定刻の10分前に到着したのですが、既に他の方は集合済み、まず目指すのは藤沢駅、ここでもう1台の車と合流します。いつもは混んでいる環八は渋滞もなくすいすい走ります。集合時刻の10時半に30分も早く到着します。もう1台は江東区から1人拾って、鎌倉のSさん宅に寄っての到着です。
日曜日の鎌倉は混むと言われ随分早くに出発Sさん宅でお茶を飲んでたんだって、優雅なことです。藤沢駅まで電車で来る方を待って、1軒目のお店を目指します。旅程では11時開店となっていますが、調べると11時半。50分も早くお店に着いてしまいます。車の中で待つしかないのか…。
■■茅ヶ崎市「氷室椿庭園」
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携帯の地図を見ると「氷室椿庭園」なるスポットを見つけます。ネットで調べると、開花時期だし、開園中だし、おまけに無料だし、風邪をひくと嫌だからというSさん1人を車に残して、そぼふる雨の中、庭園に向かいます。個人のお宅を茅ヶ崎市に寄贈されたそうで、椿の溢れる庭でした。
この他、椿の種類は200種以上におよぶ
ここで、うさこさんの呟き
氷室椿庭園に夫妻の育てた新種「雪月花」がありました。
”椿守夫妻の愛の雪月花” 遊卯作
三井不動産の元副社長だった方のお宅だそうで、奥さまが花、特に椿がお好きだったようです。遺族が相続すると税金を支払うため切り売りするしかなかったんでしょうなぁ。でも、メンテナンスにお金が掛かることを考えると、寄贈されてもなぁ、と思うのは貧乏人だからでしょう。お店に戻って、
■■茅ヶ崎 蕎房「猪口屋」
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前回の伊豆蕎麦紀行の帰途に寄ろう、と言っていて寄れなかったお店。今回は1軒目のとして訪問。居心地よくて長居をしてしまいました。
茅ヶ崎 蕎房「猪口屋」のページへ
※2013年9月より移転の新住所
■住所神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-3-18■電話0467- 55 – 9688■営業時間木・金・土・日・月 昼11:30〜蕎麦終了次第〆(14:30閉)/夜18:00〜21:30(L.O. 21:00)※火曜日は隔週〈第2、第4〉昼のみ営業、HPでご確認ください。■駐車場7台 ■小学生未満入店不可
ここで旅に掛かる費用+予備費で会費を徴収。いつも会計は私が任されていたのですが、前回、信州に行った時、初めて使途不明金が発生。基本は集めたお金で支払って、残ったお金を返す、これだけのことですから、赤字になることはないはずのです。家に帰って、精算すると、9000円も足りないんです。
旅程を見直して、つけ落ちしている所がないか、探しますが見つからない。結局、みんなに状況を説明をして、不問に付して貰いました。今回は別の方に交代を申し出ましたが、希望者はなく折衷案を検討、計算と支払いの分業制にすることにします。1人じゃなく監査役を入れることにします。
実はガソリン代の精算がややこしいのです。解散場所のガソリンスタンドで、実績に基づき、帰途のガソリン代を予測して、以降の高速代含め支払って、清算します。この計算を含め計算業務は、私がパソコンを使い、引続き実施。別の方が集金、支払いを行い、ポイントで残金をチェックという仕組み。
■■「蔵」から「土藤商店」へ
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予定していた観光スポットの江川邸、反射炉、蕎麦屋1軒も立ち寄りを中止、道の駅伊東マリンタウンでトイレ休憩をし、夜の二次会用つまみを買います。満開との情報が入っている河津の桜を見て、Y氏お気に入りで店を閉めずに待ってもらった「蔵」さんという甘酒&日本酒熱燗を頂き、一路南下します。
毎年寄っている「蔵」みやげ物屋。一杯の燗酒が旨い。
河津までは登り車線は車が途切れることがないくらいの混みよう。河津を過ぎると流石に車の数は減ります。宿近くの土藤酒店で二次会用の酒類の買い出し。
明治20年創業の土産物屋さん。土藤(つちとう)商店。
創業127年。下田で明治20年(1887年)から商いを続け、明治・大正時代にタイムスリップするかのようなオシャレトロな酒屋さん土藤商店。オリジナルラベルのお酒や拘りの地酒、下田ならではのお土産を、ギャラリーに飾るように扱っている。事前に連絡すれば、当時のまま残った貴重な郷土資料のような品々の説明もしてくれるので、学校関係の団体さんも問い合わせてみるとよいかもしれない。
そして宿に到着。18時15分前に着きましたが、18時からの食事には間に合わず、19時45分からの回になります。それじゃ、先に風呂へ。
みんなが食事に行っているからでしょう、風呂は空いています。これはこれでありでしょう。ゆったりとB1Fの風呂に入り、B4Fの洞窟風呂に移動。ここは完全に貸切り状態です。風呂から上がってしばし休息、40分に1Fロビーに集合、なのに1名が来ません。何と2F食堂前で待機中。
全員揃って、さあ夕食です。
マテ貝の香草バター風味
トラウトサーモンのマリネ
独活のサラダ
スープ
ポテトのクリームスープ・ビーツのエスプーマとベーコンのチップを添えて
魚
真鯛の紹興酒蒸し・刻み野菜とガーリック醤油
肉
仔牛フィレ肉と帆立貝のロースト
ワイルドライスと蟹のリゾットコロッケ
デザート
伊豆苺のやわらかムース (写真なし)
前回が和食でしたので今回は洋食。まずはビールで乾杯、和食だと日本酒に行くのですが、洋食なので必然的にワインになります。酒代はこっちの方が高くつくなぁ。食事を終えて、部屋に戻り、二次会。7名にしてはちょっと買いすぎたようで、結構余ります。
翌朝は日の出前に目が覚めます。ネットで日の出の時間を確認すると、一風呂浴びても大丈夫なくらいの時間があります。風呂から上がって日の出を待ちますが、昨日同様の曇り空でNG。ご来光は諦めて、1人で朝の散歩に出掛けます。イーストビーチにはもう数名のサーファーが出ています。
歩くだけでも寒いのに、ウエットスーツは着ているとはいえ好きじゃないと出来ないなぁと思いつつ宿を見上げると左手の方に桜が見えます。折角だからウエストビーチも少し見て、そこから1Fへの経路を探りますが、見つからず、エレベーターホールに戻りますが、ホールの扉に鍵が掛かっていて入れません。
見ると横にインターホンがあって、フロントを呼び出すよう。去年はこんなセキュリティシステムはなかったのに、何かあったんでしょう。何度か押して、やっと開けてもらい、1Fから桜のあった場所を探します。あります、あります。宿にも早咲き桜があったんですね。早起きは三文の得。
部屋に戻って、少しニュースを見て、朝食会場へ。朝食は和洋ともあるブッフェ形式。少しずつですが、食べたいものを取るだけで、お盆の上は一杯、これがまた美味しいんだなぁ。和朝食をメイン食べ終えて、今度は洋朝食をちょこっと。外を見ると、また雨が降っています。ああ今日も雨かぁ。
出発時刻までお土産を物色しつつ、フロントでのチェックを待ち、ラウンジでお茶を頂きます。ここで残金チェック、ピッタリです。出発予定時刻を若干過ぎて、「みなみの桜」を目指します。
「みなみの桜」
ここは前回来て、人が少なく、でも桜が綺麗で、次も来ようと行っていた所。菜の花畑を左に見て、駐車場に到着。
着いた頃には雨は上がっています。やっぱり、こっちの方がいい。風が冷たいので散歩は程々にして、記念写真を撮り、お店で、会社用、家用の土産を購入。この旅2軒目の蕎麦屋に移動。当初は「そば高」さんを予定していたのですが、当日は臨時休業中ということで、昨年も行った「竹安」さんに寄ることに。
途中、前回も寄った道路沿いの産直店「あずさ気まぐれ売店」にも立ち寄ります。
Sさんが桃の枝が欲しいので、取り置いて欲しいと連絡済。ここでも買いたいもの、特に魚関係が素晴らしいのですが、持ち帰っても料理をしてもらえそうにないので断念。開店時刻を少し過ぎて、お店に到着。
■■下田市須原「竹安」
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まだ駐車場には車の姿はなく、一番乗り。4人のテーブル席2つに陣取り……。朝食を食べたのによく食べますこと。
蕎麦屋詳細は、石臼の会ブログ内下田市須原「竹安」のページへ
■住所静岡県下田市須原1113-1■電話0558-58-0200■営業時間11:00〜14:00■定休日火水木金
予定時刻より若干早く、お店を出発、大室山方面に向かいます。大室山は以前は徒歩でも登れたそうですが、芝生保全(=法面保護)のため、リフトのみ稼働中。天気が良ければ登る価値がありますが、曇天のため展望が望めないため、割愛することになります。お腹を減らすにはどこかに寄らないと。
代わりに動物との距離が近いというシャボテン公園に寄ろうということになりますが、ネットで入園料を調べると1名さま1800円と偉く高いので却下。近くの「蕎仙」さんに直行。大室山付近は大黒山高原という名の通り周囲に比べ標高が高く、まだ残雪 があります。随分と降ったみたい。
■■伊東市 手打ちそば十割処「蕎仙」
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山里の小さなお蕎麦屋さん。始めて今年で10年!!! だそうです。まごころを伝えたくて、添加物は“ 愛”だそうです。すべてに美味しくいただきました。
蕎麦屋詳細は、
石臼の会ブログ内
伊東市十足
手打ち十割蕎麦処「蕎仙」のページへ
■住所静岡県伊東市十足329‐6■電話0557-45-6681■営業時間11:00〜15:00 ■定休日変則休日があるので、お店のHPなどでご確認ください。 ■完全禁煙 ■駐車場有(20台)
お店を出て、少し早いけど帰ろうということになり、一路集合場所の藤沢駅を目指します。ガソリンスタンドを見付け、ガソリンを満タンにし、燃費を計算、これから以降の走行距離、高速代を試算して、ドライバーにお渡しし、残額を調べると見事ご明算。6500円ずつ返金して、解散となりました。
今回の蕎麦紀行、天候には恵まれませんでした、いやいや、雨、曇天という天候に恵まれ、楽しい旅になりました。荻窪駅にも19時には到着、早目の解散。少し早かったので、私は三鷹駅南口のクラフトビール屋さんに寄り道。お土産として菜花をお渡し、ビールを1杯頂き、無事帰宅、と相成りました。
文:highland
写真・資料提供:シリウス Mic 興味津々 highland
ホテル夕食献立解説と一句:うさこ
確か私はまだ、洞窟風呂に入ってなかったし…
来年は、是非参加します。
猪口屋の蕎麦前と、蕎仙の蕎麦+クレープ…あ”〜食べたい〜〜っ。