蕎麦関連番組のご紹介。
平成21年2月21日(土)21時〜21時54分、東京12チャンネル「アドマチック天国」698回 東向島特集で、「寺方蕎麦 長浦」が取り上げられた。
御存じの通り、「長浦」はいわゆる“町方”の蕎麦とは違う、“寺方”を標榜している。禅林で麺類が開発される点心料理を現代流にアレンジして御賞味頂きます。日本人の食卓の原点 と。 単品メニューに加えて、饅頭、麺、菜、菓子、抹茶からなる室町期の点心を現代風にアレンジし、うどんは、室町期に食べられていた、葛を打ち込んだ葛粉麺、日本で1店長浦だけの1品 とも。
私はこの汁作りの紹介というふれこみに期待し注目していた。番組では何分間の時間を割いてくれているのだろう?辛汁の紹介だろうか?うぅ〜〜ん、多分、何と言っても代表的な品書きの一つ「妙興寺そば」の味噌ダレの紹介ではないかと、そうだといいなぁ〜と、期待が膨らみワクワクどきどき、TVの前で今か今かと待ち構えていたら…ほんの1〜2分で終わってしまった。
寺方蕎麦という説明と。出汁をとる大鍋に、大豆と昆布の映像がちらりと映り…おしまい。 東向島で8位とのことですぅ。うぅ〜がっくり。
参考
“妙興寺そば”は、細切りダイコンと透明感がありコシのある麺を和えた、尾張一宮にある妙興寺で食べられていた幻の味を再現したものだ。海苔と胡麻がたっぷ入り、味噌タレを加えた汁でいただく。薬味に葱、おろし大根、生姜。大根でさっぱりとするせいか、食欲のない時でもぺろり頂けるが、紅い塗り鉢で供される麺は、ちょっと見た目以上の量がある。
「長浦」の女将は、過去に我々江戸ソバリエのシンポジウムにご登板され、ご主人はこの2月に始まる江戸ソバリエ ルシック講座の講師。そしてその筋の方々?にも有名なのが、蕎麦に纏わるあれこれの膨大な研究&資料だ。極々一部が、 「つるつる文献集」としてHPに紹介されている。
2009年01月20日
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また 情報をお願します、楽しみにしています。
コメント有難うございます。
魚拓の素敵なカレンダーに書き込み
しちゃうのでしょうか?
掛け軸みたいに美しいので、
ちがうものにですね。きっと。
私も見逃さないように、
カレンダーにチェックしました。
何分間かけて、紹介してくれるのか…
じっくり見たいですけれど…さてどうなるのか。
ぜひ見ます。こちらは一週遅れで放映しますのでずーっと後になります。
一宮では今はないのでしょうね。
いつも笑門来福さんの博学には感心しています。
いつもコメント有難うございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。<m(__)m>
「長浦」は、学究肌のご店主が有名だったことは存じ上げていたのですが、
江戸ソバリエのシンポジュームで、
キリリとした和服姿の粋な女将を壇上に見てから、
なんだか突然親近感を持つようになりました。
ほら、あのニューメルサの中に入っている銀座支店は、
何かのついででも時間を気にせず寄れるし、
甘味もあるし、主婦同士の買い物にも便利じゃないですかぁ。
お洒落なtannteさまにも、お似合いのお店と思いますので、
帰京した際は「妙興寺そば」の味見がてら、
是非お立ち寄りください。
それにしても、アドマチック天国が汁の紹介に割く時間が気になりますぅ。
一瞬の出来事だったら、嫌だなぁ〜と思っています。