江戸ソバリエ「石臼の会」会員 小林尚人さんの論文が、季刊「麺の世界」No.19 2010 に掲載された。
テーマは、“「うどん」のルーツ論争を垣間見る―火種は中世にさかのぼる―”である。小林さんが、江戸ソバリエ・ルシック 寺方蕎麦研究会で、史実と照らしながら見聞きした「うどん」由来の諸説を比較検証したものだ。
ご参考までに「麺の世界」目次から一部を紹介してみたい。
特集 島原素麺
講演「伝統は革新の積み重ねだ」
〜パスタ参入に送る声援〜 奥山 忠政
島原手延べそうめん(須川そうめん)の変遷V
明治時代まで 嶋田惣二郎
究極の麺 「手延パスタ」 開発の狙い
本多 祥彦
座談会 「島原素麺の明日」
若手製麺業者は語る
古瀬 智裕・野中 孝徳
徳島県におけるめん文化 現状と歴史
植田 和美・渡遠 幾子・高橋啓子
火種は中世にさかのぼる 小林尚人
同時進行レポート
中国でのラーメン店開業を目指して 眺 明
新刊紹介
陳 優継
「ちゃんぽんと長崎華僑美味しい日本文化交流史」
奥山 忠政
など