2007年11月20日
ミシュランガイド東京2008って、それが何か?
テレビや新聞で、黙っていても賑々しく拡販してくれることが羨ましい「ミシュランガイド東京2008」。我が江戸ソバリエは、朱紅の表紙の食べ歩き本「至福の蕎麦屋」を出しているので、ちょっぴり気になる。順位や評価を下す格付け本と、こんな美味しいお店もありますよと紹介する食べ歩き本は、根本的に違う。でも、蕎麦屋はどのお店が掲載されているのかな?とその辺りの興味はある。多くを占める高級な料理には、あまりご縁もないので、まぁ〜その内に図書館で借りてみようっ と、と思っていたら、ネットで★の数と掲載店名が流れていた。
「石臼の会」八王子蕎麦打ち会の時に、恒例でいつも食べる豆腐の購入先「うかい亭」(掲載は本店?)が、ミシュランの一つ★に選らばれているようだ。確かにあそこの豆腐は美味しい。ほんの少しの塩と食べるのがいい。ふむふむ。
で、蕎麦の分野で掲載されているお店を見て、「ふ〜〜ん。」と思った。ガイドブックというのは、出版側がお店を審査して格付けするというのが当たり前の考え方であろうが、一方で購読者或いは消費者としては、その審査する側の力を知るものでもあるなぁと。ミシュランの審査員は、蕎麦が分かるかどうか?ミシュランの舌が、我々日本人に審査されているんじゃないか。じゃぁついでに、ザガットサーベイはどうなんだと。日本人は、こと日本料理や蕎麦など伝統的で身近な食べ物については、格付け本をチェックできるだけの舌を持っている。お天気の挨拶と同列に、話題の一つと思うだけのことで、御フランスのランキングに惑わされるこたぁない。 安くて美味しいお店の情報は欲しいけれど、金額が青天井では…ハハハと笑いもでる。
といいつつも、一応蕎麦関連で、ミシュランに掲載されていたものを並べてみる。私の見たところ、翁、古拙、竹やぶ、の三店のみ。いずれも★一つ。★の意味するところは、★一つが、“そのカテゴリーで特に美味しい料理”だそうで、★★★3つは、“そのために旅行する価値がある卓越した料理”だそうだ。「てやんでぃ。何がミシュランだっ、蕎麦屋をもっと載せんかいっ!こちとら江戸っ子だい。東京と謳っておきながら、蕎麦屋を蔑ろにするたぁ〜なんて了見だ!おめぇんとこのタイヤなんぞ金輪際買わねぇぞ。」と、車を運転しない私は言ってやりたいのである。
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「ミシュラン」もいいけど「大使館御用達レストラン」もねっ
Excerpt: あちこちで話題になったミシュランガイド東京。 我が家にもあります。 行ったことない店ばっかり。 ・・・っていうか、下々にとっては一生に1度行くか行かないか位の超高級店ばかり。 だから、和食やフ..
Weblog: 旅好き美味いもの好き
Tracked: 2007-12-07 15:24
我が家にはミシュラン東京がありますので、じっくり見てみましたが、ジャンル問わず、
下々の者にとっては一生に1回行ければいいほうかな〜という高級店ばかりでした。
その点、蕎麦屋は割と行きやすいジャンルだと思うのですが、
正直「ふ〜ん」と笑門来福さんと同じ感想でしたよ。
誰が審査員かということも気になるところですが、「それを言っちゃ〜おしめ〜よ」でしょうから、
せめて掲載拒否したお店が知りたいな〜と思いました。
もぅミシュランを手に入れたとは、さすが情報通ですね。旦那さまとお二人でいろいろと食べ歩いていらっしゃるから、目も耳も口も肥えて、ミシュランの掲載店や★の数ばかりでなく、内容にもいろいろとご意見をお持ちなのでは?おいおい「旅好き美味しいもの好き」でも、感想など読ませてもらえれば嬉しいです。
コメント&トラックバックを有難うございます。
トルコ料理にも興味津々なんですけどぉ
そんなこと言い出すと、
新たな「?」が増えちゃうかもしれません。
でも楽しみです。