日清食品のニュースリリース<新発売のご案内>には、
本商品は、明治十七年 (1884年) 創業の老舗蕎麦屋である「神田まつや」の監修を受けて開発した和風カップそばです。
「神田まつや」のそばは、江戸前の技を受け継いだ手打ちの麺に、甘辛く濃いめのつゆが特徴です。東京都の歴史的建造物に選定された情緒溢れる店内には、風格と気軽さが同居しており、作家や噺家など食を愛する文化人にも好まれ、テレビ、雑誌の取材も多く活気が溢れています。
本商品はその「神田まつや」の大旦那の小高登志氏、若旦那の小高孝之氏の監修を受け、本格感のある一杯に仕上げました。別添の七味には、実際にお店のテーブルに置いている「神田まつやのゆず七味」を採用。お好みでゆず七味の香り立ちをお楽しみいただけます。
さて、いそいそとお湯を沸かす。
ゆず七味の小袋を、ちょこんと乗せて
黒地に金文字で「鶏南ばんそば」と
蓋を開けてみると、コロンコロンと大きな鶏とねぎ
ここへ、ザァ〜と熱湯を
まつやの戸をガラガラっと開け、いつも優しい花番さんの声を聞いた…つもりになって、待つこと3分。
さぁ〜どんなかなぁ〜♪
お店の麺より、少し色が黒い感じがするなぁ。
お汁の色も…ほんの少し濃い目か。
ほい、ゆず七味を入れてぇ〜
熱々あちち、ほぉ〜っ。
まぁ〜カップ麺なんだし、そりゃぁ〜お店で手繰るのと同じという訳にはいかないけれど、なかなかどうして結構いけている。お店の「かしわ南ばん」を大胆にデフォルメして、ぎゅ〜っと濃縮させ、「えぃっ」とカップに纏めた感じで、満足感も大きく美味しい。香り高いゆず七味を添えてくれたのも、とても嬉しい。最後の一滴までお汁を飲み干した私には、日清のメニュー開発研究者の「どぉ〜だっ!これが甘辛の江戸前だぞぉ」という声が聞こえた気がした。
期間限定商品か?個数限定か?、スーパーの棚から消える前に、もぅ一度食べたい。