2013年07月06日

新橋「和旬蕎 伍法」

平成233月開店。その年の秋だったか…開店の噂を聞きながら、そろそろ落ち着いた頃かしらん?と店を覗いたら、これが小さな店にギュウギュウの超満員!で、仕方ないと踵を返す私に、白衣を着た店主さん?が、店の外まで走り出て来て「今日は生憎満席でして、あいすみません。また、よろしくお願いします。」と、深々と頭を下げてくださった。その好印象に「いえいえ、また来ます。」とは言ったものの、なかなか伺う機会が巡らずにほぼ1年半。前を通りかかって、そう言えば…と思い出しリベンジ。

全部で156席。入り口直ぐ右側に石臼が鎮座しており、そこにソバ産地などの情報が掲げられている。この日は「茨城産」とある。常陸秋そばか?開店間際で時間が早く、先客なし。


 

蕎麦前


一番奥に通されて、


伍法 お通しとビール.jpg

まず、ビール¥600.-

お通し¥300.-は、鶏わさ+アスパラガスの和え物


素敵な器に細身のアスパラガス、シャキシャキとした歯ごたえも良く、二口で無くなる。鶏わさは、胡麻油の風味が円やか。ご主人は和食の修行歴が長いらしい。



グラスを置くと間もなく、ヒラヒラと目に飛び込んできたのが、しっかり冊子となった品書きとは別の“旬のお酒飲みくらべ 三種お選び下さい。 1000円”の文字。あちゃぁ〜!ダメ困るぅ。


「分かったっ!」何が分かったのか?というと、“三種お選びください”が、難しかったのだ。「じゃぁ〜全部、お願いします.」これが、すっきり簡単な解決方法だろう。うん。
ということで、


じゃじゃぁ〜ん。

伍法飲み比べ6種類.jpg

花番さんが、品書きと同じ順序に注いで下さる。楽しいぃ〜。さて、今日の私の一番は、千葉「不動」純吟無濾過生、で次は福島「星自慢」特純無濾過生原酒。あとは…えぇ〜と。


夏吟の文字を見ていて、夏の牡蠣(\550.-/1個)に目が行き、岩牡蠣を検討していたら、「岩牡蠣含んで旬の刺身を少しずつ見繕いましょうか?」と、すすめ上手な花番さんに乗せられて、つい。豪勢な一皿(¥2500.-だった)をお願いしてしまった。

伍法 刺身盛り合わせ.jpg

左上の岩牡蠣から時計回りに、ひらめ 金目鯛 水蛸 しめ鯖 そして、中央がイサキ。正直ちょっと多すぎ、頼みすぎでしたぁ。確認してから頼むべきですね。特に量は半分でよかったなぁ〜。他の手を掛けたツマミが食べられなくなってしまったもの。大反省。

そして、なんとかあと一品。
ジューシーにたっぷり出汁を含んだやわらかぁ〜な出汁巻玉子(¥?)。



蕎麦


 


伍法 しそ切り.jpg

しそ切り ¥950.-


緑ぃ〜。こぉ〜んなに濃い色のしそ切りは、うぅ〜んちょっと記憶にない。手繰ってみれば…見た目程にしそが強い訳ではない。穏やか。



二色(せいろ+田舎)¥900.-

まず、せいろ
伍法 せいろ.jpg

細打ちで、穏やかな風味あり。




 

食べ終わる頃合いに、田舎を運んでくださった。


伍法 田舎.jpg

太いくて固め噛みしめるタイプの田舎。香味は、見た目よりも穏やか。



この日の私は、「せいろ」が好きだった。基本の蕎麦は自家製粉石臼挽き二八。蕎麦や汁全体を一言で言い表すと、ご主人の蕎麦の修行先である本陣グループ風。緑、鮮やかなしそ切りの色とかも、本陣房さんでしょう? あぁ〜それに最後のお茶も美味しかったなぁ。美味しい蕎麦前といい…あまり敷居を高く感じなくて良い和食屋さんにも通じる、酒飲みに嬉しいお店。あっ、そうそう、お昼は夜の蕎麦より量が多めだそうだ。


■住所港区新橋4-6-2 中村ビル1F■電話03-3437-2244■営業時間月〜金 昼11:3014:30L.O.14:00) 夜17:0023:00L.O.22:30■定休日土・日・祝
(金曜日または月曜日が祝日の場合、土曜日は休業)
■アクセス
JR新橋駅 烏森口 歩5

次項有のHP


posted by 笑門来福 at 01:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千代田・中央・港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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