■住所北区王子本町1−21−4 無識庵「越後屋」別館2F■電話03-3900-5904■アクセスJR京浜東北線/東京メトロ南北線 王子駅 徒歩8分■営業時間平日昼11:30〜14:30 夜17:15〜21:30/日祝日昼11:30〜15:00 夜17:00〜21:30■定休日水・第3木曜日■寄席開催日時奇数月第二木曜18時会場21時頃迄(要予約)
11月9日(木)夕刻、第137回越後屋寄席に行ってきた。別館2階の階段を上がると女将が木戸銭を集めている。2500円で蕎麦ちょっと付き。別料金で蕎麦前に熱燗と鰤の粗煮、漬物の盛り合わせ 冷奴等を頼む。
〆の蕎麦がいつもは季節の変わり蕎麦だが、今回は9割の新蕎麦と案内状にあったので、予約時に「外一ですか?蕎麦粉の説明をして」とリクエストを入れておいたら、落語の開演前に坂場店主が解説を入れてくれた。
■当日の落語何回も続けて聞いていると、落語素人の私にも3人の演者の持ち味力量がだんだんに分かってくる。
生ねん 「道具や」
骨董屋という訳にもいかない、古道具露天商?を営もうとする間の抜けた少年と客の珍問答。客「この鉄砲はなんぼ」与「一本!!」客「この鉄砲の代(台)じゃ」与「樫(かし)です」客「金じゃ」与「鉄です」客「値(音)は?」与「ズドーン」
「生ねんよ大志を抱け」と勝手に応援している修行生の生ねんは、今回今一だったかな?声が良いから頑張って、レパートリーも12以上に増やしてね。と言っておきたい。
後の二人の噺は、得意な噺もタイプも全然違っているけれど毎回面白い。
柳家甚語楼 「小言幸兵衛」
小言が生き甲斐の大家人呼んで小言幸兵衛は、入居希望に来る者皆に難癖をつけ、非の打ち所のないような店子の入居も拒む。その噂を聞いた者が、どうしようもない奴として冷やかしに来たら、毎日小言が言えるからと喜んで入居を許す。
柳家さん生 「粗忽長屋」
浅草雷門の先で人集りの中、身元確認ができない行き倒れを見た男が、これは近所の熊だと言い出す。確認の為、何故か本人を連れてくるという。熊本人が来て、本人に間違いないと答え死体を引き取ろうとする。が、それじゃぁいったい自分は誰なのかわからなくなる。
字面にすると唯滑稽で馬鹿馬鹿しい噺なんだが、勢い込んで噺が始まると引き込まれて、そんな馬鹿なと思いつつ、つい笑う。
いやぁ〜落語っていいですね。さよなら。さよなら。さよなら。



笑門来福さんの蕎麦に対するきめ細やかな表現振りを見ていると,いつもながら関心させられます。今後も,どんどん書いてください。表現振りを勉強したいと思います。
新蕎麦を自分たちで打ってその場でゆで、いただいた事があります、まさに、挽きたて、打ちたて、ゆでたてをいただきました、淡い緑がかった蕎麦、うまい、すごい、絶品も絶品、こんなお蕎麦今までおめにかかったこと無かった。そんなことを思い出してました・・・。また落語・・・、たまには、ゆったりとした気分で聞くといいですよね〜。
益子の鈴木さんってことしか分かりませんでしたが、
興味津々さんのコメントで、
意欲的に蕎麦に関わっていらっしゃる鈴木さんの姿を
思い描けました。
細く繋がるお蕎麦のご縁って楽しいですね。
橘家蔵之助「ひょっとこ蕎麦」を手に入れました、蕎麦にまつわる落語、いろいろあるそうですが・・・ 「蕎麦の殿様」という落語があるそうです、しかしおそらくもう聞く事は出来ないだろう・・・と、落語に詳しい方が言ってました。内容を聞くとなかなかおもしろい話です。
そば。
ご近所仲間達で蕎麦関連の噺をお願いして、
「時蕎麦」をやってもらったことがあります。
スペシャルオーダーです。
こういうのってホントにお金じゃなくて
贅沢な時だなぁ〜と思いました。