2013年11月15日

2013 信州蕎麦紀行

恒例の石臼の会蕎麦紀行。今年は111011日、12日で秋深い信州へ向かった。参加者12名は、石臼の会調布蕎麦打ち会でお馴染みの「調布市文化会館たづくり」前に、8時半集合。献身的なドライバーの操る3台の車に分乗し、中央道を通って目的地へ。


長坂「翁」
 

 

まず、信州蕎麦紀行 蕎麦屋訪問1軒目 長坂「翁」には、1030頃到着。少し早めの昼食と相成る。

訪問の詳細は、石臼の会ブログ内 山梨 長坂「翁」ページ





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■住所山梨県北杜市長坂町中丸2205■電話0551-32-5405■営業時間11001500(売り切れ仕舞い)■定休日月。火は不定につき、要問い合わせ。

次項有お店のHP







次に向かったのが、こちら

サントリー「白州蒸留所」
 
日本の名水100選にも選ばれた尾白川の清流の地。深い森に囲まれた白州蒸溜所は、サントリー第2の蒸溜所として、1973年に開設された。「日本人の繊細な味覚にあったウイスキーを追求し、世界に通じるウイスキーをつくる」ことがテーマだという。ここで、お昼過ぎの嬉し楽しい工場見学(セミナー/ガイドツアー)に参加した。

サントリー白州蒸留所樽.jpg

敷地に入った途端、魅惑的な香りにつつまれる。所要時間は約60分で、PR映像を見てから、仕込みから蒸溜までモルト原酒を育む工程を見て回ることができた。

それに続き、シングルモルトウイスキー「白州」の試飲。最初の1杯は、蒸留所お勧めのハイボールで、2杯目希望者には好みの飲み方で振る舞われた。白州の味をダイレクトに知りたいシリウスさまや私は、ストレートで頂くことに。これに気をよくした私達が、直販のファクトリーショップで沢山の包みを抱えて帰ることになったことは、言うまでもない。



■住所山梨県北杜市白州町鳥原2913-1■電話0551-35-2211(電話受付時間:9001630)、他インターネットでも申し込み可能■休業日年末年始・工場休業日(臨時休業あり)■アクセス中央自動車道「小淵沢IC」より車で約15/JR小淵沢駅から白州蒸溜所・天然水白州工場までの無料シャトルバス有り/JR中央本線「小淵沢駅」よりタクシーでは約10/

   次項有サントリー白州蒸留所のHP






山梨銘醸株式会社「七賢」
 

14時頃、甲州街道に面した風情のある蔵に到着。建物の中に明治天皇の御巡幸の際の御宿泊所が、山梨県指定有形文化財として残っており、栄華が見て取れる。この辺りは甲府と上諏訪の中間にある宿場町で、諏訪、高遠、飯田の殿様達も参勤交代の折に通行するなど、とても賑わったらしい。

七賢.jpg


初代蔵元中屋伊兵衛は、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。寛延3年(1750年)ここ甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始めた。その後5代目の頃、竣工祝に「竹林の七賢人」の欄間一対を高遠城主内藤駿河守から授かったことが「七賢」の名前の由来。昭和57年(1982年)普通酒を廃止し、全製品を特定名称酒へ変更し今に至る。

残念ながら蔵見学はできなかったけれど、きき酒(1杯目は無料、2杯目から有料。30円〜)で幾つもの種類の酒を楽しむことができた。甲斐駒ケ岳の伏流水で仕込んだお酒は、清らかでキレのある味わい。

■住所山梨県北杜市白州町台ヶ原2283■電話0551-35-2236(代)■直営店営業時間9:3017:004月〜9月〉9:3016:3010月〜3月〉■アクセス中央自動車道須玉ICから約11km15/JR中央本線長坂駅下車タクシーで約15

  次項有蔵のHP

 



        車(RV)ダッシュ(走り出すさま)    車(セダン)ダッシュ(走り出すさま)    車(RV)ダッシュ(走り出すさま)




ホテルアンビエント蓼科
 

今夜のお泊りは、長野県北佐久郡にある標高1,530mのこちら。静かな湖面が美しい女神湖に面し、まぁ〜それはそれは綺麗な空気と水、そして素晴らしい紅葉。思わず深呼吸!してしまう素晴らしいロケーションに、うっとり。

チェックイン後、各自夕食までの時間を楽しむ。天然鉱石『光明石』を使用したお肌つるつるの『活性の湯』に、早速いい気分(温泉)ドボンの者あり、周辺散策の者有り、明日の工程チェックの者有り、売店チェックの者有り。

そして、お待ちかねの夕食。



バー  女神会席御献立

食前酒 自家製林檎酒

前菜 季節の珍味盛合せ.jpg

前菜 季節の珍味盛合せ



 


吸い椀 萩粉薯 松茸 青味.jpg

吸い椀 萩粉薯 松茸 青味

 

 

御造り 旬の魚二種盛り合わせ 手造り蒟蒻.jpg

御造り 旬の魚二種盛り合わせ 手造り蒟蒻



 



立科陣内産 岩魚温燻竹皮包み焼き.jpg

焼き物 立科陣内産 岩魚温燻竹皮包み焼き

杏羊羹 酢蓮



 



台の物 鴨朴葉味噌焼き.jpg

台の物 鴨朴葉味噌焼き



 



煮 物 科乃豚角煮.jpg

煮 物 科乃豚角煮




                   

 

揚げ物 豊穣豆腐

 

 

立科産米松茸御飯.jpg

上:香の物 三種盛り

 左:立科産米松茸御飯  右:合わせ味噌仕立て



 

水菓子 季節のもの

地酒も飲んじゃいました。佐久市
佐久の花酒造「佐久乃花」辛口吟醸。と、諏訪市 宮坂醸造「真澄」しぼりたて生原酒。お・い・し・いっ!!


 



それから、ホテル内で場所を移動して、るんるんカラオケカラオケ。
またまた、移動して(酒盛り…じゃなかった)蕎麦談義ぃ〜で夜が更ける。息を飲むほどに美しい満天の星を前に、極寒の中なんとか★をカメラに納めようと試みた勇者もいましたが、他殆どは眠い(睡眠)すやすやと眠い(睡眠)眠り中へ。三日月




一夜明け。晴れ
いい気分(温泉)風呂を堪能後の食事は、湖面を見渡せるダイニングスペースでの朝食和洋バイキング。900チェックアウト。

■住所長野県北佐久郡立科町大字芦田八ヶ野字女神湖975■電話0267-55-7711■アクセス車:中央自動車道「諏訪」I.C.から大門街道経由約40/上信越自動車道「佐久」I.C.から女神湖へ約50  電車:JR長野新幹線「佐久平駅」からの送迎バス(要予約。所要時間 約45)。 バス:新宿⇔蓼科リゾートライナーでホテル前まで。他にもいくつか送迎有り要問い合わせ。



         車(RV)ダッシュ(走り出すさま)    車(セダン)ダッシュ(走り出すさま)    車(RV)ダッシュ(走り出すさま)






折からの低気圧が大暴れしており怪しい雲行きの中、移動。百戦錬磨のドライバー3人も、ノーマルタイヤということもあり、向かう標高の高い場所での雲行きに心配顔。霙から雪に変わって降りはじめる。これでは、まるでスキー場だ。(って本当に冬季はスキー場だから。)旅程にあった「
竜王ロープウェイから紅葉を愛でる」は、悪天候により割愛。







竜王高原 蕎麦香房「山の実」
 


信州蕎麦紀行 蕎麦屋訪問2軒目のこちらに、1110頃到着。開店時間より早めであったが、お店に入れてもらった。訪問の詳細は、石臼の会ブログ内竜王高原 蕎麦香房「山の実」のページへ。


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■住所長野県下高井郡山ノ内町竜王高原■電話0269-33-7577■営業日 土・日・祝祭日■営業時間11301430■定休日水 ※平日(月、火、木、金)は事前予約のみ■アクセス車:関越自動車道練馬IC→上信越自動車道信州中野IC下車→志賀中野有料道路→R403で北志賀竜王高原〈約240km中央自動車道高井戸IC→長野道→上信越自動車道信州中 野IC→志賀中野有料道路→R403で北志賀竜王高原〈300km〉  電車:長野新幹線あさま〈1時間20分〉―長野駅。駅前より落合行きバス30分、竜王スキーパーク下車。シャトルバス10分(シャトルバス冬期のみ)

  次項有お店のHP



 


無事山を下りると

小布施「竹風堂」
   須坂「遠藤酒造場」

小布施「竹風堂」
でトイレ休憩&栗のお菓子やら何やら土産物を買って…いつもの長坂「遠藤酒造場」へ。恒例の試飲・購入タイム。こちらの酒は、江戸ソバリエ「石臼の会」の蕎麦打ち懇親会の部で、蕎麦前として頻繁に供される酒の一つ。蕎麦打ち会出席者の中に、熱烈な支持者が複数人いる。

 

またまた、大移動。

         車(RV)ダッシュ(走り出すさま)    車(セダン)ダッシュ(走り出すさま)    車(RV)ダッシュ(走り出すさま)







佐久市春日「職人館」
 

信州蕎麦紀行、蕎麦屋訪問3軒目。ちょっと迷って3台がバラバラになりながらも、なんとか皆1620頃に到着できた。訪問の詳細は、石臼の会ブログ内佐久市春日「職人館ページ



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■住所長野県佐久市春日3250-3 ■電話0267-52-2010 ■営業時間11:3015:00 ※16時以降は予約制 ■定休日水・木(祝日・GW・8月は営業) ■アクセスJR長野新幹線佐久平駅から車で約30/軽井沢から、車で小1時間

 



 


名残惜しく職人館を後にする頃になると、真っ暗になった外には大きな大きな星空が広がっていた!昨夜爆睡し、観られなかった幾百もの星が、今、手の届きそうなくらい近くに輝いている。うわぁ〜〜綺麗っ!それにしても、凄く寒いっ!




関越道を通って一路東京へ。

        車(RV)ダッシュ(走り出すさま)    車(セダン)ダッシュ(走り出すさま)    車(RV)ダッシュ(走り出すさま)

谷原交差点近くのGSにて、清算・解散。



 


最後になってしまったが、
毎年企画を練り、細かな配慮をもって蕎麦紀行の運営実行にあたってくださる江戸ソバリエ「石臼の会」会員の皆さま。特に、ホテルを段取りしてくださった龍成さま、献身的に長〜時間の運転にあたってくださったMicさま 興味津々さま mayumiさま、 会計作業などをも取り仕切ってくださったhighlandさま、そして、「あっちへ行きたいっ!こっちも行こう!」と騒がしい私の我儘を、優しく聞き入れてくださったご参加の皆さまに、心よりの感謝とお礼を申し上げます。有難うございました。
そして、来年も是非また、どうぞ宜しくお願い致します。

 



posted by 笑門来福 at 21:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒長野・新潟・山梨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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