンのような味。
ミネラルが多いのかな〜と思っていましたが、ズバリ、鉄分が
豊富だったのですね!かなり個性の強い味でした。
子供の寝付けないほどの咳にいいんですね。でも、なんかわかる〜。
ハチミツ食べるとうっとりするものね。
あ、そんな単純な話ではありませんでしたね。
いつも有難うございます。
松本城でソバハチミツ売っているのですか(^^)/
これは、いいことを教えてもらいました。
やっぱり信州は、蕎麦処だからですかね。
maimuさまのブログのはちみつの記事で、
食べるばっかりでなく、
はちみつの保湿効果のことがありましたけれど
ということは、乾燥のこの季節
お肌に気管支にと、必需品なんじゃないでしょうか?