2009年04月28日

研究機関誌「FOOD CULTURE」

food culture no.17.jpgキッコーマン国際食文化研究センター発行の研究機関誌「FOOD  CULTUREがこの度、経済産業省後援の第30回「2009日本BtoB広告賞」広告賞・PR誌の部門・金賞を受賞した模様だ。表彰式が65日との噂も聞いたので、これはきっと間違いない。

 
 バックナンバーも含めてそっくりまるのまま一冊がPDFファイルで読める研究機関誌として、とても有難い存在の「FOOD  CULTURE」は、既に17冊目になっている。 


 
とくに蕎麦好きとして注目していたのが 


  
No.16 2008.7.7発行 

       麺類ではじまるわが国の粉食史
   
禅宗僧侶が導入した麺類
   
寺方蕎麦…銀座長浦当主 伊藤汎 

      箸(はし)
  
監修:宮内庁御用達 (株)箸勝本店



   No.17 2009.1.20発行 

      麺類ではじまるわが国の粉食史(二)
   牛飼いも所有していた挽臼
      寺方蕎麦・・・銀座長浦 当主 伊藤汎

  お膳(食卓)の起源と変遷
  
監修:昭和女子大学講師 小川浩 

 


「石臼の会」ブログ内でも、学究肌の銀座長浦当主 伊藤汎さんのことには前にもチラリと触れたが、他にも箸のことといい、御膳のことといい、今までのソバリエ講座の内容にも通じる文章で、とても興味深く勉強になった。

日頃、その活動を有難い、素晴らしいと思っているものが、晴れて受賞すると聞きなんだかとても嬉しい。

posted by 笑門来福 at 18:45| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ■「脳学」レポート&著作物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本の文化として、蕎麦を研究されているのですね。
すごいですね。読むだけでもむずかしそうです。
でも、このような研究があって、ぶれないお蕎麦
(言い方変ですけど、感じとってください・汗)が継承され、
多少カジュアルになった私なんかがいつも食べるお蕎麦も
やっぱり美味しい、という流れなんでしょうね。
ああ、お蕎麦食べたい!
Posted by らんらん at 2009年04月29日 06:53
らんらんさま

いつもコメント有難うございます。
休日と言うのに、朝早いですね。
ひょっとして、もぅ一走りしてきたんですか?

日々研究・研鑽を重ね、美味しいお蕎麦を作ってくださる。
そして日本食文化の魅力を発信し続けてくださる。
ほんと有難いことです。
蕎麦っ喰いとしては、唯ただ感謝感謝です。

ああ、お蕎麦食べたい!
Posted by 笑門来福 at 2009年04月30日 07:41
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