2015年10月28日

松江「きがる」



「出雲そば」とは、

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出雲蕎麦旅下調べをしている中で、特にこちらのお店では、出雲蕎麦で一般的な玄ソバからの挽きぐるみと、他に丸抜きからのものの2種類を提供している 創業以来82年松江の味を代表するお店と知り、更に松江産玄丹そばも扱うとあったので、これは是非っ!あれこれ食べ比べをしようとリストアップしていたところ、松江の名居酒屋のご主人から(大田和彦氏ご推薦の店)「松江で蕎麦を食べるなら、是非ここに行ってから東京に帰ってくださいよ。」と、私のリストの中からピックアップし、強力に推薦してくれたお店。NHK「歴史ヒストリア」すごいぞ!国宝松江城〜編でも、チラッと登場。


えぇ〜兎に角、松江もやっぱり夜が早めだけれど、昼休みなしで通し営業してくれるのだから有難い。1630分到着予定・蕎麦を取って置いて欲しいとお店に電話をしてから夕食伺う。こちらのお店もとても楽しみ。





旅の最後!割子蕎麦+釜揚げ蕎麦

松江城で天守閣まで何段も何段も登ったり下りたり、川めぐりの遊覧船に乗ったりで喉がカラカラ、まずビールをグビグビっと。


スーパードライ中瓶¥570.- → 豊の秋を燗で¥520.-

この旅で、日本酒の燗を頼むと例外なく地元のお酒「豊の秋」。目隠しされてだされても、もぅピタリと当てられそう。地域一丸となって地元のお酒を愛し推奨していることが良く分かった。



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そば豆腐¥160.-








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特製そばがき¥570.-

とても美味しかった。掻きっぱなしの蕎麦掻きは、ソバの味が濃くストレートに伝わるご馳走。








松江きがる (19).JPG


割子蕎麦(挽きぐるみ3枚)¥810.-(特撰は¥900.-

名居酒屋のご主人が言っておられた通り、私達が知る通りの出雲蕎麦らしい蕎麦で、やや太目の平打ち麺には、挽かれた外皮が散見されて、少しザラザラとした舌触り。








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満月そば(挽きぐるみ3枚)枚¥990.-(特選は¥1080.-

割子そばの上にとろろ山芋とウズラの卵を乗せた蕎麦。







松江きがる (1).JPG



釜揚げそば¥670.-

この地に来て、大好きになった釜揚げ蕎麦。とろ〜りとした蕎麦湯に浸った風味豊かな蕎麦は、体もほっかほかになりとても美味しい。穀物としてのソバの味わいがしっかり感じられる。こちらのお店も、始めから汁(松江では「だし」と言う)が入っていてお好みで汁(松江では「だし」と言う)を継ぎ足すようになっていた。


この日「きがる」でいただいた全ての蕎麦は玄ソバからの挽きぐるみの蕎麦で、もう一種類「特撰」と名付けられ丸抜きから製粉製麺したものは既に売り切れていた。ということで残念ながら、楽しみにしていた麺の食べ比べは叶わなかったけれど、蕎麦が美味しいだけでなく、ご主人も花番さんも皆さんとても親切で、ホスピタリティに富んだ素敵なお店だ。観光客だけでなく、地元の方々にも愛される所以だろう。





■住所島根県松江市石橋町400-1■電話0852-21-3642■営業時間11:0019:00(売り切れ仕舞い)■定休日火(※祝日と重なるときは、振り替えて営業するときも)


  お店のHP


posted by 笑門来福 at 19:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒島根・鳥取 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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