2006年05月02日

王子「無識庵 越後屋」

最初は・・・やっぱり無識庵「越後屋」
寄席の日を「舌学」食べ歩きに入れてよいものかどうか・・・迷いつつ
「第133回柳家さん生越後屋寄席」の様子を一つ。

echigo-mrijima.jpg
↑江戸ソバリエ「うずらの会」I様が描かれた越後屋

場所 :無識庵「越後屋」別館2F
    東京都北区王子本町1−21−4
    電話03−3900−5904
    FAX03−5993−1340
    (JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅電車下車徒歩5分)

木戸銭:2500円(磯きり蕎麦ちょっと付き)
出 演:柳家さん生 柳家さん光 生ねん

さて、
真打に昇進し”三代目柳屋甚語楼”となる柳家さん光の噺も
期待しての参加でしたが、な・な・なぁんと肝心のさん光が、越後屋寄席を失念!
会場入りが大幅に遅れ、皆の記憶に残る?二つ目最後の寄席となりました。

まず
●坂場店主の本日のお蕎麦の説明
1年間52週間、毎週ちがう変わり蕎麦を出したとしても、
磯きり蕎麦は、上等で細かな細かな青海苔を練りこんで作る
香りを楽しむお蕎麦の代表格だそうです。
更科粉は、この香りを邪魔せず、独特の歯ざわりも楽しめて
変わり蕎麦に欠かせない蕎麦粉です。
(店で余った蕎麦に”磯の香りスプレー”をかけた・・・
なんて冗談も飛び出し、必要な人にはスプーン出します、と
いつもの事ながら、落語家顔負けの話術が冴えていました。
私たちソバリエにとっては、既に知っていることでも
なにかと楽しみな時間ですね。)
        ↓
●生ねん 大家の新築祝いで店子がご馳走を食べに・・・
     服装コードが羽織着用であることから・・・
    (うぅ・・・すみせんもうやだ〜(悲しい顔)内容を忘れました)
        ↓
※いつもだったら、ここで さん光の出番。
 でも、まだ会場入りしていなかったので、急場を凌いでさん生の噺へ
        ↓
●さん生 「提灯屋」
    町内に開店した提灯屋の開店サービスのチラシを見た男達が
    謎かけのような問答で提灯をせしめていく。
        ↓
※御蕎麦の時間
 本日の「磯きり蕎麦」も、細い細い江戸蕎麦仕様
        ↓

●さん光 「天狗裁き」
    昼寝で見た夢の内容を聞きたがる、女房 隣人 大家 お奉行
    天狗とのやりとり。責められて唸っていると・・・全て夢だった。

お後がよろしいようで・・・


   次項有王子「越後屋」 2006年11月9日の記事を読む
   次項有王子「越後屋」 2006年7月15日の記事を読む
   次項有王子「越後屋」 2006年5月15日の記事を読む
 

posted by 笑門来福 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 荒川・足立・北区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック