2012年07月19日

大船「九の井 本店」

例によって江戸ソバリエ仲間のさくらさまに、車でご案内いただく。こちら方面の素敵なお店訪問は、全て仲間を引き寄せる魅力のある彼女に、負んぶに抱っこである。




それぞれに蕎麦




私たちだって、偶にはお酒は無し!仲間それぞれに好みの品書きをオーダーする。





大船「九の井」 鴨せいろ.jpg
鴨せいろ¥1900.-




 



大船「九の井」 鮎そば.jpg

鮎そば(夏6月〜9月限定)





カメラ

おっと残念、鬼おろしそば¥1100.-は、写真が撮れていなかった。蕎麦の上に山盛りの粗くおろした大根。別小皿に揚げ玉も。





 

大船「九の井」 冷がけそば.jpg

冷がけそば(夏6月〜9月限定)









 

大船「九の井」蕎麦掻.jpg

蕎麦掻¥900.-


成型せずに、掻いたままのフワッと蕎麦掻。薬味にねぎ、山葵と大根おろし。熱々を生醤油か、辛汁で。





大船「九の井」 穴子そば.jpg

私がいただいた「季節の蕎麦―穴子そば(夏7月〜9月限定)」¥1600.-


優しい甘汁に細打ちのお蕎麦。

一目見て「おぉ〜大きな穴子が3本も!!」と歓声を上げた。けれど、実は大きな穴子は左奥の1切れで、左手前2枚は茄子でしたぁ(笑)、私の早合点に一同大爆笑!だって、この茄子・・・見えません?穴子に。「穴子がくるぞぉ〜」って、期待も大きかったしぃ。薬味には、ねぎと紅葉卸。





大船「九の井」 季節のそば品書き.jpg


意外なことに、季節(夏 限定)の3種類の品書中、冷たいと断りのある「冷がけ」以外は、熱々の甘汁「かけ」タイプのメニュー。

風を感じる涼やかな庭に囲まれた空間で、熱々の汁というのも、なかなか風流なのかも。それにしても何故、季節の品書きに値段を書いてくれないのだろうぉ〜。高級なお店だからかなぁ?





雑感




芸術家タイプに見えるお店のご主人に、看板の「古式 手打ちそば」という表示の意味を伺うと「いやぁ〜昔ながらの手打ちっていう程の意味で、特に特別なことじゃないんだけれども、カッコつけて言ってみたんだぁ〜。ハハハ(笑)」と、なんとも茶目っ気のある可愛らしいお答えが帰ってきた。アチコチに置かれた丁度品が、近寄りがたい崇高な芸術というよりも、柔らかで暖かな親しみを感じるものが多く、ご店主のお人柄を表しているようにも思った。



"手打ち蕎麦"を初め、会席料理、炭火ステーキ、しゃぶしゃぶを中心とした美味しい日本料理の食事もであるけれど、何と言ってもこちらで魅力的なのは、離れのように庭に点在するそれぞれの目的別店舗空間や、小山のような段差を利用した庭・設え、楽しいオブジェの数々だろう。空いているときならば、ちょっと散策気分で拝見してまわらせて頂くのも素敵だ。





大船「九の井 本店」

■住所神奈川県横浜市栄区田谷町1319■電話045-851-6121■営業時間11:3022:00 (21:00ラストオーダー)■定休日(月曜が祝日のときは営業)■駐車場40


■アクセス

電車/JR大船駅西口(観音様側)よりドリームハイツ行バスで「田谷」下車 徒歩3
車/国道一号線の原宿交差点から大船方面へ1.8km右側




なお

「九の井」は、伺った本店の他に、横浜店、玉川店(玉川高島屋東館)、大和店があり、またギャラリーや陶芸教室なども本店隣接地に併設している。



posted by 笑門来福 at 05:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒神奈川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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