2013年07月05日

日本橋「やぶ久」

15時近くなって伺ったせいか、食事が終わりそうな先客が一人。蕎麦が出来るまで、4代目ご主人と世間話をする。「今日は、蒸し暑くって嫌ねぇ。こんな時は、「やぶ久」さんの熱々で辛〜いカレー南ばんを、ふぅ〜ふぅ〜言って食べて、元気に暑さを乗り切ろうと思って来たんですよぉ」と言うと、名物「つけカレーせいろ」と、ずっとずっと古くからある「カレー南ばん」の話になる。

カレー繋がりで、話があちこち飛んでいき、いつも変わらない笑顔のご主人は、小学館ビッグコミックに連載中の「そばもん」の絵とそっくりだと私は思うのに、ご主人は「いやぁ〜、わたしゃ そんな似ていないと思うんですけどねぇ〜。そうですかねぇ〜似てますか?」と江戸弁で。「あっ勿論そりゃぁ〜、実物の方がもっとずっと素敵ですけどねっ!」と言ったら、お互い大笑いになる。いいなぁ〜、こんな軽口も粋に流してくれる老舗って。大好き。

2009年12石臼の会ブログ記事より抜粋==小学館ビッグコミックに連載中の「そばもん」には、名物「つけカレーせいろ」¥997.-と絡めて、この4代目も登場している。ちなみに、著者山本おさむさんの描いた4代目高橋さんのお顔は、ご本人にそっくりである。== )


 

蕎麦


さぁ〜来た。

日本橋やぶ久 カレー南ばん 鶏肉だいが蕎麦.jpg


カタクリで粘度が高くなったカレーは、飛び散り注意。チョイスした鶏肉が、ふっくらとした火の入り具合で、浮かんでいる。美味しそう。



日本橋やぶ久 熱々の麺.jpg



やけどしそうに熱いカレー汁を一口。うん、スパイシー。「やぶ久」さんのカレーは、甘み抑えめスパイス多め、後口の辛さがスッキリとしていて、いわゆる蕎麦屋さんのカレーの定番とは、ほんの少し違う。



せっかく頃合い良く茹でてくれた細打ちの美味しい麺を、のばしてしまっては申し訳ない。熱々のとろみの中から麺を引っ張り出しては、どんどん手繰る。「はふぅ〜はふっ〜」言いながら、手繰っては、またカレー汁を一口。夢中で一気に…ふぅ〜っ。発汗デトックス?効果?&薬膳?なんでも良いや、美味しいんだから。

「辛口カレー南ばん」蕎麦は、鶏肉と豚肉が選べて、税込997円。夏にもおすすめ。








■住所中央区日本橋2-1-19■電話03-3271-0829■営業時間平日 11:0023:0022:30 L.O)、土曜日11:0021:30(L.O.21:00)■定休日日・祝 (金曜日または月曜日が祝日の場合、土曜日は休業)■アクセスJR東京駅 北口 徒歩4分、東京メトロ日本橋駅 B7出口 徒歩1分



posted by 笑門来福 at 11:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千代田・中央・港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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