2014年12月15日(月)・16日(火)は、毎年この時期恒例となっていた練馬区南大泉・妙福寺での「達磨の会」。高橋邦弘さんは、広島県北広島町「達磨雪花山房」を2015年5月6日(水)で閉めると決めたそうで、今年が最後の会になるらしい。そういう事情もあるのか、今年はスタッフの数も凄い。ざっと数えて40人程の白衣を着た翁達磨グループスタッフが、清々しくキビキビと仕事をしていた。
■■蕎麦前
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今年も、冷奴と蕎麦味噌で、冷酒「四季桜 花神」を1合ほど…の組み合わせをお願いした。「四季桜花神」には、豊かなとろみもあるけれど、後口すっきりと辛口で、昼酒にはぴったり。仲間の一人は、ビールでの組み合わせ。今年は最後ということもあるのか、達磨グループの手拭いが付く。
■■蕎麦
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例によって、いくつかの産地のものをブレンドしてある。美しくつややかな麺には、鮮やかに緑色がでていて、綺麗っ。のど越しの良い美味しい細打ち二八のせいろ3枚。3枚とも同様に流れる様に打った同じ麺だけれど、それぞれの茹り具合がほんの少し違っていて、繊細な釜の仕事を思う。
「それぞれが、微妙に違って面白いですねぇ。好きな順は、2枚目 3枚目 1枚目。去年もこの順だった…」なんてことが、テーブルで話題になった。
■■麺棒やソバ粉の事
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中央が「ミズノマーク」 今年撮った「久保田五十一」
「友蕎子」
この秋、江戸ソバリエ倶楽部の旅で、「翁・達磨」グループの木曽「おぎのや」さんにも行ってきたのだけれど、そこでも思ったことが、「翁・達磨」グループのソバ粉の事。やっぱりここも、同品質だぁ!と感嘆するしかなかった。毎年毎年いくつかの産地のソバを大量に仕入れ、必ず同じグレードに同じ狙いを持ってブレンドし製粉し、「翁・達磨」グループ各店に供給する。それを、蕎麦行脚で全国あちこちに行ってはチャーミングに蕎麦打ちをし、店舗展開し、広島(来年、畳んでしまう)に帰っては蕎麦教室まで行ないながら…あぁ〜そんな超人が、来年5月に…信じられない。信じたくない。心変わりを願う。
いつもコメントを有難うございます。
まだまだパワフルな高橋名人の心変わりを願うものの…
ゆっくり休みたくなる気持ちも良く分かるし…
ですよねぇ。
いつもコメントを有難うございます。
毎日寒いですね。
私も15日で、結構長時間蕎麦打ち見てました。
とよさまとは、もしかしたら入れ違いだったのかもしれません。
蕎麦好きが押し寄せるから、
毎年会場で誰かしら知っている人と会っていたような気がします。
貰った手ぬぐいは、一番上の写真右端に
ちらっと写っています。 m(__)m