2014年05月18日

川崎・久地「とみくら」とエトセトラ

北信州・富倉という地域では、「オヤマボクチ」という植物の繊維をつなぎとして使った独特の蕎麦が打たれているそうです。
このブログでも何度か紹介されています。

その富倉出身の方が開いてらっしゃる、その名も「とみくら」という蕎麦店が、川崎は多摩川近く、首都圏JRとしてはローカル色あふれる南武線の、さらに置き忘れられたような佇まいの駅「久地」にあります。
駅舎(2007年9月2日)
  (C)wikipedia

実はその店、石臼の会会員・某氏の自宅の目の前。
今回はその富倉そばを味わって、その後当該某氏の家でエンドレス二次会になだれ込むという企みが成立してしまったのでした。

某氏夫妻を含む参加者は9名。
昼12時、政令指定都市とは思えぬこの久地駅前で集合の予定。
駅まで迎えに行った某氏談・・・
石臼の会の皆さんのことだから、早めに来られるだろうなと思って、集合の15分前に行ったんですよ。
そうしたら案の定。最初に現れたKさんとMさんは、1時間ほど駅の周辺を歩き回ったそうで(笑)。
ところがですよっ。その時ケータイが鳴って、『もうTさんと「とみくら」で飲んでるからぁー!』と事務局長から陽気な声が飛び出すじゃありませんか(苦笑)

やがて残る全員が揃って、いざ「とみくら」へ。
駅から多摩川方面へゆっくり10分弱。
予約していた店に入ると、座敷の奥で件のフライング2名は、ジョッキを空けて日本酒に突入していました。
DSC_0713s.jpg
8名揃い(1名は2次会から)ビールで乾杯。
各々、「もりそば」「鴨汁せいろ」(温かい鴨汁)、「ぶっかけ」(大根おろし)、「てんぷら蕎麦」などを注文して独特の富倉そばを堪能します。

オヤマボクチは、その葉を乾燥させて葉脈だけにしたもの
oyamabokuchi.jpg
つなぎとして使うときにはこれを煮て、
うーん、記者は酒が入ったため、聞いたけど忘れました。
詳しくはこちら

さて、メンバーの皆さんの実の目的は「オヤマボクチ」か「隣のボクんチ」かよく判らないのですが、二次会会場へ。
っと、その前に・・・。
DSC_0716s.jpg
いくらなんでも、すぐまた宴会というわけにはいかないので、腹ごなしに多摩川河川敷にある「パークボール」を楽しむことになっています。

パークボール」とは、ゲートボールのものに似たクラブでビリヤード球大のプラスチックボールを打つ、要はミニゴルフのようなスポーツ。なんと国際協会もあるそうです。
コースは1ホール30〜100m。
DSC_0719r.jpg
初めは「パターゴルフだろぅ??」と油断していた輩も、ホールを重ねるにつれてすっかりムキになって「闘った」ようです。コドモか!?

2組に分かれ18ホールを約2時間かけて勝負が決したそのあとは・・・、
DSC_0745s.jpg
この調子でエンドレスと賑わうのでした・・・。

・二次会参加のT氏は「ごま切り蕎麦」をご持参、釜前ももちろんご自分で。
DSC_0760s.jpg
・今朝挽いて来たという粗びき粉を持参、この場で十割蕎麦を打つTさん。
DSC_0746s.jpg
・お酒やつまみを持ち寄っていただきました。
DSC_0737s.jpg


読んでりゃ判ると思いますが、筆者=記者=某氏でした。
参加のみなさん、遠いところありがとうございました。

なお今回、石臼の会会長は別用で不参加。
石臼の会にとって、会長不在は極めて珍しいことです。
地団駄踏んだ会長のお声が聞こえて来たとか来ないとか・・・。


 〜〜〜  *  〜〜〜  *  〜〜〜


久地「とみくら」

■住所神奈川県川崎市多摩区堰3-16-11■電話044-813-0562■アクセスJR南武線久地駅 徒歩8




posted by 波 at 23:29| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ⇒神奈川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
痒いところに手の届くご配慮 お・も・て・な・しぶり
波さま 波さま奥さま 本当にお疲れ様でした。

どうりで「オヤマボクチ」も「隣のボクんチ」も
すごぉ〜〜〜く楽しそうっ!!です。
欠席が悔やまれます。

それにしても、先行飲みチーム2名といい
腹ごなしにゆったりのハズが、結構真剣に闘った面々といい
エンドレスパーティーでの質の高い蕎麦といい
いかにもいかにも石臼の会会員の企画ですね。




Posted by 笑門来福 at 2014年05月19日 08:57
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