神楽坂毘沙門天の直ぐ傍に居り、もぅすぐ21時という頃、〆蕎麦が食べたくなった。直近の神楽坂「蕎楽亭」は満席だろうか、そもそも暖簾を入れる頃で、無理を言うのも悪いしなぁ。それではと神楽坂「山せみ」に向かうと、団体さんが店を出そうで出ない。ひょっとすると表示されている21時半のラストオーダーまでに席に座れないかもしれないし、店の前で待つにも寒すぎる。雨の降る中遠くまで歩くのは面倒だし…慌てて「山せみ」の斜向かい路地すぐの「中村屋」に初めて行ってみる。
風情のある暖簾を潜ると、客はカウンターに1人静かに手酌をする人。女将?さんと若く元気の良い花番さん2名が「いらっしゃい」と迎えてくれ、22時が閉店時間だと念を押される。勿論了解し、長居はせず〆蕎麦他すべて一緒にオーダーすると申し出て通して貰う。
ということで、ササッと品書きに目を通して、キリン一番搾り中瓶¥650.-と熱燗1合(銘柄不明)¥570.-をそれぞれと、栃尾の油揚げ¥500.-を1枚。それから、せいろ¥730.-とかけ¥730.-各一枚を、お願いした。
栃尾の油揚げ¥500.- と お通し蕎麦味噌¥600.-
正直申しまして、結構な分量のそば味噌がお通しとして出てきて¥600.-/人数分は、ちょっと…。しかも、品書きの中の蕎麦味噌は税込み表示で¥560.-と知り…。(・・;)
せいろ¥730.- かけ¥730.-
以前、どこかの何かで読んだ記憶があり、品書きに見当たらなかった田舎や変わり蕎麦の事を聞いてみたら「それはずっと以前の事で、今の麺の種類は普通蕎麦のみです」とのこと。種物は、温冷とも10種類くらいずつ有り。
最近では珍しい全面喫煙可の店。
■住所新宿区神楽坂5-7■電話03-3260-1006■営業時間11:30〜15:00(L.O.14:30)/18:00〜22:00(L.O.21:00)■定休日日祝■アクセス飯田橋駅から神楽坂を上り、毘沙門天を越えて、大久保通りの手前の信号の小路を右に入ってすぐ。/牛込神楽坂駅から405m