茨城県内でも指折りの有名店ひたちなか市「手打ちそば 満志粉」で修行したご主人が、主に常陸秋そばを出す店を昨年11月に手練れの揃う蕎麦激戦区牛込神楽坂で開店した。この場所は、以前も蕎麦「丸屋」だった場所だし、数軒下は移転した「蕎楽亭」があった場所だし、すぐ上の交差点には、あの「志ま平」や「芳とも庵」が見えるし、その先にも「たかさご」があるという、ざっと見渡しただけでも有名店の名前がゴロゴロ挙がる凄いロケーションだ。
■■蕎麦
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30メッシュで振るった手挽き粗挽きせいろ¥1000.-を目当てに、ランチの時間に伺った。がしかし残念なことに、概ね10食位の限定だそうで、既に品切れ。
それではということで、恵比寿生ビール¥600.-で喉を潤し、ランチの「本日の日替わり御膳」を待つ。
御飯 小鉢 漬物 かき揚げがついて(とり肉 蓮根 舞茸)、最後の〆そばを、「もり・かけ・ぶっかけ」から選んで¥1000.-。蕎麦は常陸秋そばの新蕎麦だそうだ。
〆にかけを選んだ日替わり御膳 もりの麺
1.3mmに丹精に切られたどの蕎麦も、新蕎麦らしい青々としたフレッシュな香がし、のど越し良くとても美味しかった。けれど直射日光が燦々つ降り注ぐテーブル席で撮った写真は今一の様子に写っている。上手く撮れず、折角ご主人が一生懸命打ってくれた美味しい新蕎麦が、申し訳ない事に。その辺り差し引いて見て頂ければ…幸いだ。
酒の品揃えもなかなか魅力的。次は、手挽き粗挽き蕎麦掻きでも肴にして、ゆっくりと蕎麦前から楽しみたい。
■住所新宿区払方町15-4 ■電話03-5579-8199■営業時間11:30〜14:30(L.O.14:00) 17:00〜22:00(L.O.21:00)■定休日月■アクセス牛込神楽坂駅(大江戸線)から5分/市ケ谷駅(JR・東京メトロ)5出口から徒歩約7分