2011年02月06日

宵待庵さんの収穫蕎麦粉を打つ

このブログで「宵待庵 閑日記」でおなじみの、茨城県在住の宵待庵さんより、自ら今年収穫し挽かれた蕎麦粉が石臼の会に届きました。


そこで129日に開催された、石臼の会・八王子蕎麦打ち会(at 高尾の里そば道場)にて、この蕎麦粉を打って試食することになりました。


打ち手は、江戸ソバリエ6期生のIさん。
12月に届いていた蕎麦粉はやや乾燥が進んでいましたが、以下の通り見事に打ち上げられました。




   谷川さんの粉10  





届いた蕎麦粉







   
谷川さんの粉1

 



粗挽きです。見るからに難しそう。







   谷川さんの粉2


 




水回しあがりはまるで花崗岩のよう






    谷川さんの粉3







見事に丸出し




     
 谷川さんの粉5 

 













谷川さんの粉11


 


本のし完了









谷川さんの粉7     














谷川さんの粉6













谷川さんの粉8






茹で上がりました




   


谷川さんの粉9




風味もバツグン




    





この日はつくね入りの温かいつけ汁でいただきました。打ち手のIさんは「手も震えた」と謙遜されましたが、この粉をあのように味わえるには、相応の技術が必要だということが判りました。



毎日これを何十人前と打たれる職人さんのすごさが改めて判ります。
生産者様、打ち手様、場所とつゆを提供いただいたそば道場様、ありがとうございました。




 
posted by 波 at 15:11| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) |  八王子蕎麦打ち会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回、宵待庵さまが石臼の会メンバーの為に送ってくださった粉は、
一般に奥久慈蕎麦といわれる在来種だそうで、
丹精込めて育てたものを、手刈り天日干しし、製粉してくださったものです。
後日メーリングリストでも美しい花の頃の写真も送ってくださり、
心洗われる想いがしました。


何より、「無農薬、無肥料で蕎麦という草と遊んでみます」と仰る宵待庵さまが、
益々蕎麦にどっぷりと浸りながら、お元気でご活躍だということが、
とてもとても嬉しく、また同時に私にも励みになりました。

心より感謝します。有難うございました。
Posted by 笑門来福 at 2011年02月09日 09:41
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