2015年01月12日

正月蕎麦@日本橋「室町砂場」

2015年正月蕎麦第二弾。

といいますか、日頃とてもお世話になっている蕎麦仲間と一緒に、ぶらぶら歩いて蕎麦屋の梯子です。


我々は「かんだやぶ」を出た後、界隈をブラブラ。甘酒か…餡蜜が食べたい。でもまず、神田明神。鳥居をくぐる前から尋常じゃない込み具合で、参拝のお賽銭の前まで1時間は並ぶ。あとやはり神田「まつや」にも「かんだやぶ」と同じような客層の長蛇の列があったし…。


異色だったのが、揚げ饅頭でお馴染みの甘味 淡路町「竹むら」。私は蕎麦後で、餡蜜を頂くのが大好きで子供度々寄らせてもらっているが、このお正月の行列は凄かった。なんでもアニメ「ラブライブ!」の中で、「竹むら」をモデルにした「穂むら」という甘味店が、主人公高坂穂乃果の実家という設定で物語の中に度々登場するらしく、ファンにとっては聖地となっているのだ。そんな事情から行列の平均年齢が、界隈の行列よりもググッググッと若返り、なにしろ情熱をもって一心に並んでいるので寒風なんて何のその、凄い。なので、この日は蕎麦後・甘味は断念。





ということで、ぶらぶら歩いて室町「砂場」に13時半位に辿り着く。



正月室町砂場石臼の会ブログ.jpg


松飾のある玄関前に「恐れ入りますが、お待ち頂くお客様は、当店の前に沿ってお並びくださいますようお願いいたします」の立て看板があったので、開店直後は行列があったのかも。


ともあれ、心地よい「いらっしゃいぃぃぃぃ〜〜〜〜」の声に迎えられ、我々は並ばずに着席。ホッとする。




蕎麦前

なんだかんだと結構歩いたので、ほんの少し喉を潤したくなって、ビール。練り梅鰹が付く。



 正月室町砂場 石臼の会ブログ玉子焼き.jpg



  甘みのある玉子焼きを
 人数分に切り分けて貰う。

 熱々ハフハフ。美味しい。











蕎麦




正月室町砂場 もり 大盛り 石臼の会ブログ.jpg

 

右が「大もり」、左が「もり」

汁も、大もりの蕎麦猪口が少し大きめ。「もり」は一番粉を使用・玉子繋ぎ。






正月室町砂場 別製ざる.jpg


別製 ざる

色白の「別製 ざる」は、更科粉を使用・玉子繋ぎ。






正月室町砂場 三味そば.jpg


三味そば

三つ葉・大根おろし・海苔の乗った冷たいかけ。さっぱり爽やかにツツツッっと45回手繰って、即完食。



明治2年創業以来今日まで、代々素晴らしい仕事をしているし、花番さんといい庭も眺められるこの空間・空気感もご馳走だ。天ざる・天もり発祥のお店だけれど、今回は梯子した事情もあって、お腹に収まりきれない可能性があったので、あっさりと〆た。あぁ〜それにしても、老舗のお汁は奥深く円やかで、本当に美味しい。


5代目ご主人は、和食の修行も熱心にした方で、新メニューが開発される日も近いかなぁ〜〜というような事を勝手に思い込んで以前のブログに書いたけれど、品書きにチラッと目を通したところでは、まだ新しいものはなかったようだ。けれど、酢の物の盛合せなど季節によって食材が変わる品書きがあるので、この辺りが和食の心遣いをする5代目の色なのか?とも感じる。




そうそう。確かお年賀に、「やげん掘」七色を貰えるハズだったのだけれど、15日昼の時点で何故か無かった。限定数があったのか?それとも、お年賀を配る事を止めたのか?(仕方なしに?)一応、名物月替わりマッチ〜1月赤い梅鳥居清光画〜を頂いて帰る。うろ覚えながら、ずっ〜〜と前の1月と変わっているような気がする・・・・・・。いろいろ記憶が追い付かなくなってきているので、今後マッチに貰った日付をいれておこうかなぁ…・・・やれやれ。




■住所中央区日本橋室町4-1-13砂場ビル■電話03-3241-4038■営業時間月〜金 11:3021:00(L.O.20:30)/土 11:3016:00(L.O.15:30)■定休日日・祝、※今年4月からは第3土曜も営業している■アクセスR神田駅 徒歩4分/JR新日本橋駅 徒歩1分/銀座線三越前駅 徒歩3


posted by 笑門来福 at 17:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千代田・中央・港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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