2015年04月10日

本郷「蕎麦切 森の」

「たすけてぇ 森のさぁ〜ん」と、久しぶりに伺った。歯科治療をこてんぱんにヤラレタ後は、なんとか辿り着いて癒し効果満点のこちらの蕎麦を手繰りたくなる。



蕎麦

都内のソメイヨシノは、もぅほぼ葉桜だというのに、霙交じりのこの日の気温は昼3℃!有りえな〜い寒さ。ということで、開店直後一番乗りでお願いしたのは、「山かけ」¥1550.-あったかいんだからぁ〜が必要だし、歯をあまり使わなくても手繰れる栄養が必要だ。




森の「山かけ」¥1550.jpg




まず、熱々で澄んだ白だしの甘汁を啜って、思わず「はぁ〜〜〜っ」続いて「あぁ…おいひぃ…」と息が漏れる。しなやかな細打ちの蕎麦をとろろに絡めてツッっと手繰ると、優しい旨味がジンワリ。春を感じる三つ葉の香りも凄く好き。本当は好きな巻蒲鉾は、歯が思うように使えない今日に限って、昆布の部分に苦戦した。でも、甘汁の一滴すら残さず完食。

美味しくほっかほかに温まり「ご馳走さまでした。とても美味しかったです」と立ち上がると、「なによりです」と女将が笑顔で送り出してくれた。この日もやっぱり「森の」さんに癒された。蕎麦屋さんってオ・ア・シ・ス。




森の昼の品書き.jpg



あっそうそう

ボードに掛かった夜の品書きに、そろそろ終わりの時期になる「」があった。春を告げる希少な肴。高知でしか食べられないと思っていたのだけれど…夜もオ・ア・シ・スに来なくっちゃ。



■住所文京区本郷2-25-1ムトウビル1F■電話03-3818-9555■営業時間平日:11:3014:0017:0020:30LO 土曜:11:3014:30(売切れ終い)■定休日日曜・祝日■アクセス東京メトロ 丸の内線 本郷三丁目駅 徒歩5分




posted by 笑門来福 at 11:53| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 文京・墨田・台東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
のれそれ ですか・・・ 知らなかった・・・
5月中ですか・・・
Posted by 興味津々 at 2015年04月10日 20:01
興味津々さま

いつもコメントを有難うございます。

高知では「のれそれ」と呼ぶんですけれど
関西では「べらた」と言うらしいです。

高知に行ったときに何度か食べていますけれど
生で食べると生シラスみたいな風味で、
ほんのり甘くて、ちょっとヌルルンとしてます。
ホンの少し小皿に食べただけでも、マアナゴ何十匹分と思うと
稚魚のうちにこうして食べてしまうのが、罪のようにも感じますが…
美味しいんです。

火が入れば真っ白な椀種などになって数匹分で出てきたこともありますから
そうして食べれば、匹数が減って…罪が少し軽くなる…そんなこともないか。

イクラや数の子を食べる時も、申し訳ないなぁ…と思いつつ、美味しくって食べてしまいます。

あっ、私一応、まだ痛風になってません。m(__)m
Posted by 笑門来福 at 2015年04月11日 09:25
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