そこで1月29日に開催された、石臼の会・八王子蕎麦打ち会(at 高尾の里そば道場)にて、この蕎麦粉を打って試食することになりました。
打ち手は、江戸ソバリエ6期生のIさん。
12月に届いていた蕎麦粉はやや乾燥が進んでいましたが、以下の通り見事に打ち上げられました。
届いた蕎麦粉
粗挽きです。見るからに難しそう。
水回しあがりはまるで花崗岩のよう
見事に丸出し
本のし完了
茹で上がりました
風味もバツグン
この日はつくね入りの温かいつけ汁でいただきました。打ち手のIさんは「手も震えた」と謙遜されましたが、この粉をあのように味わえるには、相応の技術が必要だということが判りました。
毎日これを何十人前と打たれる職人さんのすごさが改めて判ります。生産者様、打ち手様、場所とつゆを提供いただいたそば道場様、ありがとうございました。
一般に奥久慈蕎麦といわれる在来種だそうで、
丹精込めて育てたものを、手刈り天日干しし、製粉してくださったものです。
後日メーリングリストでも美しい花の頃の写真も送ってくださり、
心洗われる想いがしました。
何より、「無農薬、無肥料で蕎麦という草と遊んでみます」と仰る宵待庵さまが、
益々蕎麦にどっぷりと浸りながら、お元気でご活躍だということが、
とてもとても嬉しく、また同時に私にも励みになりました。
心より感謝します。有難うございました。