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− 宮城・山形の蕎麦紀行 その2−
2 8月8日(火) 宮城県柴田郡川崎町 「そば山彼方」
仙台市内から国道286号線で山形方面へ向かう途中,釜房湖・国立みちのく湖畔公園の手前の道端に,「そば山彼方」(やまかた)がある。民家風の店,窓からは緑あふれる山々が見える。ここの蕎麦は,山形県産の「でわかおり」だけを使用し,石臼で挽いた細打ち,二八蕎麦の「山彼方」と国内産の蕎麦粉を殻のまま杵つき製粉した太打ち,十割の「田舎蕎麦」の二種類で,もりはすべて板そばであった。
私は,夏新そばの「山彼方」(1,050円)を頼んだ。腰もあり,のど越も良い蕎麦である。思っていたほど香りはなかったものの,蕎麦の色は鮮烈であった。汁も甘くなく,私にとってはちょうど良い味であった。
ここは,緑滴る山々の景色を見ながら,蕎麦を食することができる,都会では味わえない蕎麦屋である。
民家風の構え 窓から見た眺め 夏新そば「山彼方」
住 所 宮城県柴田郡川崎町大字支倉字滝ノ原45−1
電 話 0224−82−8550