蕎麦屋で手に入る小冊子北白川書房の季刊「新そば」No.133に、江戸ソバリエ認定委員ほしひかるさんのミレー「種を播く人」(そばをまくちち…とルビあり)という文章が掲載されていた。農夫画家ミレーの名画に着想を得て、あれこれ思いめぐらした蕎麦好きの文章だ。もとよりこの小冊子は、隅から隅まで蕎麦好きの関連記事でぎっしりと埋まっており、蕎麦屋へ行っては意識せず手に取り「日本全国つつうらうら、同じような蕎麦好きがいるんだなぁ〜」とムフフと笑ってしまい、蕎麦写真を見て涎が…なものであぁ〜る。創刊1960年ですから、いつの間にやら知らず知らず皆さん読んでいると思います。
事務局北白川書房によれば「東西の有名そば老舗店の会「新そば会」。季刊誌「新そば」は、「新そば会」によって発行され、全国のそば通から絶大な支持を受ける“そばの文化誌”です。だそうで。道理で毎号、江戸ソバリエゆかりのお店や文章が載ってるわけですわねぇ。
ちなみにNo.133のもくじ
世界最高所の蕎麦 … 三浦雄一郎
フランス人とおそばの美 … フランス・ドルヌ
ちょっとおそばにシリーズ(94) … 児玉清
そば通になりそこねた話 … 木田元
一筆にかける重さ … 松任谷正隆
そばはおいしい … 有吉玉青
ミレー「種を播く人」 … ほしひかる
シリーズ・橋33 … 作美善男
父の年越しそば … 林英哲
ぼくの藪そば物語 3 … 稲葉八朗
そばの旅兵庫・出石の皿そば … 種村桂介
拝啓ご麺
2009年03月16日
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