先代の住職が真正深大寺そばの伝統を守るべく始めた「深大寺そばを味わう集い」、今年で28回を迎え、約80名の招待者によって12月24日午前11時より深大寺に於いて、盛大に行われました。
はじめは本堂での献そばの奉納と蕎麦供養の法話があり、その中で、境内にあった蕎麦守観音様が、バス停前に移され、益々のご加護があるように願ったこと。また、年3000人の人々に深大寺そばを食べてもらう試みをやっているとの事でした。
その後、会食会場に移り、会食となりました。
新酒「ふがく」(深大寺一味会の特注の酒)で献杯、10種類に及ぶ料理、新蕎麦(深大寺一味会産の新蕎麦)の香りと喉越しのすばらしさ、改めて蕎麦の味覚を覚える思いであった。
温めたつけ汁(室鯵つみれ、明日葉、ねぎの汁)に新蕎麦(八つ岳西麓新蕎麦)をつけて味わうことは、寒さ厳しい折でもある中での一品であった。
各界の著名人が挨拶される中で、住職が数年前、深大寺に泊まられた名僧の話に及び「忘己利他」と書かれた掛け軸を指され、「これからの世の中での指針とすべき」と説かれた。
〜 渡部正昭 〜
お疲れ様でした。
毎年12月24日に行われる恒例の「深大寺そばを味わう集い」の一部始終が詳細に描かれていて
居ながらにして参加者の一員で有るかのような
気分になりました。
蕎麦の実も浮き実になっているのでしょうか?
いいなぁ〜とても美味しそうですね、食べてみたいです。