2009年02月10日

手軽に楽しむ乾麺

頂き物乾麺のセット
乾麺の蕎麦セットを頂いた。自分ではなかなか買う機会がなかったが、乾麺を手にしたら、やってみたい実験があったことを思い出す。大好きなブログ「ロマンは蕎麦にあり 永山寛康」で「そばを食べよう,打ってみよう」第10回/乾麺で気軽にそばを楽しもう という記事で読んだものだ。


 

この記事の調理法は、東京12チャンネル「レディース4」で「築地田村」の三代目田村隆さんに、美味しい蕎麦屋ということで永山寛康さんが紹介され、手軽に楽しめる蕎麦として番組中でも実演した昔から知っている人は知っている(当たり前?)調理法らしい。 

理屈としては……

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)以下は、永山さんのブログからぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

乾麺の食感が悪いのには理由があります。
生麺は麺に水分を多量に含んでいますから、釜の熱湯と水分による熱交換が素早く行なわれるために茹であがりが早く、麺表面と麺の中心部との水分量の差が、絶妙な喉越しの良さを作り出しているのです。一方、乾麺は釜の熱湯と時間をかけてしだいに水分を吸収していく麺のでんぷんとの熱交換麺ですから、表面は充分に熱が伝わって茹だっていても、どうしても芯まで熱が伝わりにくく、その食感はぼそぼそとしたものになってしまうのです。
そこで、おいしく乾麺を茹でるために一工夫します。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ということなのです。  


 記事を読み、番組を観て、「へぇ〜」と思っていた。でも、まぁ〜正直申しまして、普通に茹でる方法とそんなに違いがでないのではないかと、訝ってもいた。  

で、実験。
exclamation&question調理法詳細は、永山さんのブログでお読みください。詳細な手順、プロの解説、美しい写真は懇切丁寧で、私にこれ以上の説明記事は作れませんって。あせあせ(飛び散る汗) 
一束(180g)は、普通〜に茹でる。もう一束は永山さんの記事に従って、茹でる前に水に浸けて、茹で時間を短縮することにしてみた。


して、その結果。
んっ もぅ びっくり。全然違うではありませんかっどんっ(衝撃) 


もちろん、生の手打ち麺とは、別のもの。言うなれば、インスタントラーメンと生ラーメンの違いに良く似ているのではないでしょうか?ラーメンという名前は同じものの、それぞれ、別のものとして、それぞれの美味しさがある。乾麺の蕎麦と、生の手打ち蕎麦も別のもの。似て非なるもの。別の食品と思います。でも乾麺もそれなりの別の美味しさがあった。そして、同じ乾麺でもこの調理方法で茹でた方は、同じ乾麺なのにワンランク上がる。
たらーっ(汗)残念ながら、下手糞な私の写真では、見た目で茹であがりの違いはわからなかった。(ということで麺の写真アップしません。ふらふら 


ちなみに、私が本日実験に用いた乾麺は、えぇ〜っと、袋の裏を見ると「油屋清右衛門 信州一本挽き蕎麦」で、長野県長野市の山岸産業という会社のものだった。原材料名のところには、一番に“そば粉”が来て、次に小麦粉、小麦たんぱく、食塩と続く。ご存じの通り、分量の多い順に記載することになっている。まぁ〜流石に今日は蕎麦湯を所望する者はいなかったけれど、面白い実験ができました。

posted by 笑門来福 at 06:58| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒即席麺など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
手軽に楽しめる乾麺の記事読ませて頂きました。
理由を知れば誠にその通りですが、今までそれと気が付かず、普通の生めんと同じに茹でていました。
 以後改めたいと思います。
いい勉強をさせて頂き有難うございました。
 
Posted by 龍成 at 2009年02月20日 22:09
龍成さま

コメント有難うございます。
>以後改めたいと思います。
そんなそんな、とんでもございません。
試してみる程度、お楽しみ頂ければと…<m(__)m>。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 笑門来福 at 2009年02月21日 10:06
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