11月18日(日),調布市文化会館たづくり10階の調理室とお茶室で,第10回調布そば打ち&第3回お茶会が実施されました。
今回は,Nさんのご指導による3回目のお茶の講習会がありました。参加者は会員10人,特別参加2人(前回出席のNKさん夫婦)もそば打ちと調理,試食・懇親会に参加され,いつもながらの楽しい会でした。
1お茶会
今回はまず,今まで習ったことのおさらいをした後,N先生のご指導のもと,二人一組になってお茶の立て方を勉強しました。相手側がお菓子をいただいている間に,お茶を立てるのですが,なかなか作法どおりに行きません。例えば,道具の置き方を間違えたり,茶碗の向きを変えるのを忘れたり,茶せんで抹茶をかき混ぜても泡が出なかったりと四苦八苦しながら,皆さん,足のしびれも忘れて,一所懸命お茶を立てていました。いい勉強になりました。
たった3回の練習ではありますが,お茶をやってみて,茶道というものは,徹底的に作法を合理化し,単純化することによって不要なもの,無駄なものを削ぎ落とし,あるべき様式美を追求していく。それを行うことによって,己を:研鑽するとともに,社会的な礼を重んじる修行という印象を受けました。そばの練習にもあい通じるものがあるのではないかと思います。
2そば打ち
いつものとおり15時ころから,それぞれにそば打ちが始まりました。皆さん,最初は黙々とそばを打っていましたが,後半戦になると「今日のは失敗した。」とか,「今回は水の量が少なかった。」などと反省の弁が飛び交いました。しかし,そんな声は聞こえないかのごとく一心不乱にそばを切っている人もおりました。
また,Oさんは,特別参加のNKさんの指導を行った後,自分のそばを1キロ打ち始めましたが,その手際のよいこと,あっという間に打ち上げてしまいました。
3調理・懇親・試食会
今回は,特別参加のNKさん夫婦が,腕によりをかけたマヨネーズ,おかかなどが入った変り味噌のもろきゅう,アスパラ・竹輪の青海苔天ぷら,カブの梅肉あえを調理していただき,ほかに参加者から,フカの煮凝り,生春巻き,ねぎ焼き,きのこのあえもの,チーズクラッカー,そば味噌の提供があり,おいしくいただきました。また,酒は新正宗(新潟),嘉楽(福生),双葉(上田),ワイン(メルシャン),ビール(キリンゴールド500×6本)の提供があり,飲み切りました。最後に,皆さんが打たれたそばの試食をしましたが,Oさんの10割そばが緑色も良く,味も最高という意見が大半を占めもした。
なお,今回からは「もったいない運動」の実践として,余った場合には,各自持って帰ってもらうことにしましたが,量がちょうど良かったせいか,余りものはまったく出ませんでした。
第一回目の「もったいない運動」は大成功でした。今後も,引き続きご協力お願いします。
以上
2007年11月21日
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ここんところ 蕎麦の栽培 刈り取りなどで 蕎麦を打つきかいがありませんでした、いや〜 ひさびさで緊張しましたね、出来は80%まあまあ
ってとこかな・・・でもいい粉でした、茹で上がり淡いグリーンはさすが新そばの醍醐味ですね、欲を言ったらもう少し粗挽きがいいかな・・・。
同じ粉なのに味が違う、為になりました。
因みに今回の変わり蕎麦は「昼夜蕎麦」、改良の余地大いにあり、でした。
もったいない運動一回目!、残り物なしでバッチリだったのですか。大成功お見事です。やはり事務局幹事の采配が良かったのですね。
ところで、「昼夜蕎麦」って?なんですか?教えてください。
更科とひね蕎麦を一枚のお蕎麦に入れる?ということでしょうか?
クッキーなんかで、チョコレートとプレーンを最後にあっさりと練るような一本一本をマーブル模様にする?それって繋がるのでしょうか?
それとも、白髪交じりみたいに、一本一本違う?つまり茹でるときに混合で茹でる?
まだ良く実態が分かりません。今度私をモルモットにしてください。
層になっていて二層です。表と裏で色が違う、丸伸しの時に打ち粉を振らず一体化させます。蕎麦切りにし、茹でて盛ると白髪交じりという感じになる予定でしたが、今回はそうはなりませんでした。モルモット、お待ちしております。
なるほど、伸しの際に・・・ね。
二層になっていて表裏で色が違うから、表裏蕎麦。
( ..)φ勉強になります。
この「表裏蕎麦」という表現は、
一般的なものなのでしょうか?
蕎麦屋の品書きで、見た覚えはないような・・・気がしますが。
ちょっと忍者の技の名前のような・・・。
「表裏蕎麦」は笑門福来さんの新しい命名です。
「昼夜蕎麦」で検索すると名古屋の方に出しているお店 http://r.gnavi.co.jp/n077300/があります。
ここはtannteさんの出番かな。
>「表裏蕎麦」は笑門福来さんの新しい命名です。
一人PCの前で大笑いしちゃいました。
大変失礼いたしました。
自分のおっちょこちょい加減に、
(^○^)まだ笑いが止まりません。
検索かけても引っかからないハズです。
で、昼夜蕎麦の名古屋のお店HP見てきました。
”江戸時代に蕎麦職人が競って作りだした「合わせ蕎麦」、
その中でも一番難しいといわれる「昼夜蕎麦」。・・・・・・伝統の味を・・・・・・ ”とありました。
ということは、
highlandさまは、江戸の職人の最難関技に挑戦しているのですね。
すごいです。
やっぱりモルモットになりたいし、
出来上がり写真をブログ公開したいです。
どうぞよろしくお願いします。<m(__)m>
tannteさま
伏見駅は、tannteさまのお宅から遠いでしょうか?
機会があれば・・・・・・「昼夜蕎麦」いかがでしょう?
(蕎麦会席ってあるし、ちょっとお高そうなお店ですね。)
「表裏蕎麦」の文面を見て,私も思わず笑ってしまいました。さらに追い討ちをかけるようですが,「来福」と「福来」はどっちが正しいのでしょうか。
さすが,笑門さんは,名前のごとく笑いを誘う名人ですね。恐れいります。
ところで,表裏蕎麦の件ですが,私が通っている教室で,ある人が紅白蕎麦を打っていました。それは,まさに昼夜蕎麦と同様,表は更科,裏は更科を紅で色づけた紅白蕎麦でした。何でも,お祝いの席に出すそうです。
笑門来福が正しいと思います。多分。
自分用のPCを新しくして、設定をあれこれいじっている段階です。
たけじんさまに教えていただき、無ろ過生原酒片手に
「ん?」と思って今見てみると
なぜか、用語の登録辞書に福来となっていました。
まぁ〜私のやることですから、あてになりません。<m(__)m>
早速訂正しましたが、今後もこのようなお馬鹿をやらかすかもしれません。
どうぞ見放さずご指導ください。
さて、
昼夜蕎麦の次なるパターンですね。紅白とは。
変わり蕎麦の数だけ、2層のパターンがあるのでしょうか?
でも、一種類でも繋がり具合に問題のある私としては、
2層の相性はどうなんだろう?と心配になります。
私は、これまた下手糞ながら陶芸を楽しみますが
縮小率の程遠い土をあわせるのは、結構難しいです。
だから、蕎麦も同じであろうと…。
面白いですね。
highlandさまの”表裏”じゃなかった”昼夜”蕎麦を早く食べてみたいです。