JR京葉線新木場駅で降り約10分程度歩くと都立夢の島公園である。公園の中に入ると,真っ先に目に入るのがオレンジ色に 咲き乱れるキバナコスモス,コスモス街道を抜けると正 面に白い花が一面に咲き誇っている一角がある。そこが目指す蕎麦畑である。キバナコスモスを柵にし,小さな可憐な白い花が満開の蕎麦畑が視界に迫ってくる。
一本一本がまけじと小さな花を咲かせている。かなぶんなどの昆虫が花弁に群がり蜜を吸っていた。ここが埋立地であることなど知る由もなく,蕎麦は可憐な花を一所懸命咲かせている。
蕎麦畑の中に入り,蕎麦の茎が赤いことを確認したものの,腕を蚊に刺されてしまい,3か所ほど腫れ上がってしまった。
その後,熱帯植物館の館長から話を伺った。館長は,茨城県金砂郷の出身,実家は農家だそうで,その関係から,ここの空き地を利用して,実家から日立秋蕎麦の種を持ってきて蒔いているそうである。
今年は8月16日に種子22キロを蒔き,10月14日に刈取り,21日に脱穀を行う予定とのことである。都合がつけば,体験してみたいと考えている。
場 所 東京都江東区 都立夢の島公園
連絡先 都立夢の島公園熱帯植物館管理事務所
TEL 03-3522-0281〜2
アクセス
徒歩 地下鉄有楽町線(Y24)・JR京葉線・りんかい線「新木場」下車 徒歩15分
バス 地下鉄東西線「東陽町」(T14)から都バス
(東陽町-新木場、東陽町-若洲海浜公園)「夢の島」下車 徒歩7分
車 高速湾岸線「新木場インター」より5分 駐車場(有料)
「夢の島蕎麦振る舞い」2007年12月2日の記事を読む
秋葉原では一歩違いで磯田さんの蕎麦打ちが見られなかった事は残念でしたね。
又の機会をお楽しみに・・・
龍成
飛び込みで見学に伺っても良いのでしょうか。
脱穀の作業は、どこで行うのでしょうか。
脱穀は,畑でやるとのことでした。見学は自由だと思いますが,蚊に刺されない服装が必要だと思います。
来週は脱穀で、12月2日(土)が試食会です。
21日の脱穀は参加する予定です。
生粉打ちOさんの刈り取りの様子,是非ともお伝えください。
まずは,脱穀場に刈り取った蕎麦を運び,三方にうず高く積みあげる作業から始まり,青ビニールシートの上におかれた脱穀機(大きめの金網に脚がついているもの)に,日ごろの鬱憤を晴らすように蕎麦を打ちつけ種子を落とす作業,これが延々と続きます。おかげで,翌日,二の腕の筋肉が痛くなりました。
T氏は,午後からは日本酒の試飲会に参加の予定で,誘いの誘惑にこうじ切れず,脱穀作業を中断,午後は神田での日本酒の利き酒会参加に変更となってしまいました。
21日は,脱穀作業も一部経験できたし,日本酒も堪能できたし,良い一日でした。
それにしても,農作業は大変だなあと実感した次第です。
刈り取り、脱穀とも初めての作業でしたが、何事もやってみないと判らないなあというのが実感です。何の仕事もそうですが、後工程のことが判っていればもっと違うことが出来たのに…。一巡して次には工夫を積み重ねる、蕎麦という文化の奥深さがよく判りました。
神田の日本酒試飲会、これも一見の価値ありです。興味のある方は来年一緒に行きましょう。
12月2日には場所柄、正真正銘「本場の江戸前蕎麦」が試食出来る事になりますね。
楽しみですね。
肥料が効いた蕎麦で、香りもさぞかし香しい事と思います。
当日は裏方の手伝いに参加するつもりです。
製粉の仕方 二八? 機会切り? などでだいぶ いやまるっきりかわりますから・・・
お客さんの整理がいまいちで,私の前に座っていたおじいさんは,「もう20分も待っている。普通の蕎麦屋だったら,怒って帰っちまうところだよ。」と,私にぶちぶちと語りかけてきたので,お手伝いのお姉さんに声をかけて,すぐに持ってきてもらいました。
しかし,そのおじいさんは,蕎麦を食べても「何だ。普通の蕎麦じゃないか。」と捨て台詞を残して去って行きました。
ソバリエがやっているので,蕎麦はおそらく二八,手打ちであることは間違いないと思いますが,製粉の仕方は,石臼挽きではないと感じました。いずれにしても,外で食べる蕎麦は,うまかったです。江戸ソバリエの皆さんに感謝します,
蕎麦はおっしゃるとおり二八の手打ちです。製粉は石臼挽きと聞いていますが、夢の島産の常陸秋ソバということを考えれば上出来だったと思います。打っている時は土地由来のユーカリの香りがプンプン、でも茹で上がりではほとんど感じませんでした。
天候にも恵まれ暖かい日でしたが、もり以外にかけがあってもよかったですね。実は舞台裏ではかけも試していました。これもなかなかよかったです。これも来年メニューに入るといいかも、問題はどんぶりの準備なんですが…。