石臼の会蕎麦仲間が「行かない?」と、誘ってくれた市川蕎麦巡り2軒目。
ぬわんと!市川「いさと」さんから、腹ごなしにぶらぶら散策ということで徒歩移動。あちこち見ていろいろ話して、一人ではできない体験が出来てとても面白かった。
この写真は、道中国道14号沿いにあった「青面金剛」の文字が刻まれた「庚申塔」。本来身を慎むことから始まったが、時に人々が飲食する楽しい集まりになったと説明書きを見つけた。ほんとかなぁ、今の蕎麦仲間の集まりにも似てるかな?いやちょっと違うか。
さて、こちら市川「一茶庵」は店名が示す通りに、ご存じ片倉康雄門下。片倉さんの本によれば、店主山寺芳男さんは、バイク販売店を経営していた頃、出前用スクーターの集金に行った足利「一茶庵総本店」で食べた蕎麦に感激し、片倉康夫さんに師事したそうな。その後、三男片倉英晴さんの一茶庵西神田で修行し市川「一茶庵」を開業した。
また、市川「一茶庵」を師とする姉妹店によって発足した日本蕎麦の研究会、禅味会を主催。あぁ〜それから禅味会会員ではないけれど、あの牛込神楽坂「志ま平」さんが修行した店でもある。
■■蕎麦前
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まず、恵比寿ビール¥680.-で乾杯。お通しに「あげそば」。
ところで、今やあちこちのお店で見るこの「あげそば」は、こちら市川「一茶庵」で考案された。と禅味会HPに書いてあった。へぇ〜〜〜っ、こんなに身近なところで…と今回初めて知る。
鴨肝の山椒煮¥630.-
日本酒のアテとして、ピリリとした山椒の香り高く少し濃いめの味付けで、繊維質の肝が柔らかく柔らかく煮てある。今まで勝手な思い込みで、市川といえば行徳「新浜鴨場」と連想し、度々いつのまにか当然のように、この店で鴨の各種料理を食べてきた。初めて研究熱心な蕎麦仲間と一緒に来て、今更「あれ?そう言えば、何故ここで鴨だったんだろう」と。うぅ〜ん、今度お店の方のお手隙の時にでも聞いてみよう。
白鹿樽酒¥755.- 蕎麦味噌¥630.- そば串¥650.-
そば串は、蕎麦掻き団子を平らにしたような物にこんがり焼き目を付けて、田楽味噌のような甘辛いタレが塗ってある。なんだか良い感じ。
■■蕎麦
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おせいろ¥840.-
麺の太さは1.8mm弱くらい。つるつる、もっちり麺。
田舎¥840.-
麺の太さは3.0mmくらい。わしわし噛んで食べる蕎麦。
かけ¥840.-
おせいろの麺を台にした「かけ」。他に田舎の麺も選べる。甘汁のバランスの良さに、今回の蕎麦一番人気となる。
今回も楽しい蕎麦屋巡りに、ご一緒させて頂き有難うございました。台風のニュースを気にしつつ、お互いの無事な帰宅を確認し連絡し合える素敵な蕎麦仲間に深く感謝します。
このページの品書きの価格は、この日の税抜価格です。
■住所千葉県市川市南八幡3-5-16■電話047-378-1614■営業時間概ね平日11:30〜14:30/17:00〜20:00 * 土・日・祝11:30〜15:00/17:00〜20:00 ※季節などで若干時間変動があるので、要確認■定休日月・火■アクセスJR総武線本八幡駅 すぐ
いつも大変お世話になっております。
そして、いつもコメントを有難うございます。
highland さまの御蔭で、路地の奥…隅々まで道案内いただけ、
なんの心配もなく散策を堪能できました。
思い出深い楽しい一日、有難うございました。
すっかり味をしめました…今後ともよろしくお願いいたします。
店の佇まいが目に浮かび、鴨汁のつけ麺の旨さが甦りました。
6〜7年前の記憶では、駅に近いガード下のような場所の気楽な店と、落ち着いたいかにも蕎麦屋という感覚の店と二軒あったと思います。どちらも蕎麦はうまい。
私は、何故かこの駅近の店に行くと熱い鴨汁とシャキッとしたざる蕎麦でした。焼いたネギを出汁で鴨肉と煮込んだ相性の良さに、蕎麦はわが世の春を謳歌するようでした。
いつもコメントを有難うございます。
あまりに美味しそうな宵待庵さまのコメント。
鴨汁せいろを、ツツ〜っと手繰りたくなってしまいました。
特にこれからの季節、こっくりとした鴨汁は魅力的ですね。
今回は一番奥の座敷に入りましたが、
宵待庵さまがご贔屓にされていた頃と、今もまったく変わっていません。
下駄箱で靴を脱いだら、タイムスリップしたような気持ちになったくらい
あの、まんまです。