日時:2024.6.7 10:30〜18:00
10時半、京成金町線の柴又駅に集合、1名が10分遅れで到着、3名で11時開店の柴又「日曜庵」さんへ向けて出発します。
更に遅れた1名が柴又「日曜庵」さんに着いたのが11時50分、先頭が2名、続いて我らが4名、定刻5分前にさあどうぞと店内へ。蕎麦茶を頂きながら、メニューを見て、先ずは飲み物、ビール2杯、小ビール1杯、烏龍茶1杯を注文。飲物が来て、突き出しの揚げ蕎麦をつまみつつ、乾杯。つまみとして、玉子焼き1つ、店主お勧めのなごり雪2つを注文。
最初に出てきたのが玉子焼き、焼き色はあくまでも薄く、表面の三つ葉か鮮やか、桃色の大根おろしを従え、更には人数に合わせて4分割されています。何枚重ねになっているのか、一人が分析をしますが判然としないくらい上手く焼けています。
続いて、なごり雪と名付けられた汲み上げ豆腐が2つ、エゴマオイルと醤油を半々で小皿に取り、それに浸けるか、塩を振るか、お好みで頂きます。
ビールをお替り、日本酒を頼むこともなく、締めの蕎麦へ
粗挽き蕎麦、焙煎蕎麦、玄挽き蕎麦、丸挽き蕎麦の4種を4人でシェアします。
粗挽き蕎麦 ¥1400(税込み)
焙煎蕎麦 ¥1300(税込み)
玄挽き蕎麦 |1250(税込み)
丸挽蕎麦 ¥1100(税込み)
全てつなぎなしの生粉打ち、そして細切りです。中でも焙煎蕎麦は、焙煎した丸抜きを挽いて練り込んだそうで、他では味わえない蕎麦です。
蕎麦湯はとろりとしたタイプ、お替りをして、約1時間でお勘定となります。
ところが、見送りをしてくれた店主と店外で小半時も歓談、蕎麦屋を開業した2001年頃の話から、その前のカメラマン時代の話、3年前にお亡くなりになった奥様の話、3人のお子様の話と尽きることがありません。その店主を囲んで、記念写真を撮ってもらったのを汐に、お店を辞去します。
帝釈天にお参りをし、境内を通り抜けて江戸川へ
矢切の渡しを見に行って、若い船頭に約10分の矢切の渡し往復の遊覧を誘われ、風爽やかの中、言葉巧みな解説付の船遊びを楽しみます。
江戸川を右手に見て金町方面に遡り、京成金町駅から、柴又を通り過ごして、京成高砂へ、
その昔、雨が降るとぬかるみとなっていた園内通路はバリアフリー舗装され、車椅子でも楽々と通れます。無料の園内案内をするという園内放送に導かれ、その一団に入ります。あやめとかきつばた、花菖蒲の違いなどを勉強し、今が盛の花菖蒲を愛で、しばしの秋田喫茶室でコーヒーブレイク、後30分で閉店ですという店員のお触れに従い、園を後にします。来た時と同じ道を駅まで戻りますが、帰り道は早かった。
ここで、2名が帰宅の途に就き、2名が日暮里「川むら」さんを目指します。その店を通り過ぎて、佃煮屋さんでお土産を買い求め、店に戻ります。隣家を買い取り、新装となったお店に伺うのは初めて。
壁一面に貼られていたビラメニューはなく、つまみの数も厳選されたようで、1人がビールを頼み、もう1人は水代わりの冷蕎麦茶を頂きます。
頼んたつまみは、せりの胡麻和え、穴子天。
ビールのお替り、日本酒の追加もなく締めの蕎麦は、あさりせいろと岩のりせいろ、この2つを2人でシェアします。
あさりせいろ ¥1600(税込み)
岩ノリせいろ ¥1400(税込み)
蕎麦は更級粉が多いのか白味の強い蕎麦です。蕎麦湯は釜湯。
支払いを済ませ、日暮里駅に戻り、山手線に乗車、1人が高田馬場で降りて、今回の蕎麦ツアーは散会となります。参加された皆様、満開で迎えてくれた花菖蒲たち、お店の方々、船頭さんのお陰で楽しいツアーとなりました。
HIGHLAND記
■■ そば㐂り日曜庵
東京都葛飾区柴又7−13−2
金・土・日・祝日のみ営業
11:00〜蕎麦売れ切仕舞い
■■ 川むら
東京都荒川区西日暮里3-2-1
木曜定休
11:30〜20:30 LO20:30
美味しかったです。