メインイベントは前回の予告通り、Iさんによる「鴨せいろを食べよう」会でした。
鴨はフライパンで表面に焦げ目をつけ、スライスした上で再度スライス面を焼きます。
この匂いはもう、タマリマセン。思わず手が出てしまいそうです。
それより前から、鴨せいろ用の汁づくりが始まっています。
宗田節と本枯れで出しを取るところから始まる本格的なもの。
出しを取る時間は45分だそうです。
そうして作られた汁に、先の鴨のローストとざくざくと大きめが嬉しいネギが入れられ完成です。
これは本当に美味しかったです。
蕎麦はほかに、新蕎麦生粉打ち、ナツメ切り、腰の強いうどんも楽しめ、大満足でした。
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当蕎麦打ち会「石臼の会」に、盲人の方達のためのとある団体から、盲人の方達が蕎麦を打つことの可能性について検討するための協力要請がありました。
そのため、この日は団体の職員の方が蕎麦打ち会を見学。
いつの間にか、ご自分でもチャレンジされていました。
他にも1月に続き、「蕎麦の香気成分分析」を研究されている、日本獣医生命科学大学のO先生もゲストでご参加。今後の研究にご協力することとなりました。
さらにゲストのFさんは、燻製制作歴20年のスモークマスター。
話が盛り上がり、しばしの燻製セミナーとなりました。
さらに話は次回の調布蕎麦打ち会で燻製製作チャレンジをすることに!
お楽しみに。
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本日の酒は・・・
本醸造「直江兼続 愛」福顔酒造(新潟県三条)
「おでんでん」(徳島)
Perricoota shiraz collexion(赤ワイン)
国産韃靼そば焼酎「長命庵蕎麦焼酎」(小樽・北の誉酒造)
「梅錦」純米吟醸原酒(愛媛四国中央市)
「喜楽長」特別本醸造ひやおろし(滋賀東近江市・喜多酒造)
「蓬莱 しろとろとろ」
「誠鏡」超辛口(広島・竹原中尾酒造)
黒ラベル、スーパードライ、一番絞り
肴
ミミガー、海ぶどう、アボカドとツナの酢味噌和え、豆腐・しらす・ザーサイサラダ、メンマこんにゃく、イカとジャガイモの煮物、蕎麦味噌焼き、蕎麦あられ、栗きんとん、くさや、玉子焼き、味付け海苔、胡瓜の漬け物、そば焼きおにぎりなどなど。
爽やかな秋の一日でした。
鴨もお汁も、とても美味しかったです。
鴨を焼いている傍にいたので、たまらず一口つまんでしまったほど魅力的でした。
それから…残念なことに、なつめ切りを食べそこねました。
次の機会は巡ってくるかどうか…。
当日打った蕎麦を別の所に持参しましたが、下地充分で寝てしまい、蕎麦を茹でた記憶がありません。
挙句の果て、久々の朝帰りとなってしまいました。
なつめ切りはまた来年です!