我が石臼の会々員Mさんが,昨年12月に西立川に「手打ち蕎麦 萱草庵」を開店されたと聞き及び,1月24日(土),会員11人で同店に押しかけ,お祝いを兼ねた飲み会を実施した。
午前11時半,JR青梅線西立川駅に集合,店主から,お昼の部は我々のために貸切りにする旨伝えられていたのに,既にお客さん二人がテーブルについていた。
何でも,ここで食べた天ぷらが美味しかったので,再び訪れたということらしく,優しい店主は断りきれず,入店を許したようである。
12時ころから2時間の予定であったが,日本酒も肴も大変美味しく,話も弾み,ついつい1時間も超過し,午後3時過ぎに辞去した。
未だ新築の香りがする店内,外から見える独立したそば打ち部屋,木をふんだんに使った内装,萱草の色に合わせた色調,しゃれた照明,壁に飾られた陶器類,いずれも落ち着いた雰囲気を醸しだしている。店主は,この店は私の理想郷であると語っていた。そういえば,萱草の花言葉は「理想郷」であった。
2 蕎麦前・肴
Y会長による挨拶の後,会長から店主に石臼の会有志によるお祝い渡された。ビールによる乾杯の後,肴がつぎつぎと出された。付け出しに揚げそば,鰊の棒煮,タコのカルパッチョ,栃尾の油揚げ,そばのニョッキ,天ぷら盛合わせ,お新香などなど大サービスであった。
日本酒もとにかく美味しい。超辛口の五禄(島根)を始めとして,小左衛門(岐阜),惣邑(山形),特注のまんさくの花(秋田),夜明け前(長野)を次々と注文した。やはり,石臼の会のメンバーは酒豪揃いであった。結局,当初の予算をオーバーしてしまった。
3 そば
最後に,Mさんご自慢のそばが出てきた。特注の二八と生粉の二点盛りである。色の黒いのが二八,少し白っぽいのが生粉である。二八は,少し殻と甘皮が混ざっている粉のようである。いずれも,もちもち感があり美味しかった。私としては,生粉うちの方が少し甘みがあり気にいった。
メンバーの意見には,生粉打ちの方は,もっと太めにした方がインパクトが強くなるのではないかとの批評が出てきた。さすがソバリエである。
4 店主・スタッフ
店主の話題などは,江戸ソバリエ倶楽部の会報に掲載される予定であるので詳細は省くが,店主は開店前に腕を骨折され,未だ完全に治癒されていないようであるが,医者からはそば打ちはリハビリにもってこいということで,治療を兼ねてそばを打っているようである。それにしても多いときは一日に6キロほど打たれるそうである。
なお,スタッフは,今のところ奥さん,親戚の方々とお手伝いさんで賄っている。現在アルバイトを募集しているとのことである。残念ながら,奥さんは風邪で休まれており,お会いすることは出来なかった。
(店主のMさんとスタッフの方々,本当に有難うございました。今後とも,お体を大切にして,商売に励んでください。我々石臼の会は,「萱草庵」の繁栄を影ながら応援しています。)以上
いかにも拘りのMさんらしいです。
いやぁ〜、参加できなかったことが、返す返すも残念。
第二弾訪問日が決まれば、必ず参加します。
あぁ〜でも、我慢しきれず、単独押しかけするかもしれませんわ。
ご一緒出来なくて残念です。
単独ででも押しかけられて,いつものすばらしいブログを書いていただき,萱草庵を応援してください。