2006年10月01日

「夢の島」の蕎麦畑

 江戸ソバリエ倶楽部から,江東区夢の島に4,000平米の蕎麦畑があり,今満開であるとの情報が入り,9月30日に行って来た。
 JR京葉線新木場駅で降り約10分程度歩くと都立夢の島公園である。公園の中に入ると,真っ先に目に入??????6.jpgるのがオレンジ色に 咲き乱れるキバナコスモス,コスモス街道を抜けると正 面に白い花が一面に咲き誇っている一角がある。そこが目指す蕎麦畑である。キバナコスモスを柵にし,小さな可憐な白い花が満開の蕎麦畑が視界に迫ってくる。??????1.jpg
 一本一本がまけじと小さな花を咲かせている。かなぶんなどの昆虫が花弁に群がり蜜を吸っていた。ここが埋立地であることなど知る由もなく,蕎麦は可憐な花を一所懸命咲かせている。
蕎麦畑の中に入り,蕎麦の茎が赤いことを確認したものの,腕を蚊に刺されてしまい,3か所ほど腫れ上がってしまった。
  その後,熱帯植物館の館長から話を伺った。館長は,茨城県金砂郷の出身,実家は??????4.jpg農家だそうで,その関係から,ここの空き地を利用して,実家から日立秋蕎麦の種を持ってきて蒔いているそうである。
  今年は816日に種子22キロを蒔き,10月14日に刈取り,21日に脱穀を行う予定とのことである。都合がつけば,体験してみたいと考えている。


場 所   東京都江東区 都立夢の島公園
連絡先  都立夢の島公園熱帯植物館管理事務所
TEL   03-3522-0281
2
アクセス 
徒歩 地下鉄有楽町線(Y24)・JR京葉線・りんかい線「新木場」下車 徒歩15分
バス 地下鉄東西線「東陽町」(T14)から都バス
    (東陽町-新木場、東陽町-若洲海浜公園)「夢の島」下車 徒歩7分
車   高速湾岸線「新木場インター」より5分 駐車場(有料)


     次項有「夢の島蕎麦振る舞い」2007年12月2日の記事を読む

posted by たけじん at 21:14| 東京 ☔| Comment(15) | TrackBack(0) | ■「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 まめに各地を駆け巡っていろいろな体験をして居られる様子に敬服します。

 秋葉原では一歩違いで磯田さんの蕎麦打ちが見られなかった事は残念でしたね。
 又の機会をお楽しみに・・・
           
                 龍成
Posted by 龍成 at 2006年10月03日 10:34
 蕎麦を本格的に勉強し始めたのは,昨年の認定講座からです。まだまだ,皆さんの域に達していないので,これからも,もっともっと勉強していきたいと思っています。どうぞご指導ください。
Posted by たけじん at 2006年10月03日 21:09
わぁ〜〜実りの秋ですね。
飛び込みで見学に伺っても良いのでしょうか。
脱穀の作業は、どこで行うのでしょうか。
Posted by 笑門来福(#^.^#) at 2006年10月03日 22:47
 公園ですから,花見はいつでも大丈夫のはずです。ただし,13日までです。
 脱穀は,畑でやるとのことでした。見学は自由だと思いますが,蚊に刺されない服装が必要だと思います。
Posted by たけじん at 2006年10月03日 23:51
刈り取りに行ってきました。
来週は脱穀で、12月2日(土)が試食会です。
Posted by highland at 2006年10月16日 08:13
私くしも蕎麦打ちをした後、急いでバイクで駆けつけたのですが、刈り取りが終わって、蕎麦が立ててありました、作業の人達ですかねトラックでちょうど帰るところでした。あの広さを何人で刈り取りをしたんですかね、ちなみに、わたくし達は21日が蕎麦の刈り取りです。埼玉県の坂戸です。
Posted by 生粉打ちO at 2006年10月17日 19:55
 14日は別の蕎麦打ち教室があって,刈り取りには参加できませんでした。刈り取りはどんな状況だったのでしょうか。
 21日の脱穀は参加する予定です。
 生粉打ちOさんの刈り取りの様子,是非ともお伝えください。
Posted by たけじん at 2006年10月17日 22:07
 脱穀に行ってきました。総勢30人前後,石臼の会T氏,霞の会M氏も見えておられました(刈り取りは100人くらいで,腰が痛くなた人が多かったようです)。
 まずは,脱穀場に刈り取った蕎麦を運び,三方にうず高く積みあげる作業から始まり,青ビニールシートの上におかれた脱穀機(大きめの金網に脚がついているもの)に,日ごろの鬱憤を晴らすように蕎麦を打ちつけ種子を落とす作業,これが延々と続きます。おかげで,翌日,二の腕の筋肉が痛くなりました。
 T氏は,午後からは日本酒の試飲会に参加の予定で,誘いの誘惑にこうじ切れず,脱穀作業を中断,午後は神田での日本酒の利き酒会参加に変更となってしまいました。
 21日は,脱穀作業も一部経験できたし,日本酒も堪能できたし,良い一日でした。
 それにしても,農作業は大変だなあと実感した次第です。 
Posted by たけじん at 2006年10月22日 20:36
たけじんさん、蕎麦の脱穀、お疲れ様でした。
刈り取り、脱穀とも初めての作業でしたが、何事もやってみないと判らないなあというのが実感です。何の仕事もそうですが、後工程のことが判っていればもっと違うことが出来たのに…。一巡して次には工夫を積み重ねる、蕎麦という文化の奥深さがよく判りました。
神田の日本酒試飲会、これも一見の価値ありです。興味のある方は来年一緒に行きましょう。
Posted by highland at 2006年10月23日 00:16
夢の島蕎麦刈り取り脱穀のようす見たかったですね、我々も一日蕎麦狩り、脱穀もいつもの通り行いました。今年は豊作ですね、どこも豊作なんでしょうね、天日干しをして、むき実ににして、いつもでしたら仲間で分けてしまうのですが、今年は粉にして、来月は少年院で蕎麦打ちです。楽しみですね。
Posted by 生粉打ちO at 2006年10月23日 05:54
夢の島の蕎麦刈り取りお疲れ様でした。

12月2日には場所柄、正真正銘「本場の江戸前蕎麦」が試食出来る事になりますね。

 楽しみですね。

 肥料が効いた蕎麦で、香りもさぞかし香しい事と思います。
 当日は裏方の手伝いに参加するつもりです。
Posted by 龍成 at 2006年10月23日 21:48
お蕎麦の試食はどうでしたか?
製粉の仕方 二八? 機会切り? などでだいぶ いやまるっきりかわりますから・・・

Posted by 興味津々 at 2006年12月04日 18:47
 12時過ぎに行ったら,試食用のお客様テントは満員でした。テントのはるか奥の方で,10数人の江戸ソバリエのメンバーが,蕎麦を湯がき,笊に盛っている姿がありました。その中に,当会Y会長,T事務局長の姿もありました。私は,お客さんに徹して,蕎麦を所望しました。
 お客さんの整理がいまいちで,私の前に座っていたおじいさんは,「もう20分も待っている。普通の蕎麦屋だったら,怒って帰っちまうところだよ。」と,私にぶちぶちと語りかけてきたので,お手伝いのお姉さんに声をかけて,すぐに持ってきてもらいました。
 しかし,そのおじいさんは,蕎麦を食べても「何だ。普通の蕎麦じゃないか。」と捨て台詞を残して去って行きました。
 ソバリエがやっているので,蕎麦はおそらく二八,手打ちであることは間違いないと思いますが,製粉の仕方は,石臼挽きではないと感じました。いずれにしても,外で食べる蕎麦は,うまかったです。江戸ソバリエの皆さんに感謝します,

Posted by たけじん at 2006年12月04日 22:09
刈り取り 脱穀など経験出来た事に感謝しての蕎麦の試食 考え深いものがあったのではないですか? 蕎麦の香り 蕎麦の味などを追求すると きりがないですね、自分たちが出来るとところは 限られてしまいます、どこかで妥協しないと・・・ でも テントで外でのお蕎麦それはそれで美味しいんですよね、江戸ソバリエの皆さんがボランティアで行かれてたんですか、ご苦労様でした、 お疲れ様でした。
Posted by 興味津々 at 2006年12月05日 22:40
奥の方にいたTです。準備万端とは言えない環境の中、初めてのことですから、いろいろと上手く行かないこともあり、随分とお待ちいただいた方がいらしたのは承知しております。200人の方に蕎麦を振舞うということがどういうことなのか、いい勉強をさせていただきました。来年もやるとのことでしたので、期待しましょう。
蕎麦はおっしゃるとおり二八の手打ちです。製粉は石臼挽きと聞いていますが、夢の島産の常陸秋ソバということを考えれば上出来だったと思います。打っている時は土地由来のユーカリの香りがプンプン、でも茹で上がりではほとんど感じませんでした。
天候にも恵まれ暖かい日でしたが、もり以外にかけがあってもよかったですね。実は舞台裏ではかけも試していました。これもなかなかよかったです。これも来年メニューに入るといいかも、問題はどんぶりの準備なんですが…。
Posted by highland at 2006年12月07日 08:23
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