2007年10月16日〜18日 竹橋 科学技術館1Fにおいて、
’07 めん産業展があった。
■主催めん産業展実行委員会 (社)日本麺類業団体連合会 全国麺類生活衛生同業組合連合会 東京麺類協同組合 東京都麺類生活衛生同業組合■後援(社)日本食品衛生協会 (財)外食産業総合調査研究センター (財)全国生活衛生営業指導センター (社)日本蕎麦協会 (社)東京都食品衛生協会 (財)東京都生活衛生営業指導センター■出展久津間製粉梶@白鳥製粉梶@東京麺業梶@日清製粉梶@などそば粉・小麦粉6社、鰹節12社、ヤマサ醤油梶@キッコーマン梶@三州三河みりん滑p谷 且R本海苔店 など食材・調味料27社、かっぱ橋(有)竹むら(竹むらの若旦那は、優秀なソバリエです)など漆器・陶器・そば道具・調理器具類10社、製麺機・製粉機11社、ほか
およそ蕎麦店に関わる機材や建築、厨房設備、販促用品、関連書籍販売も含めて100近い会社や団体のブースが並んだ。
今回のテーマは、「安全・安心・信頼」〜美味しさを提供するめん類店〜。めん産業展実行委員長の鵜飼良平さんは、公式ガイドブックの中で、「消費者の厳しい目は、食の安全・安心は、当然のことで、舌で味わう美味しさだけでなく、食べて元気になる“健康づくりを応援する健康食”を求めている。めん類店は、そば・うどんの提供を通じて健康づくりを応援する探究心を高めるきっかけとしたい」と挨拶されている。つまり、完全にめん類飲食店関係者専門の展示会だ。
2005年の大江戸めん祭りは、消費者も対象にしていたように記憶していたので、そのつもりでいた私は少々肩身が狭かったのだがしかし、実は今回は、出展ブースのお手伝いという大義名分もあったので、大切なお客様と思い込み対応していただいた出展業者さんには、許してもらおう。 という訳で、手伝いの合間に、数冊のそば関連本を購入し、使いやすそうなこま板も新調してみた。これで、きりべら23本!ばっちり美しい麺切りができる・・・ようになればいいなぁ〜。
して、肝心の今回の私の任務は、後援団体の行うそばの需要拡大の為の広報活動と、またそれに伴うアンケート調査を行うことであった。産業展に来られるだけで楽しいといううっかり者の私が役に立てるだろうか。何かやらかして迷惑をかけるのではないだろうか。いろいろ不安を抱えつつも、笑門来福という自分のHNに励まされるように、なんとか笑顔でターゲットである蕎麦屋さんに近づき声を掛け始めると、何かの勧誘か新手の売り込みだと思うのか、それとも私そのものが恐ろしかったのか、急に歩を早めて遠ざかる方も。
しかし多くの蕎麦屋さんは、興味を持ってブースを覗き込み、ポリフェノールやルチンなどの栄養の話、ソバの品種や資料に目を通され、お話をしてくださった。日頃、蕎麦屋さんを訪問し美味しい蕎麦を食べ、あわよくばお話を伺うことを喜びにしている私には、望外の幸せ。なんと素敵な任務を与えてくださったのだろう。お話を伺っているうちに、是非食べに伺いたいお店も増えた。そして、知っている店主さんや花番さんのお顔を発見すれば、役得を利用して声を掛けずにいられなくなり、いつもは作業で忙しくなかなか会話を交わせない方々のお話も伺う機会を得た。う〜〜ん面白かった。内容について、ここで公にできないことが残念であるが、今後お店訪問後、ブログ食べ歩き記事か何かで、話のエキスを抽出し載せられたらと思う。
そして、痛恨なのが、鵜飼良平さん率いる「鵜の会」の方々が打った蕎麦をいただける「そば処 大江戸庵」の写真。今回の品書きは、せいろ¥500.-鴨せいろ¥900.- 他であるが、毎回食べ終わってから、ブースにカメラを置きっぱなしであったことに気がつく。なんと間が抜けている。あぁ残念。当然のことながら、水準の高い美味しいお蕎麦&お汁であった。先ごろ最高位5段に認定された寺西さんが、花番でお運びもしてくださるという贅沢も味わった。
貴重で楽しい時間だった。毎日、めん産業展をやってもらいたいと思うほど。
2007年10月17日
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毎年は来ていませんが 業者向けのイベントですので なかなか肩身が狭い思いで恐縮(ほんとかな?)しながらあちこち見て回って来ました。
ビックリ、たまに行く地元銀杏(西大島)のご主人にバッタリ会ってしまいました、お互いにビックリ・・・。