2012年06月21日

「3個目の木鉢」報告@興味津々工房

今度は、直径50cm



20120620興味津々作木鉢3.jpg 









昨年から作り続けてきた3個目の木鉢 直径50cm(外径)が、ようやく漆塗りからあがって来ました。





 




自分で言うのもナンですが、なかなかの出来。仕上がりが、なかなかいいexclamation×2と思います。60cmに比べると、やはり小さいが(ひらめき10cm違うと、こんなにも 小さいかと改めて思う) 。しかし、これでも500gはもちろん、1kgも充分打てる大きさです。なぜか・・・。




形に工夫



20120620興味津々作木鉢1.jpg 









水回しの時、木鉢からソバ粉が飛び出ないように、反りあがるぐらいに深くしてみた。









木鉢内側の彫りの感じ、手()との感触からしても、ソバ粉と水の混ざり具合についても、デカイすりばち?みたいな・・・。言い換えると「デカイexclamationステンレスのボールが、そのまま内側に彫りが入った木鉢になったもの」とでも言いますか・・・。

水回しの時のソバ粉と水が、バリバリバリっと、手早く水回しができるようにと考え、彫刻刀での彫りも工夫しました。



50cm60cmを並べてみると



20120620興味津々作木鉢2.jpg






左手前が、今回作成の50cmのもの。

工夫しながら、
ぴかぴか(新しい)
今まで無い木鉢ぴかぴか(新しい)になりました。(ほとんど自己満足です。)














そして、まだまだ木鉢作ります


20120622原木.jpg 








ガレージには原木が1つ転がってます。










20120622作りかけ.jpg


作りかけが、仕事部屋に2つ。


鉋をかけたり・・・彫刻刀で彫りを入れたり。彫刻刀これが、大変な仕事!彫っててすぐ疲れます。そして、たまに鉋も彫刻刀、研ぐんです!これが、難しいんです!


宮大工は、毎日仕事終りに鉋・ノミは研いで終るそうです。「鉋百丁ノミ千丁」なんて よく言ったものです。




 



〜 興味津々 〜





ラベル:木鉢
posted by 石臼の会会員 at 09:09| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) |  蕎麦打ち道具作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいですね。
いいなぁ〜っ。良いっ!!

私も直径50cm位の大きさで、横の傾斜のグッと深い
木の厚みが薄めで軽く仕上がったものが
超・超・超、欲しいです。
私も木鉢作りにチャレンジしてみようかなぁ〜と羨ましく思いました。
(でも、やっぱり木鉢の自作は無理か・・・。
味噌汁のお椀も作れないのに・・・ですね。)
Posted by 笑門来福 at 2012年06月21日 09:43
興味深々さま先ほどはどうもでした。
きれいな〜鉢ですね〜。50センチで23万といったとこでしょうかねえ?いい仕事してますねえ〜。おいらが欲しいのは60センチ級で少し浅めがいいかなあ?
おいらも作りたくなりました。
Posted by iwana at 2012年06月23日 20:33
笑門来福さま
蕎麦を打つ方々に この木鉢で一度「そば打ち」をしていただきたいです!。
超・超・超、欲しいです。
って 言われると・・・。あ〜作ってあげた〜い と 思ってしまいますね・・・。

Posted by 興味津々 at 2012年06月25日 00:03
iwanaさま
ご無沙汰してます。
農業はどうですか? やはり 農業体験してみたいですね・・・。
木鉢 作ってくださいょ!自分の思いどおりの木鉢が出来れば 「そば打ち」も また楽しくなると 思います。
Posted by 興味津々 at 2012年06月25日 00:13
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