2014年07月10日

最後の落合「遊」

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M氏よりのお誘いで、この場所での営業が今月限り、というので、最後の「遊」さんを楽しみ、名残を惜しみます。



現地に18時集合ですが、少し遅れて到着すると、玄関に一番近い和室に既に3人が集合済み、後もう1人で全員集合。ハートランドビールで、乾杯の予行演習です。



お店は予約で満員らしく、ひっきりなしに電話が入り、丁重にお断りする声が聞こえています。O氏によると、我々が帰る時点で、33人のお客さんがいたんだそうで、確かに満員です。でもそれは後の話し、まだお店には我々だけ。







縁側にもフルにテーブルが用意され、雨避けのシートが張られています。梅雨時はいつものこうだったのかなあ、何度も来ていますが、こんなのは初めて。これでは月は見れません、といっても11夜ですが




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先付けの5点盛りが届く頃に、遅れていた1名が到着。残っていたビールを注いで、本番の乾杯。先付けは鰹の生姜煮、自家製アンチョビ豆腐、おから煮、九条ネギ、ちりめん山椒の5種が並んでいます。これにはやっぱり日本酒です。




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石川の「宗玄」を2合頼み、それぞれに猪口を選び、片口から注ぎ、また乾杯します。うーん、旨いわ。酒が強くない方もいらして、みかんジュースをデカンタで取ります。

続いてだし巻き、3人分と2人分が時間差で出てくる頃には、他のお客さんが到着します。聞こえて来るのは、今月限りを惜しむ声。つまみを持ってきたお姉さまに移転先の情報をお聞きしますが、まだ決まっていないよう。小さなお子さまもいらしたはずで、そうはゆっくりしていられないので、心配なことです。


ハタハタとサヨリの一夜干し、野菜サラダ、カツオのたたきが出て、何故か店主が自家製のイカ煮を勧めに各テーブルを回っています。こういう光景はなかったなぁ。それじゃ、それを頂きましょう。



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途中、鳥取の「諏訪泉」を2合頼んで、〆の蕎麦。いつもながらの細打ちの茹でが固めの蕎麦。





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まだ新蕎麦じゃないのが残念ですが、いい蕎麦です。ここでO氏のお手製蕎麦スケールが登場。判定は1.5mm、もっと細いと思ってたけどそんなに細くはないんですね。蕎麦湯を頂いて、はい、お勘定。次はどこでこの蕎麦に出会えるのかなぁ。鴨鍋か山菜の頃までにはねぇ。


やや欠け月7月8日() 落合「遊」 いろいろ、4600円/22890円




〜 highland 〜





posted by 石臼の会会員 at 10:08| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 新宿・豊島・渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
highlandさま

時間がゆっくり流れているような素敵な風情、
美味しい蕎麦前と素晴らしい蕎麦仲間、
highlandさまの優しい御人柄にもぴったりのお店だったのに…これが最後とは。

次はどこでお店を再開されるのか、待ち遠しいですね。
Posted by 笑門来福 at 2014年07月10日 10:45
 気に入っていた店の一つが無くなってしまうなんて寂しいことですね、私にも良く分かります。
 蕎麦友と一緒に更なる店との出会いがある事を
祈念します。
Posted by 龍成 at 2014年07月11日 15:52
笑門来福さま

どこの蕎麦屋さんもそうでしょうが、都会とは思えないここの環境は素晴らしかったです。
同じような環境が見つかるといいですね。
Posted by highland at 2014年07月11日 17:47
龍成さま

1つのお店がなくなり、また1つのお店が出来る、方丈記ですね。
Posted by highland at 2014年07月11日 17:52
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