2011年11月24日

常陸太田市「慈久庵」

1120日(日)・21日(月)、秋深い紅葉の美しい茨城・奥久慈の里山の高台に立つ「慈久庵」を訪ねて参りました。

 

建物は「慈久庵」と言っても「庵」の雰囲気ではなく一見、洋風の趣深いお屋敷を思わせるような堂々と落ち着いた佇まいで迎えてくれました。

「慈久庵」の営業時間は1130分から1430分なので、常磐道をつかっての約200km余を4時間かかって14時に到着、店に駆け込むと日曜のせいか15人程の入店待ちの行列。店主から順番からすると、そばが売り切れ今日はダメとのこと。 

すごすごと退陣、近くの「竜神大吊橋」を見学して、宿にさがり翌日に備えました。

翌日は11時に訪ね一番客でした。以下、写真と共にコメントを加えさせていただきます。



慈久庵1.JPG



慈久庵2.JPG
堂々とした、たたずまいの「慈久庵」 




竜神大吊橋3.jpg
「慈久庵」から約500mの「竜神大吊橋」。
歩道橋としては、日本一(375m
 




小川店主と4.jpg
お人の良さそうな働き者の小川店主との記念の2ショット 



モダンな店内5.jpg
洋風レストランかと思わせるモダンな店内




薪ストーブ6.jpg
薪ストーブ 



焼畑自家栽培の刈ったままのそばが7.jpg
焼畑自家栽培の刈ったままのそばが措いてあった 





蕎麦


地ネギ天せいろ8.jpg

地ネギ天せいろ・玄蕎麦は、焼畑農法で自家栽培し、石臼で粗挽きに自家製粉したものなので、独特の透明感を生み、口当たりやさしく腰がある香り高いそば、と謳っているとおり、裏切られない素晴らしく美味いそばでした。また、ネギの天ぷらも美味しく、子供のころ覚えたネギの香りを彷彿させてくれる程でした。(1,700円) 





鴨せいろ9.jpg

「鴨せいろ」・肉が柔らかで美味しく、あの鴨肉とネギの香りのハーモニーが上品な旨味に加わっています。(1,800円) 





袋田の瀧



袋田の瀧10.JPG
「袋田の瀧」・「慈久庵」から約20km北にある三段の大滝。


袋田の瀧11.JPG

西行法師曰く、「この瀧は四季を通して四度展望しないと全体像が判らない。」から別名「四度の瀧」とも呼ばれているそうです。
常陸太田市大子町の「袋田の瀧」に行くのも、数年前からの家内の希望でしたので、とても良い旅になりました。



■住所茨城県常陸太田市天下野町2162 ■電話0294-70-6290 FAX0294-70-6291■定休日水・木曜日(祝日の場合営業・翌日休み)■営業時間11301430■アクセス車・常磐自動車道日立南太田I.Cより30分竜神大吊橋を目指し、その1Km手前/電車・JR水郡線 常陸太田駅より バス40分 もしくはタクシー20 


      次項有HP  

(シリウス記)
  
posted by 石臼の会会員 at 08:34| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒栃木・茨城・群馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご夫妻で美味しい蕎麦を食べにご旅行とは
素敵ですね。もぅ本当に羨ましいです。

私も、いつか訪れてみたい場所で参考になりました。
有難うございます。
Posted by 笑門来福 at 2011年11月25日 08:26
笑門来福さま
 コメントありがとうございます。
 慈久庵のそばが、荻窪・本むら庵の粗挽きそばに透明感のある姿・やさしい口当たりなど良く似ていると感じましたが、その訳があらためて慈久庵HPを拝見し納得しました。小川店主は31才から本むら庵で修行されて以来、本むら庵流の石臼粗挽き手打ちにこだわり、さらに店でのすべての作業を1人でこなすことによって、そのそばの気持ちを忠実に客に伝えたい、との信念に徹して
実行されている由。あらためて感動しました。HPをリンクして頂きあらためてありがとうございました。
Posted by シリウス at 2011年11月27日 18:46
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