石臼の会では毎年秋に信州戸隠・菅平方面に美味いそばを求めて旅する「そば紀行」を実施して参りました。しかし今年からは、これまでお世話を頂いてきた中川さんのご事情もあり宿泊施設を変更せざるを得なくなりました。
そこで新たな「そば紀行」先として、次の訪問をメインテーマとして北茨城・奥久慈を企画いたしました。
@ まず、是非にと決めたのが奥久慈にある粗挽きの「色蕎茶遊荘・慈久庵」
A 予てから憧れの金砂郷そばと、「常陸秋そばフェスティバル」
B 町田から奥久慈に移住された石臼の会仲間「奥久慈山荘・宵待庵」を訪ねること。
昨年秋のこと、かねてから家内の希望だった奥久慈「袋田の瀧」を訪ねた折、途上にある「慈久庵」に立ち寄って食した、焼畑、石臼、粗挽きの美味いそばに出会って感動したものです。奇しくもそのそばは東京・荻窪「本むら庵」のものと透明感、口当たり、その香りといい、そっくりに思えました。後で知った事ですが、それもその筈、庵主の小川さまは「本むら庵」で修行されて世に出られたとの事、今もそのまま石臼、粗挽きそばを踏襲されていることを知った時、ご指導頂いたこともある往時の「本むら庵」小張庵主を彷彿し、懐かしさと嬉しさが込み上げてきたものです。


その時の宿は小川庵主にご紹介いただき、「竜神吊大橋」の傍の「竜っちゃんの湯」でゆっくり温泉に浸かったものです。この記事を後に石臼の会・ブログに掲載したところ是非との訪問希望もあり、いつかご案内したいと思っていた所でした。今回実現した「そば紀行」の第一の目玉とし企画しました。
次はかの有名な金砂郷から地名が変わった常陸太田市の「常陸秋そばフェスティバル」を訪問することです。昨年は3万人の人出もあって大賑わい、当日には日ごろ交流のある鵜の会も出店し寺西名人も打たれていました。かの達磨の高橋氏の出店ではせいろを戴きました。茨城県北振興室、宮崎氏に挨拶。

鵜の会 寺西名人

達磨 高橋名人
達磨 せいろ
「奥久慈山荘・宵待庵」を訪ねました。素晴らしい自然環境の中に自分で基本設計したという立派なお屋敷で庵主と再会し、行程上タイトな時間、篤い接待を戴きました。感謝・・・・。

その他、奥久慈往復の途中、酒蔵を見学し歴史的建築に触れ訊ね、知識を深め、試飲して楽しみました。

根本酒造・第20代蔵主 根本朗裕氏

木内酒造・会長 木内造酒夫氏
代暦にも名前にも感激です!
ただ、残念だったのは「慈久庵」で思いがけず3時間半も時間を要し「袋田の瀧」にご案内出来なかったこと。でもあの「慈久庵」に浸かったのだからいいか!とも!
今回、有志10人で車3台(興味津々さま、Kさま、Micさま車提供)に分乗し実施いたしました。お三方、運転もありがとうございました。
(シリウス記)

この度も楽しい企画を有難うございました。
参加者皆の希望を聞き入れ、優しい配慮を持って采配頂いた事
とても感謝しています。
お陰様で有意義で、美味しい旅ができ大満足でした。
それにしても、慈久庵のお蕎麦、美味しかったですね。
ご案内いただいて、本当に良かったです。
伝え聞くのと、実際行って見るとでは、感動が違いました。
常陸の国の土壌の話を聞きたかったのと、袋田の滝は
ちょっと残念でしたが、また次に訪れる良い口実になります。
有難うございました。
免許あります。(笑)
今年は蕎麦あまり取れませんでした。来年頑張るぞ。
コメントをありがとうございました。
ぜひ慈久庵を訪ねてみてください。
石臼、粗挽きのそばはきっと期待を裏切ら
ないで香りのどこしとも、その美味さに満足
させてくれることと思います。
近くに宿、竜っちゃんの湯、また竜神吊大橋、
袋田の瀧も近いところにあります。念のため。
siriusu拝