3 月 11 日午後 2 時 46 分ごろ、マグニチュード 9.0 を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生しました。 この地震により被災された方々に、心よりのご冥福とお見舞いを申し上げます。
江戸ソバリエ「石臼の会」では、被災地域に住む会員もおり、またいろいろな形でご交流いただいてる被災地域の方々とも、蕎麦のご縁で細く長く繋がっております。ところが、甚大な被害状況ゆえに、それぞれの方々の安否の確認が、なかなかできないまま時間が経過し、TVから映し出された壊滅的な被害を見ては、居ても立っても居られない気持ちです。
このブログに「宵待庵閑日記」としてご投稿くださった茨城(福島との県境・奥久慈)在住の石臼の会会員 宵待庵さんとは、震災から4日後にやっとメール連絡ができ、なんとかご無事であることを知りました。ご近所の方々と助け合って生活し、自衛隊による給水が来る迄は、沢の水で凌いだとのことでしたが、それでも、更に悲惨な災害地の方々を支援したいと仰っておりました。
石臼の会会員西立川「萱草庵」のご主人は、店で使っている石臼の会社「気仙沼工房」さんが、会社の建物を津波に流されながらも、ご家族・社員とも無事避難されたこと、気仙沼「平野商店」さんの社員の皆さんの無事も確認できたことなど知らせてくださり、
「貧乏そば屋の私ですが、微力ながら被災者の方々になにかできればと思っております。また、東京の蕎麦屋さんも、計画停電や放射能の風評被害やらの影響で営業がままならないお店が多々あるとおもいますが、ここでふんばらにゃぁ〜!被災者の方に負けてられません!がんばりましょう!ソバリエ皆様方、ご声援よろしくお願いいたします。」と、声を上げて下さいました。
大地震や大津波の被害だけでなく、東京電力福島第1原子力発電所の事故状況が、まったく予断を許さず解決までも長期化する中。被災された方々の為に、被災地の復興の為に、日本社会の為に、今自分にできることを精いっぱい行い、そしてそれを、なんと言っても長く長く続けてゆく必要があると思います。
私個人の事で言わせていただけば、積極的な節電、出来る限りの募金を続ける事、ボランティア活動、そして、巡り巡っての経済効果を期待して、蕎麦も沢山食べる事などを考えました。日本経済が縮小しないよう、微力ながらも貢献しなくてはなりません。蕎麦どころでもある被災地支援の為にも、蕎麦好きは、ご近所の蕎麦屋さんで美味しい蕎麦を食べましょう。しっかり蕎麦前も楽しんでお金を循環させましょう。
また、飲兵衛の私に直ぐできることとして、福島県のアンテナショップで美味しい日本酒を大人買いしました。ついでに味噌もジャガイモも葱も。幸運にも被災していない者として、がんばろう!と思います。
■■江戸ソバリエ協会では
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第8回認定講座受講者に対し、以下の対応を決定したそうです。
■地震の影響を強く受けられた方がおられます。
つきましては脳学レポートおよび舌学ノートの提出期限日を、平成23年5月9日(消印有効)に延長いたします。
■認定式につきましても、6月後半の(土)または(日)に予定を変更いたします。
そして、
■5月に開催されています神田祭は地震に関連して今年は中止になりました。しかし、恒例の「江戸蕎麦奉納」は、東日本大震災の復興を祈願して、以下の通り実施します。
場所: 神田神社(神田明神)
日時: 平成23年5月15日(日)
午前10:30 境内
お清め、お祓い
江戸流蕎麦打ち
午前11:30 本殿
江戸蕎麦奉納
お祓い、玉串捧げ、二拝二拍手一拝
※その他、江戸ソバリエ協会公式サイトでは、今後の予定についても随時告知してゆくそうです。
■■日本蕎麦協会では
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「第2回日本そばサミット」を以下のように延期したそうです。
開催日時:平成23年4月25日(月)開式 午後1時15分
会場:日本教育会館(千代田区一ツ橋2-6-2)9階「光琳の間」
交通:地下鉄神保町駅A1出口、徒歩3分