前回ブログ記事を書こうとしたら、店名から妄想がとめどなく膨らんで、あれやらこれやら馬鹿な事を書いた。そんな訳で、どぉ〜しても店名の由来を確かめたくなっての再訪。
■■蕎麦のコース
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まず、30数年来の付き合いの友人夫妻と4人で、お通しの蕎麦チップで生ビールをグビッグビッ・プハァ〜と飲んだ。ジョッキを置くと直ぐ、我が家の筆頭呑兵衛組頭が、いきなり予約したコース外で「青ねぎサラダ」¥500.-と夜限定カニクリームコロッケ¥680./個を追加注文してしまう。コースを始めようと準備していてくださるお店の方々が、最初の料理を運び込む前にだ。
コース外の「青ねぎサラダ」(前回の写真を流用)
同じくコース外の夜限定カニクリームコロッケの写真も撮り忘れ。結構ボリュームのある大きなコロッケです。
申し訳ないなぁ〜と思う私を余所に、筆頭呑兵衛組頭は嬉しそうに品書きを見つめ、コース外の品を更に追加し、魅力的な日本酒をオーダーする。こんなことなら、もっと品数の多いコースを選んでも良かったのか? いやいや、ソバが少しずつ3種食べられるところがいいんだな、このコースは。
ということで
今夜予約の¥2980.-のコースを取りあえずご紹介。
(1-3-6番は写真なし。以降コース外で別注文のものは、記事では割愛ということに。)
1.厚揚豆腐
外側カリッ香ばしく、中はふわっと熱々の厚揚げ。
2.小そばがき
超粗挽きの粒々蕎麦掻きも大好きだけれど、こんな風にソバ粉を、フワフワに空気を含むように掻いた柔らかな蕎麦掻きも、またとても美味しい。ソバそのものの味わいや、その若々しい香りがダイレクトに伝わって、ソバ粉の力が一番よく分かる。皆大いに気に入ってくれて「旨いっ!」と。
3.天ぷら(ブラックタイガーと野菜2点)

4.せいろ
この日の蕎麦は、穀物感があって味がしっかり乗っていた。1.5mmの麺の中には、細挽きに中粒もちらりほらりと散見されて、のど越しとのバランスも良く美味しい。
5.小にしんそば
ソバ3品目は、関東の甘汁のにしん蕎麦。これがまた、日本酒に合うのだぁ。と、〆まで来てもまだまだ飲んでいたけれども、そろそろラストオーダーの時間となる。
6.あんこ玉
こんな風にソバが3種類も入っている、全6品目¥2980.-の嬉しいコースだった。
久しぶりに会った旧友達なので、話に大輪の花が咲き、酒の杯が“参ったかっ!コレでもかっ!!”と次々に空けられ、写真をすっかりサッパリと撮り忘れる。辛うじて撮ったのは、ソバ3種。流石ソバリエと言うべきか、何というべきか…。
ちなみに、
〜〜^^〜〜〜〜夜のコースは他に2種〜〜
■¥4500.-
本日の3点盛り、豆乳豆腐、ズワイガニの茶碗蒸し
合鴨焼き、揚げそばがき、天ぷら(特大車海老・野菜2点)
蕎麦、 あんこ玉
■¥6480.-
8品から10品。おつまみ主体のメニュー。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■■店舗名、名づけの親は、実の親
■■ …それで?それから?
「いらっしゃいませ」と声を掛けてくださったカウンターのご主人に、店名の由来を尋ねると、笑顔で「開店の折、親父につけてもらいました」。うぅ〜ん、そうだったのか。うぅ〜〜ん、じゃぁ〜お父様は、何故どんな思いでこの名前を…と、地域の昔話まで持ち出してあれだけ妄想した私としては更に突っ込んで、ひょっとするとドラマチックな物語が隠れているのではないか!と頑張ると、ご主人は「さぁ…?」「竹やぶで修行したことがあるから…ですかねぇ」「一度聴いたら忘れられない名前だなぁと思って、すぐ気に入りました」と。
次々とお客が流れ込んできていたので、忙しいご主人にこれ以上時間をいただくことは憚られ、致し方なく予約の座敷に移動した。あぁ〜でも、うぅ〜〜ん、知りたいなぁ。
■住所千葉県市川市稲荷木1-1-14■電話047-377-5587■営業時間:平成26年4月1日以降変更になり、昼11:30〜14:00(14:15LO・14:45閉店)/夜17:00〜20:15(20:30LO・21:00閉店) ※蕎麦売り切れ御免■定休日水・第2火の夜(水が祝日の場合は、翌木が休み)。更に、江戸川花火大会の日(2014年は8月2日)、また店主勉強会の日など不定休有り。だからつまり、駅から遠いし、心配な場合は事前御問い合わせが無難。