著者:松本忠久
出版社: 丸善プラネット
発売日: 2011/10
このほど、江戸ソバリエ仲間でもある松本忠久さんの新刊が出版されたそうだ。蕎麦の歴史を勉強すると避けて通れない話、蕎麦と密接に絡み合う言わば兄弟関係?の「うどん・そうめん&和菓子」のルーツをテーマにした本で、豊富な文献と実験によって果敢に証明を試みているという。
松本忠久さんの新風舎「平安時代の醤油を味わう」、丸善プラネット「平安時代の納豆を味わう」を読んだ時も、身を持って実験に奮闘する様子がとても楽しく、その後直接「醤油について」の講座を受けるきっかけとなった。その経験からして、今回の「めんと和菓子の夜明け―索餅の謎を解く」も、是非読ませて頂きたいと思う。