連日猛暑が続く8月12日(日),調布市文化会館たづくりで,9人の会員によるそば打ち会と1人追加の10人での懇親会を行った。
1 そば打ち会
今回は,普通そば打ちグループと変わりそばグループの二通りに分かれて実施した。変わりそばグループは,それぞれに混ぜもの持参で打ち始めた。すいか,紫蘇,抹茶と三種三様で,色鮮やかな変わりそばができたようであった。が,残念ながら抹茶そばは,水回しが美味く行かなかったようで,抹茶切りにはならず,最終的に抹茶そば揚げに変身してしまった。打ち手は,「今回の失敗を糧にして,次回も挑戦したい。」と語っていた。人のことをとやかく言う私の方は,一九そばを打ったが,これも失敗してしまった。今回は,前回の失敗を糧にして,水分量を良く確認して水回しを行ったのであるが,水回しの段階ではしっとり感が出ていい塩梅になったと思ったのだが,括りと菊練りの段階になるとしっとり感がまるでなくなり,表面が乾いてまとまりにくくなった。この段階で水分が蒸発してしまったのであろうか。クーラーが効いていたので,そのせいかなと考えるのだが,それならほかの人も同様失敗しているはずである。やはり,修練不足なのかなぁと納得し,今回も,次回は成功させようと肝に銘じた次第であった。
2 調理の時間
男性のMoさんは,そばの切れ端をまとめて,本格的なそばのニョッキを手作り,器用なTaさんは,なすとまいたけの天ぷらなどを揚げ,そのほかの人も持ち寄ってきた肴を器に盛るなど協力して,短時間で宴会の準備が整った。
3 懇親会
いつものとおり調理の時間を終え,懇親会に突入した。懇親会だけに参加されたSaさんも到着し,和気あいあいの楽しい時間を過ごした。お酒は,各種ビール,純米吟醸「来福」(茨城県),「朝しぼり」(長野県),「祝酒開運」(静岡県),純米吟醸「惣邑」(山形県),「多満自慢辛口」(東京福生),「加賀蔦」(石川県金沢),雪蔵寒仕込吟醸酒「越の初梅」(新潟県)が提供され,すべて飲み干したようであるが,私はかなり飲みすぎたようで,最後の状況は覚えていなかった。なお,皆が手作り等した肴は,枝豆,焼油揚げ,フカヒレのにこごり,自前らっきょう漬け,うま辛チャーシュー,そばのニョッキ,チーズ,小魚姿焼き,なすとまいたけの天ぷら,なすのおひたし,茶そば揚げ,さきいかのナムルなど食べきれない量であった。今回のそば打ちの結果は置いておいて,懇親会は,いつものようにお腹も満腹,心も安らぐ至福の時間であった。
2007年08月12日
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すいか切りは・・・絞ってジュースにして混ぜ込むのでしょうか?出来上がりの色や香りは、どんなでしょう?本当の季節限定の変わり蕎麦ですね。
蕎麦打ち技術には、日頃より敬服しています。
>「西瓜は生に限る
との、皆さまの評判をココに書き込むあたりが
highland さまのお人柄が表れていて素敵です。
コメントを読ませていただき、失礼ながらちょっと笑ってしまいましたが。
「西瓜は生に限る」と言われて、今度は赤い所は生で食べて、緑の皮を擂って練り込むか、なんて考えていました。やるか、やらないか、それはあなた次第です。