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− 宮城・山形の蕎麦紀行 その1−
8月7日,仙台に帰省した。ついでに宮城県仙台市と川崎町,隣の山形県山形市,新庄市,天童市の計5店舗の蕎麦屋に行ってきた。
1 8月7日(月) 仙台市 そば処「家福」
仙台は,七夕祭りでごった返していた。七夕飾りが飾られているアーケード街をさっと通り抜け,目指す蕎麦屋へ直行した。
この蕎麦屋は,明治16年創業のそば処「家福」(かふく)といい,創業当初から庶民においしい蕎麦を安く提供しようという方針で,今でも,もり蕎麦一枚目は500円,二枚目以降は50円を追加するだけで,同じ量のものが出てくる。周りのお客さんも,重箱を7〜8段重ねて蕎麦を手繰っていた。
一枚の蕎麦は,4〜5回手繰る量で,それほど少ないわけではない。私も6枚注文し,750円であった。
店構え 一枚目 六枚完食
店員に質問したところ「山形産と北海道の粉をブレンドしています。つなぎの割合はわかりません」とのことであった。おそらく七三程度ではないかと感じたが,いずれにしても食事の蕎麦で,蕎麦だけで満腹になることは間違いない。これまでに,20枚平らげた人がいたらしい。最後に,パンフレットはないかと尋ねたところ「マッチならありますよ」と差し出してくれた。今どき,マッチを差し出す蕎麦屋があることに驚き,さすが仙台の老舗だなあと感じた。
住 所 仙台市青葉区本町2−14−6 家福ビル2階
電 話 022−222−0565