一応,このまま残しておきます,(平成19年12月)
川口「会津居酒屋 たかつえ」
「会津蕎麦屋 たかつえ」ではなく,「会津居酒屋 たかつえ」です。
場 所 埼玉県川口市川口1―1―1
電話番号 048−227−0227
営業時間 11:00〜15:00,17:30〜23:00(定休日なし)
交通手段 JR京浜東北線川口駅下車,東口右エスカレーターを降り徒歩10秒
テーブル四卓とカウンター席のこじんまりとした蕎麦屋であるが,その名の示すように,棚にはずらりと会津の酒が並んでいる。店名は,福島県南会津地方の高杖原に由来しているようだ。
メニューには,裁ちそば(もりそば)などといった具合に,会津の蕎麦を意識している。
店内正面 店内カウンター席
早速,もり蕎麦を注文。田舎そばではない。めんは中細で乱れがなく,非常に長い。最初機械打ちかなと思ったが,めんの断面が長方形になっていることなどから,手打ちであると思った。田舎蕎麦ほどではないが腰はあり,のど越しは良いが,香りはいまひとつ。汁も若干薄めの感じ。若い男性店員(残念ながら女性店員はいない模様)が言うには「毎日早朝,南会津の田島で手打ちされた蕎麦を三箱ほど送ってもらっています。そば粉6,つなぎ4の割合です。昼は蕎麦中心,夜は酒がメインとなります」とのことであった。
これが二八以上であれば文句はないのだが,経営上の問題でしょうか?
裁ちそば(もりそば・・・もりなのに,きざみ海苔つき) はっと
パンフレットの一品に,はっと気になるそば餅「はっと」なるものがあった。メニューにはなかったが,注文すると作ってくれた。パンフレットによると「はっとは,そば粉とモチ米粉を混ぜ,こねて練り,じゅうねん(荏胡麻やきな粉)をまぶしたもの,そのおいしさから,普段は「法度」,振る舞いの日だけは料理をしても良いことからきている名称らしい。切り蕎麦が誕生する前の料理方法で,モチ米の粉の混ぜ具合がおいしさのコツ。荏胡麻は縄文人の食文化に欠かせなかったもので,ほのかな野の香を聞き分けたい」とのこと。
その場で作ってくれるので,少し暖かい。確かに荏胡麻は一種言われぬ香りと味がする。これが野の香なのか・・・。
今度は,会津の酒を一杯やりながら,「はっと」を食べて野の香を満喫したいものです。
追記 看板は「会津居酒屋たかつえ」ですが,名刺は「会津のそば処・居酒屋たかつえ」となっていました。やはり蕎麦屋でした。
埼玉県のお蕎麦屋さんで、凄く美味しいのではっ?!!というお店をネットで発見しました。
で、我が「石臼の会」では、埼玉は何処へ行っているか見てみたら・・・。もぅ「たかつえ」では、お蕎麦を出してくれないのですか。残念ですね。蕎麦屋を閉店したのは、いつ頃ですか?
確か,昨年の夏くらいには,「そば」をやめたようです。ここの「そば」や「はっと」を食べたいなら,福島会津高原高杖に行くしかないのではないでしょうか。
ところで,京浜東北線さいたま新都心駅そばに,群馬県高山村の物産・観光をPRする民営の「高山村大使館」があります。ここでは,NPOそばネット埼玉の有段者が手打ちそばを一枚500円で提供しています。皆,素人なので,営業日は,毎週日曜日です(月によってやっていない日もあります)。
さいたま新都心駅のNPOのお蕎麦も面白そうですね。他の日は別の仕事をしつつ、日曜日だけお蕎麦屋さんやってるんですね。その新都心駅とは、埼玉新都市交通ニューシャトルの駅ですか?「伊奈中央」駅というところから行くお蕎麦屋さんが、すごく美味しそうなブログ書いてます。もぅ読んでると食べたく&飲みたくなっちゃうくらい。「さいとう」っていうお店なんですが、行きたいなぁ〜でも遠〜〜そうだなぁ〜と思ってます。
↓
http://sobakiri.exblog.jp/
ところで,さいたま新都心駅は,京浜東北線の大宮駅の一つ手前の駅ですよ。